地球の歩き方から「北米大陸鉄道の旅」発売される!
個人で海外を旅する人のバイブルとして有名なガイドブック「地球の歩き方」
私も20年ぐらい前から活用し、今でも海外に行く時には結構お世話になってます。
この「地球の歩き方」には、以前から2つの鉄道版が存在していました。
ひとつは「ヨーロッパの鉄道」。もうひとつが「アメリカの鉄道」を中心に編集したものです。
この鉄道版が2002頃に大きな変化をとげ「地球の歩き方 鉄道の旅」シリーズとしてリニューアルされました。
シリーズには、ヨーロッパ全体を編集したものの他、フランスやイギリス、スイスなど、1国に的を絞ったものも登場し、より詳細な記事が掲載されるようになりました。
ところが、このシリーズにはヨーロッパの鉄道しかなく、従来からの「アメリカの鉄道」編はいつのまにかに本屋の店頭から姿を消し、地球の歩き方のラインナップから消えていました
やはり外国の鉄道というと、ヨーロッパしか興味を持ってもらえないのだろうか・・・・
いつの日か、地球の歩き方アメリカ鉄道編が復活を願っていたところ、なんと今年の2月にヨーロッパ編と同様に「地球の歩き方 鉄道の旅」に「北米大陸鉄道の旅」として、パワーアップして復活していました!
発刊から、それに気付くまで2ヶ月もかかってしまいましたが、早速購入しました。
昔はアメリカ本土の列車だけが対象でしたが、今回はタイトルのとおり、アラスカ・カナダ・アメリカ本土の列車の旅が紹介されています。
通年運行の列車、ツアー列車のほか、グランドキャニオン鉄道や登山鉄道など、インターネットでもなかなか紹介されることない、コアな鉄道も紹介され、「地球の歩き方 鉄道の旅」シリーズの中ではもっとも充実しているのではと思える内容です。
本の中に掲載されている写真も、どれも美しく、北米の鉄道の旅 バンザイ! と思わず叫んでしまいそうなぐらい気に入りました。
北米の鉄道は、ヨーロッパの鉄道と比べ、気軽に乗れるものは少ないですが、巨体の列車に乗って、ゆっくりと流れる広大な景色を眺める旅はとても贅沢かと思います。
多くの方が、この本を眺めて、北米の鉄道に興味を持っていただけたら嬉しいと思います。
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