
今回のイギリス旅行で最後に乗ったのが「ユーロスター」
帰国日当日にロンドン-パリを「ユーロスター」で急ぎ足で往復しました。
ドーバー海峡を潜るユーロトンネルを経由して、ロンドン-パリ、ロンドン-ブリュッセルを結ぶ「ユーロスター」が搭乗してもう10年になります。
私は過去に鉄道旅行主体のヨーロッパ旅行を3度経験していますが、いずれも「ユーロスター」登場前の話し。
外国の鉄道旅行が趣味と言う割には、もっとも著名な外国の列車のひとつである「ユーロスター」に乗ったことないと言うのは、ちょっと恥ずかしい感じもしていました。
せっかくイギリスに行くなら「ユーロスター」も乗ってみたい。ということでイギリスの列車とは言えないかも知れませんが、乗ってきました。
何も最終日に「ユーロスター」国境を超えなくてもと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、最終日が日曜日であったっためこのような行程となりました。
実はイギリスの鉄道は日曜日の午前中はほとんど動かないのです。先に紹介したヴァージントレインに至っては、ロンドンを日曜日午前中に出る列車は皆無です。
そのため日曜日まではめいっぱいイギリスの鉄道を堪能し、最終日に日曜日でもある程度運行されている「ユーロスター」に的を絞りました。
私の搭乗予定の東京行きJAL403便のロンドン出発時刻は21時丁度。
これに乗るためには、ロンドン市内を遅くとも18時には空港に向け出発する必要があります。
つまり「ユーロスター」に乗ってパリまで行っても、18時までにはロンドンに戻らなくてはなりません。
最終日、私はロンドンユーストン駅近くのホテルを6時前にチェックアウトし、「ユーロスター」の始発駅である「ロンドン・ウォータールー駅」まで約40分かけて向かいました。
ウォータールー駅の窓口が6時45分オープンすると同時に、窓口のおばサンに片言の英語で「ユーロスター」のチケットを発注します。
残念なことに始発の8:05発パリ行きは満席でしたが、次の9:05発。そしてパリ発14:30のチケットを取ることが出来ました。
しかしながらこの行程ではパリでの滞在時間は1時間30分。
窓口のおばサンも「そんな短い滞在時間で良いのか?」と聞かれましたが、私にとってパリ・そしてフランスは10代のころ2ヶ月以上一人旅した土地であり、特に観光を予定しませんでしたので、1時間30分しかない滞在時間より「ユーロスター」に乗れるほうが嬉しかったです。

「ユーロスター」はこれまで乗ったイギリスの列車。そして世界中の列車の中でやはり最高級のサービスがありました。
1等車での食事がそれで、飛行機の機内食サービスのようにランチタイム以降の列車ではアルコール飲み放題付きの食事サービスが堪能できました。

パリまでは約2時間30分。
あっという間に付いてしまいましたが、続いてあっという間に帰ることに・・・・
生まれて始めて「通貨:ユーロ」も手にしましたが、約1時間の滞在時間中には、結局何も買わずに再び「ユーロスター」の乗客となってロンドンに発ちました。
【事前報告】
今回ユーロスターで1往復した際、ビデオで車窓風景、ユロースター同士のすれ違い、ユーロトンネル突入、ル・シャトルとのすれ違い、架線から第3軌条への切替など、結構おいしいシーンが沢山撮る事が出来ました。
近日中に編集の上、公開したいと考えています。
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