« 海外鉄道本紹介「将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情」 | トップページ | TGVが最高時速553kmを記録!! »

2007年2月11日 (日)

台湾鉄路に「太魯閣(タロコ)号」が登場

Simg_9791

台湾鉄道の最近の話題といえば、今年の1月5日に開通したばかりの台湾高速鉄道が目立ちますが、在来線にも注目の特急車両が登場します。

その名は「太魯閣(タロコ)号」

JR九州の「白いかもめ」に導入されている振子技術を採用。カーブの多い東部幹線の台北-花蓮間を現在より所要時間を30分短縮し2時間で結ぶ計画となってます。
車両は、日立製作所の笠戸工場(山口県)で製造され、昨年12月に台湾の基隆に上陸しました。
8両1編成で、3編成が納入されていますが、今年10月までには更に3編成が納入され、最終的に6編成48両となる予定です。
列車名の「太魯閣(タロコ)号」は、東部幹線沿線にある台湾を代表する景勝地「太魯閣渓谷」から名づけられた名前で、一般公募により決定されました。

営業運転は、春節の2月16日から臨時列車扱いで台北-花蓮を1往復する予定です。
しかし、残念ながら振子機能がまだ正常に稼動していないとのことで、振子を使用せず走行することから本来の性能を発揮できないばかりか、時刻表を確認すると、何故か現在最速の「自強号」よりも所要時間を多く要しています。
「太魯閣(タロコ)号」は将来東部幹線だけでなく、台湾高速鉄道と並行する西武幹線にも導入されるという情報もあります。早く本来持っている性能を発揮してもらい、台湾高速鉄道と良い意味で競争してもらえいたいと思います。

*写真は台湾在住のktkr様から、ご提供いただきました。

Simg_9790_1

Sp1020089

Sp1020082

« 海外鉄道本紹介「将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情」 | トップページ | TGVが最高時速553kmを記録!! »

(1.1)海外の列車」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

(1.1.4)台湾鉄路」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 台湾鉄路に「太魯閣(タロコ)号」が登場:

» 台湾 新幹線 開業 [cafe dairy]
台湾高速鉄道(たいわんこうそくてつどう、台灣高速鐵路、Taiwan High Speed Rail)は、台湾の台北と高雄とを結ぶ高速鉄道。略称は台湾高鉄、高鉄。 [続きを読む]

« 海外鉄道本紹介「将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情」 | トップページ | TGVが最高時速553kmを記録!! »

無料ブログはココログ