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2005年5月29日 (日)

415系国鉄色を門司駅で見かけました。

415moji

5月27日(金)の夕方、東京に帰るために北九州空港最寄り駅の下曽根に向かうべく、門司駅で日豊線直通の電車を待っていると、反対側ホームになんとも懐かしい色の電車が入線してきました。

415系と呼ばれるこの電車。
国鉄時代に作成された交直電車で、常磐線や九州各線で活躍している電車です。
JRになってからは、常磐線、九州ともに白い車体に青い帯の塗装に変更されてしまいましたが、数年前に旧国鉄色に戻された車両が登場しました。
旧国鉄色になった理由はわかりませんが、この塗装時代を覚えている世代のひとりとしては、とても懐かしく見入ってしまいました。

鞄からビデオを取り出し、出発シーンを撮影しました。
急な撮影だったため、逆光で良い画像になりませんでしたが、興味のある方に見ていただければ幸いです

門司駅を出発する415系旧塗装(動画)

2005年5月28日 (土)

これがきっと最後の「0系新幹線」乗車

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昨日(2005/05/27)、新倉敷から福山まで山陽新幹線に乗る機会がありました。
新倉敷の駅に入ってきた新幹線車両は、写真の0系新幹線。
既に東海道新幹線からは引退をしてしまい、大阪以西でしかみることの出来なくなった、新幹線開業当時からの面影を残す車両です。
塗装は現代風になっていますが、外観には特に変化がなく、今の新幹線にはない「まーるいお鼻」は健在です。
今回、九州と岡山の間を山陽新幹線で1往復しましたが、0系新幹線を見かけたのは、この列車のみで、確実にこの車両が減少していることを実感せざるにはいられませんでした。

昨日は、早朝6時台の乗車と言うこともあり、1両にお客さんが数人と言う状態で、久々の0系新幹線の旅をゆっくりと味わうことが出来ました。
この0系新幹線は数年後に完全引退することが既に発表されています。
活躍している車両も先記のとおりほとんどない状態で、山陽地区での短距離の「こだま」運用が中心となってしまった今、東京で暮らす私にとって、今回が最後の0系新幹線乗車になりそうです。

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↑0系新幹線の内装は、2&2シートで非常にゆったりしています。

<関連記事>
イギリスの列車7「ヨークの新幹線0系」
 2005年3月にイギリスに渡った0系を訪ねました

2005年5月21日 (土)

地下鉄に乗り入れる小田急ロマンスカー

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しばらくこのブログの更新を怠っていたところ、私にとって寝耳に水の鉄道ニュースがありました。それはこの記事のタイトルにある小田急ロマンスカーの地下鉄千代田線乗り入れが発表されたことです。

新聞記事やブログをはじめとしたインターネットサイトに既に多く紹介されていますが、2008年実施の計画で、千代田線の「湯島」から小田急方面へ、夕方の帰宅者を対象とした小田急ロマンスカーを運行。
現在運行中のロマンスカーは、車体サイズや運行システムの違いから、地下鉄に乗り入れることが出来ないため、小田急側で地下鉄乗り入れようのロマンスカーを新たに開発するとのこと。

いやいや、子供の頃から20年以上小田急沿線で生活し、ロマンスカーを見て育ち、乗り物好きになってしまった私にとっては、びっくりするニュースでした。
小田急ロマンスカーの他線乗り入れといえば、昔、小田原から伊豆方面が何度か話題に上っていたと記憶しています。
今回の地下鉄というのは、地下鉄の特殊性から全く想像できなかったことで、このニュースを聞いたとき、前日夜のお酒が抜けていなかったのに、一気に覚めさせるだけのインパクトがありました。

もっとも冷静に考えれば、夕方の帰宅者用のロマンスカー(ホームウェイ)が昔から好調なこと。小田急沿線の住民の流動として、千代田線への乗換え客が非常にに多いことを考えれば、今回のロマンスカーが千代田線に乗り入れることも決して考えられなかったことではないかもしれません。

でも今回の千代田線乗り入れようのロマンスカーを小田急が作ることに、ちょっと残念な気もします。
私個人の勝手な考えですが、この車両を千代田線を運営する東京メトロが作ってくれたのならば、東京メトロと小田急の信号装置だけでなく、東京メトロと乗り入れのあり、しかもレール幅が同じJR東日本、東武、東急、東葉高速等の信号装置も装備することが出来たのではと思うこと。
こんな車両があれば、東武日光発箱根湯本行きや、中央林間発会津田島行きも可能なのではと、夢物語が語れるのですが・・・

それにしても、この1年で「東武スペーシアの新宿乗り入れ」「相鉄線の新宿乗り入れ」など、数年前までは絶対に考えられなかった乗り入れが計画され、びっくりさせられます。
もっと鉄道が楽しく、そして便利になっていくこと。利用者の一人として、楽しませていただいています。

2005年5月15日 (日)

イギリスの鉄道ビデオ第2弾は
寝台列車「カレドニアン・スリーパー」

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イギリスの鉄道動画第2弾は、寝台列車「カレドニアン・スリーパー」
スコットランドのインバネスから、ロンドン・ユーストンまでの乗車中に撮ったビデオ画像を編集して紹介します。

ただし、もともとビデオを公開しようと思って撮影していなかったので、インバネス駅や車内のカットがないこと。
夜行列車ゆえに車窓が闇の世界で、駅構内以外の構図が撮れなかったなど、いろいろ不満はありますが、逆にこの列車(イギリスの多くの列車)ならでは出来た撮影として、駅を出発した後、乗車口の窓を開けて(扉ではない)カメラを外に出して、出発風景を収めています。

イギリスの多くの列車は、中から乗車口の扉をあけることが出来なく、乗車口の窓を下げて、外に手を出し、外から扉を開ける独特の構造があります。
このため、走行中の列車でも乗車口の窓が開けられるので、今回の構図を撮ることが出来ました。

短い作品ではありますが、20のカット編集してみました。
ビデオ作品から、イギリスの夜行列車の雰囲気を感じてもらえれば幸いです。

イギリスの寝台列車「カレドニアン・スリーパー」(ブロードバンドムービー館)

2005年5月10日 (火)

アメリカの高速列車「アセラ」が運休中

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アメリカ唯一の高速列車で、ワシントンDC-ニューヨーク-ボストン間の北東回廊線を最高時速240kmで結んでいるアセラ(acela)が現在全列車運休中という情報が入ってきました。
情報によると2005年4月25日以降、ディスクブレークに異常が見つかり、全20編成の部品交換が必要となり、今年8月ぐらいまで運休となったようです。
これによりアセラの代替列車として、アセラ登場前の主力列車「メトロライナー」などが運行されているとのことです。

アセラは私も2003年12月に乗車しました。
スピードはそれほど早くないものの、快適な車内に感激し、世界の列車の中でも好きな列車のひとつとなり、このブログのURLにも名前を使わせてもらっています。
ただアセラは技術的に開業当時から色々と問題があり、運営するアムトラックと車両メーカーので色々な対策が講じられていたようです。
今回の長期間運休がアセラにとって最後の技術的問題からの脱出となるように期待させて頂きたいと思います。

<関連記事>
アセラ エクスプレス(Acela Express)乗車記

2005年5月 8日 (日)

DVD鉄道ビデオマガジン レイルリポート

coverRRD90(レイルリポート90号DVD版)

鉄道関係のビデオやDVDを多数発行しているビコムと言う会社があります。
話題の列車や路線。そして想い出の鉄道など、実に多数のビデオ作品が発売されているのを見ると、動く列車を動画で見たいという需要が沢山あることを感じます。

このWEBLOGの本サイトである「ひとり汽車旅・のりものの旅」でも、訪問して頂いた方の足跡を調べてみると、多くの方が動画コンテンツを見ていかれていることが解ります。
やはり長文の旅行記や写真に比べ動画は、臨場感もあり、手軽に楽しむことが出来ることからインターネットコンテンツとしての人気が取れるようです。

そんな時代背景も考慮に入れ、私のサイトの動画コンテンツの質をあげる参考になるかなと思ったのと、GW休暇の余暇を堪能しようと思い、買ってみたのが写真のRRD90(レイルリポート90号DVD版)です。

このDVDには、最近の鉄道業界の話題を数分~15分単位にまとめた作品が8本程度収録されています。
「小田急ロマンスカーVSE」「さよなら、さくら、あさかぜ、いそかぜ」など、どれも非常に素晴らしい構図で撮影されたものが多く、素人の私の作品とは比べ物にならないぐらい高レベルです。(当たり前ですね・・・)

このレイルリポートは、年6回 偶数月21日発行されており、値段はDVDで2940円。VHSで2625円と、他の鉄道趣味誌に比べ少々値は張りますが、写真や文章では伝えきれない雰囲気を伝えられる情報系のDVDとして、面白い存在かもしれません。

私も今後、その内容によっては購入していきたいと思います。
海外の鉄道が紹介されることが多く、このblogを訪ねていただける方もチャックしてみてはいかがでしょう?

2005年5月 2日 (月)

碓氷峠のトロッコ列車「シェルパくん」動画公開!

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平成17年3月22日。廃止から約8年ぶりに碓氷峠に営業列車が復活しました。
JR東日本横川駅に隣接する「横川鉄道文化むら」の遊具施設の一部として、旧信越線の碓氷峠の下り線の一部区間を写真のトロッコ列車「シェルパくん」が走っています。

碓氷峠は平成9年9月30日の廃止以降も、レールや架線はほとんどそのままで残されており、現在でもレールはしっかりと横川-軽井沢間を結んでいます。
トロッコ列車は碓氷峠の途中区間に設けられた森公園交流館「峠の湯」までの2.6kmを約20分かけてゆっくり登っていきます。
運行区間の勾配区間は最大65パーミナル。碓氷峠の最大勾配が66.7パーミナルなので、トロッコ列車では現役当時の碓氷峠を思い出すには十分の急勾配を体感することが出来ます。

GWの1日。ビデオを片手にこの「シェルパくん」の雄姿をビデオに収めてきました。
本サイトのブロードバンドムービー館にて楽しんでいただければ幸いです。

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