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2005年3月31日 (木)

イギリスの列車10「乗れなかった車両達」

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3日間という限られたイギリス滞在時間の中では、興味があっても乗れなかった車両がいくつかあります。
まずは、上の写真。ヴァージントレインの「ボイジャー」
ヴァージンの「ペンドリーノ」には、思いっきり期待はずれでしたが、この「ボイジャー」もイギリスに行く前から気になっていた車両。
「ペンドリーノ」がロンドンと地方都市を結ぶのが主目的に対し、こちら「ボイジャー」は地方都市間で活躍しているようです。
そのためロンドンでは見ることが出来ませんでしたが、ヨーク、エジンバラ、マンチェスターなどで見かけました。
車内の作りは「ペンドリーノ」と変わらないようです。

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ヨーク駅で上の「ボイジャー」近くに停まっていた車両。
初めてみる車両で、どこを走っているのかよく分りませんが、気になるデザインと風格です。

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「HST125」。
GENRで乗った「HST225」の先輩格にあたる車両で、旧イギリス国鉄の顔的存在だったと思います。
ディーゼル機関車が編成の前後につくプッシュプル型で、最高時速200kmを誇ります。
イギリス国鉄分割後、引き継いだ私鉄各社の色に塗装は変わりましたが、まだイギリス国内で多く見かけることが出来、遠くはスコットランドのインバネスやアバディーンの近くで、ロンドンへの直通特急として活躍していました。
写真はロンドン・パディントン駅で撮ったもの。

2005年3月29日 (火)

イギリスの列車9「ユーロスター」

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今回のイギリス旅行で最後に乗ったのが「ユーロスター」
帰国日当日にロンドン-パリを「ユーロスター」で急ぎ足で往復しました。
ドーバー海峡を潜るユーロトンネルを経由して、ロンドン-パリ、ロンドン-ブリュッセルを結ぶ「ユーロスター」が搭乗してもう10年になります。
私は過去に鉄道旅行主体のヨーロッパ旅行を3度経験していますが、いずれも「ユーロスター」登場前の話し。
外国の鉄道旅行が趣味と言う割には、もっとも著名な外国の列車のひとつである「ユーロスター」に乗ったことないと言うのは、ちょっと恥ずかしい感じもしていました。
せっかくイギリスに行くなら「ユーロスター」も乗ってみたい。ということでイギリスの列車とは言えないかも知れませんが、乗ってきました。

何も最終日に「ユーロスター」国境を超えなくてもと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、最終日が日曜日であったっためこのような行程となりました。
実はイギリスの鉄道は日曜日の午前中はほとんど動かないのです。先に紹介したヴァージントレインに至っては、ロンドンを日曜日午前中に出る列車は皆無です。
そのため日曜日まではめいっぱいイギリスの鉄道を堪能し、最終日に日曜日でもある程度運行されている「ユーロスター」に的を絞りました。

私の搭乗予定の東京行きJAL403便のロンドン出発時刻は21時丁度。
これに乗るためには、ロンドン市内を遅くとも18時には空港に向け出発する必要があります。
つまり「ユーロスター」に乗ってパリまで行っても、18時までにはロンドンに戻らなくてはなりません。

最終日、私はロンドンユーストン駅近くのホテルを6時前にチェックアウトし、「ユーロスター」の始発駅である「ロンドン・ウォータールー駅」まで約40分かけて向かいました。
ウォータールー駅の窓口が6時45分オープンすると同時に、窓口のおばサンに片言の英語で「ユーロスター」のチケットを発注します。
残念なことに始発の8:05発パリ行きは満席でしたが、次の9:05発。そしてパリ発14:30のチケットを取ることが出来ました。
しかしながらこの行程ではパリでの滞在時間は1時間30分。
窓口のおばサンも「そんな短い滞在時間で良いのか?」と聞かれましたが、私にとってパリ・そしてフランスは10代のころ2ヶ月以上一人旅した土地であり、特に観光を予定しませんでしたので、1時間30分しかない滞在時間より「ユーロスター」に乗れるほうが嬉しかったです。

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「ユーロスター」はこれまで乗ったイギリスの列車。そして世界中の列車の中でやはり最高級のサービスがありました。
1等車での食事がそれで、飛行機の機内食サービスのようにランチタイム以降の列車ではアルコール飲み放題付きの食事サービスが堪能できました。

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パリまでは約2時間30分。
あっという間に付いてしまいましたが、続いてあっという間に帰ることに・・・・
生まれて始めて「通貨:ユーロ」も手にしましたが、約1時間の滞在時間中には、結局何も買わずに再び「ユーロスター」の乗客となってロンドンに発ちました。

【事前報告】
今回ユーロスターで1往復した際、ビデオで車窓風景、ユロースター同士のすれ違い、ユーロトンネル突入、ル・シャトルとのすれ違い、架線から第3軌条への切替など、結構おいしいシーンが沢山撮る事が出来ました。
近日中に編集の上、公開したいと考えています。

2005年3月28日 (月)

イギリスの列車8「ヴァージントレインその2」

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ヨークの鉄道博物館で、新幹線0系を見た後、やはりどうしてもヴァージントレインの「ペンドリーノ」が乗りたくて、マンチェスター経由でロンドンに帰ることにしました。
ヨークからロンドンへは、GNERの特急でたった2時間の距離。まっすぐ帰れば17時すぎにはロンドンに戻れる場所です。
今回の旅行ではロンドン観光を全くしていなく、17時にロンドンに戻れれば、少しは観光が出来るとは思ったのですが、やはり私は鉄道旅行愛好者。ロンドン観光よりもヴァージントレインの「ペンドリーノ」を求め、迂回ルートでロンドンを目指すことにしました。

今回ロンドン発のヴァージントレインでは、運悪く「ペンドリーノ」以外の車両にあたってしまいましたが、その列車に乗ってすれ違うのは、悔しいことに「ペンドリーノ」ばかり・・・
マンチェスターに戻り、ロンドン行きを数本待てば絶対に「ペンドリーノ」に乗れる!
その想いだけで、ヨークからマンチェスターまで再び戻ってきました。

マンチェスター駅に着くと、やはりと言うかロンドン行きのホームには「ペンドリーノ」が停まっていました。
やっと乗れる!嬉しくて嬉しくて、そして少し興奮しながら、ロンドン側に連結されているファーストクラスに乗りこみました。

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ファーストクラスは、大きな木目のテーブルが目立つ落ち着いた雰囲気。
車両入り口の自動ドアには洒落たボタン、座席指定の有無を表すLEDが各座席に付き、そして座席にはイヤホン式のオーディオまで設置され、ハイテク満載な感じです。
程なく出発時間となりましたが、3両ある1等車には自分ひとりしか乗車がありません。

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しばらくして、女性の車掌がチケットを拝見にきて、こう告げました。
「ファーストクラスの乗客はビュッフェでコーヒーなどお好みのドリンクを差し上げます」って・・・・・
そうなんです。噂のヴァージントレインの機内食並の食事サービスは、「ペンドリーノ」でもおこなわれていませんでした。
それどころか、行きの希少価値な列車と同様。車内販売すら回ってこないのです。
1等車の車内には、サービスコーナーの跡らしきものがあり、きっと昔はここで乗客が好きなドリンクをチョイスすることが出来たのだろうと思うと、悔しくてなりません。
世界最高レベルの車内サービスがあると信じていたヴァージントレインは、食事どころか車内販売も回ってこない、ただ車両が新しいだけの列車になっていたのです。

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結局、飲まず食わずで、ロンドンユーストン駅に到着。
しかも私の乗った列車は、マンチェスター-ロンドンをまっすぐ進まず、途中で迂回するルートを通り、所要時間が4時間もかかりました。しかも途中からほとんどスピードが出ませんでした
憧れの「ペンドリーノ」には乗れましたが、こんなサービスが皆無な列車には、もう好んで乗りたいとは思いません。
期待していただけに、とても残念です。

*注意
平日ロンドンを発つ朝早い列車には食堂車マークがついているので、もしかしたらこれらの列車では、車内食サービスがあるのかもしれません。

2005年3月27日 (日)

イギリスの列車7「ヨークの新幹線0系」

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ロンドン・キングスクロス駅からエジンバラに向かう特急列車に乗り約2時間。ロンドンから約300kmのところに「ヨーク」という街があります。
このヨークに世界最大の鉄道博物館といわれている「国立鉄道博物館(ナショナル・レイルウェイ・ミュージアム)」があります。
この鉄道博物館が、JR西日本が所有する「交通科学博物館」と「梅小路蒸気機関車館」が姉妹提携したのを記念に、0系新幹線が同博物館に譲渡され、平成13年7月12日から展示公開されています。

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0系新幹線は、蒸気機関車の世界最高時速203キロの記録を持つ「マラード号」とユーロスーターのカットモデルの近くに展示されています。

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車内には14:30まで入ることが出来ます。
日本での活躍時代とほとんど変らない車内にいると、何故か日本にいるような不思議な錯覚に陥ります。
車内にはディスプレイが設置され、新幹線の生い立ちが紹介されていました。

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0系の前には、新幹線に関するグッズか沢山展示されていました。
制服、駅弁、記念切符、新幹線の模型など、ヨーク国立鉄道博物館のどの保存車両よりも充実した展示内容でした。

イギリスの列車6「イングランド中部を横断する列車」

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マンチェスターから、ヨークまでイングランド中部を横断する列車に乗りました。
この区間は途中のリーズを含め、短い距離に比較的大きな街が存在するため、旅客数も多く、30分おきに快速列車が運転されています。
この区間の列車を担当していたのは「ファースト・ノース・ウェスタン」
2両もしくは3両のディーゼルカーで運行され、その車両は「スコットレイル」と同じもののようです。
ただ今回は車内に1等席が見当たりませんでした。
こんなに短い車両でもしっかり車内販売は行われます。車内販売すら来なかったヴァージンよりもGOODです。

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車窓には「ピーク・ディストリクト国立公園」の小さな山とのんびりした風景が広がります。

2005年3月25日 (金)

イギリスの列車5「ヴァージントレインその1」

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今回のイギリス鉄道旅行で一番楽しみにしていたのは「ヴァージントレイン」に乗ることでした。
「ヴァージントレイン」とは、機内サービスで定評のある「ヴァージンアトランティック航空」等を運営するヴァージングループが運営する鉄道会社。
旧イギリス国鉄の分割民営化でヴァージンは、ロンドンから西海岸周りのスコットランドのグラスゴーまでを主ルートとする幹線の長距離列車の運営を引き継ぎました。

事前情報として「ヴァージントレイン」の車内サービスはとても豪華で、飛行機のビジネスクラス並みのサービスがあると聞いていました。
しかも最近はユニークなデザインの振り子型電車「ペンドリーノ」も大量導入したと情報があったので、この「ペンドリーノ」でその豪華な車内サービスを満喫しようと楽しみにしていました。
また幸いなことに最近になって、ロンドン発の特急列車は全て「ペンドリーノ」になったという情報もあり、はっきり言って、今回の訪英の最大のイベントとして考えていました。
選んだ列車はロンドン・ユーストン駅を8:40に出発するマンチェスター行き

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ところが・・・・・
ロンドン・ユーストン駅の出発案内板で指定されたホームに行くと止まっていたのは「ペンドリーノ」ではなく、どこか外見が古ぼけた車両。
「ペンドリーノ」じゃない!
そう心の中で叫んでも、出発までは10分程度しかなく、「ペンドリーノ」に乗るべく次の作戦を考える時間もなく、仕方なくこの車両に乗り込みました。

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今回も1等車に乗り込みましたが、シートは前回の「GNER」と比べ大差ありませんが、「GNER」にあったコーヒーカップも車内サービスメニューもありません。
出発後検札に来た車掌が言うには「1等車のチケットをビュッフェで見せればコーヒーをもらえる」とのこと。
つまりその程度のサービスしか行っていないようで、事実この後、車内販売すら現れない最悪サービスの列車でした。

「ペンドリーノ」なら、期待したサービスを体験できるのでは?
走る車内で、時刻表を必死に調べ、何とかその日のうちにペンドリーノに乗れる行程を必死に模索しているうちに終点マンチェスターについてしまいました。(約3時間かかるのですが・・・)

でも、この列車。イギリスの鉄道好きには結構貴重な列車だったようです。
実は私の乗った1週間後(2005年3月27日)からダイヤ改正が行われることになっており、おそらくこの車両は「ペンドリーノ」に取って変られるように思われました。
そう思わせるぐらい、終着マンチェスターのホームの端には鉄道愛好者が、この列車に熱い視線を送っていました。


2005年3月24日 (木)

イギリスの列車4「カレドニアンスリーパー」

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イギリスは南北に細長い島国です。
そのためロンドンからスコットランドの首都エジンバラまででも632kmしかないため、寝台列車は2本しか存在しません。
ロンドンからエジンバラを結ぶ1本と、もう1本は同じくロンドンとインバネス・アバディーンを結ぶもの。
どちらの列車も「カレドニアンスリーパー」と呼ばれ、スコットレイルの車両で運転されています。
今回の旅行では、インバネスからロンドンまでこの列車に乗ってきました。

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車両は夜行列車だからでしょうか?車体は青を基調とした斬新?なデザインが施されていますが、決して新しい車両ではないようです。
インバネスからの編成は先頭からディーゼル機関車+寝台車が6両+バー1両+座席車1両の構成。
途中駅でアバディーンからの編成を併結し、長大編成となってロンドンに向かいます。

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寝台車に乗るときはホームにいる乗務員に切符を見せてから乗り込みます。
乗務員は名前入りのリストで乗客をチェックし、朝食の飲み物を聞き、リストにチェックを入れます。
指定された部屋に入ると、シングルユースを希望したのに何故かベットが2段用意されていました。
乗務員が来たら上段ベットをたたんでもらおうと思いましたが、乗車時にチケットのチェックが終わっているため、来ることがなく、私も座高が決して高くないため、そんなに不自由もなく、結局ロンドンまでこの状態でした。

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ロンドン到着1時間前(7時)に待望の朝食が部屋に届けられました。
この列車の寝台車には朝食がサービスがあり、それこそ期待していたのですが、いざ来て見るとナニナニナニ・・・
紅茶のほかに、スナック菓子が3つ・・・ これは朝食と言えるのかいな!

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ロンドン・ユーストン駅には定刻どおりに無事到着。
機関車はいつの間にかに電気機関車に変っていました。

イギリスの列車3「スコットレイル」

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エジンバラから更に北の旧国鉄線の列車運営を引き継いだのが「スコットレイル」
私はこの「スコットレイル」に乗って、イギリス最北のターミナル「インバネス」を目指しました。

エジンバラから北に向かうとすぐに現れるのが「フォースブリッジ」
1890年に完成した巨大な「鋼鉄の恐竜」との異名もあるものすごく巨大な鉄橋
エジンバラからインバネス行き列車で、この橋を経由するのは午前中の列車のみ。
午後にエジンバラに到着した私は、そのためインバネス行きの直通ではなく、確実にこの橋を渡るアバディーン行きの列車に乗って、アバディーン経由でインバネスに向かいました。
おかげで無事鉄橋を渡ることは出来ましたが、鉄橋を外から写すことはもちろんできず残念に思っていたところ、なんと帰国直前にヒースロー空港で手にした「1ポンドコイン」に鉄橋の姿が映っていました。
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インバネスに到着したのは、19時過ぎ。
インバネスとは、ネス川の河口という名の意味。ネス川? そうあのネッシーのいるネス湖から流れる川です。
ネス湖まではインバネス駅から30km程度の場所なんですが、とても残念ながら、ここまで来てネス湖を訪問する時間はありませんでした。
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↑インバネスに到着したスコットレイル

2005年3月22日 (火)

イギリスの列車2「現在版フライング・スコッツマン」

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イギリスで最初に乗った長距離列車は、写真の「GENR」のインターシティー225
「GENR」とは、グレート・ノース・イースタン鉄道の頭文字を取ったもの。

この「GENR」は、ロンドンからエジンバラまでの東海岸線の長距離列車の運営を旧国鉄から引き継いだ会社。
イギリスの東海岸線と言えば、途中にヨークやニューカッスルなどの大きな街が存在するイギリスの一級幹線で、名列車「フライング・スコッツマン」が走っていた伝統路線です。

いまは列車毎に名称が付かなくなってしまいましたが、かつての「フライング・スコッツマン」のロンドン出発時刻である午前10時には、写真の列車が出発していきます。
最高速度は形式と同じ225KM。残念ながら高速新線はありませんがよく整備された在来線を気持ちよく、そして継続的に高速運転しているので、乗っていてとても心地が良いです。

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1等車の座席はリクライニングはしないもののソファーのようなゆったりとしたつくりで、全ての座席に備え付けのテーブルがあり、そのテーブルの上には出発前からコーヒーカップがセットされています。
出発すると新聞サービスに始まり、つづいてすぐにコーヒー・紅茶をついでくれます。またワゴンにはコーヒー・紅茶以外にパンやビスケット、そしてバナナなどもあり希望すれば無料でもらえます。
テーブルにはメニューもあり、食堂車で調理したものを座席まで運んでくれます。つまり1等車は全座席食堂車もかねていると思っていただいて良いでしょう。
私は早速朝食としてサンドウィッチのブレックファースト頼みました。車内で調理されたサンドはとても暖かく美味しく頂くことが出来ました。

コーヒー・紅茶のサービスも頻繁で、エジンバラまでの4時間30分の間に9回も注ぎに来てくれました。
結果的には、私にとってこの「GNER」が最初に乗ったのに、一番素晴らしいサービスを提供してくれたイギリス国内の列車となりました。
かつての名列車「フライング・スコッツマン」の名に恥じることのないサービスを守ってくれています。

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↑車両にはかつての「フライング・スコッツマン」のルートを走ることが明記されている。

イギリスの列車1「ヒースローエキスプレス」

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昨日の夕方6:30.無事成田に戻ってきました。
今回の旅はイギリスでの滞在時間が3日しかないということで、乗れた列車は数数ないですが、それでも主要なものは押さえてきました。
乗車記の詳細は別途公開するものとして、速報として乗車した列車の写真を1列車づつ紹介してみようと思います。

先ず最初に乗った列車は「ヒースローエキスプレス」(写真右)

この列車はその名のとおり、ロンドンの空の玄関口であるヒースロー空港とロンドン市内の「パディントン駅」を結ぶ高速の列車です。
ヒースロー空港はロンドン市内と地下鉄でも繋がっていますが、地下鉄の所要時間約40分に対し、こちらのヒースローエキスプレスは、約15分で結んでいます。
ただし料金は、地下鉄が約750円に対し、ヒースローエキスプレスはなんと約2900円。
料金がとっても高い電車ですが、それなりに需要がありました。

ちなみにヒースローエキスプレスは、ナショナルレールなので「ブリットパス」が使えます。
私は帰りにブリットパスで乗車しました。

*ナショナルレール・・・日本で言うとJRみたいなもの。旧国鉄が分割して出来た会社をこう読んでます。
*ブリットパス・・・イギリス版ユーレイルパスのようなもの。ナショナルレールが乗り放題の切符です。

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車内は特に豪華でもありません

2005年3月17日 (木)

突然ですが、イギリスに行ってきます

いま成田空港にいます。
これから1425発のJAL403便にてロンドンに向かいます。
渡航目的はもちろんイギリスの鉄道に乗ること。
ヨーロッパに行くのは実に13年振りで、とても楽しみです。
イギリスの鉄道というとユーロスター程度しかあまり紹介されていないので、それ以外の列車について帰国後に私のサイトで紹介していきたいと思います。

2005年3月12日 (土)

新型ロマンスカーVSEのCM始まる

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小田急の新型ロマンスカーVSE車の営業開始が1週間後の3月19日に迫り、数日前からテレビで新型ロマンスカーのCMを見ることも出来るようになってきました。

「おじいちゃんにも乗せてあげたい」

ちょっと意味深いようなコメントが流れるこのCM。小田急のWEBサイトから見ることも出来ますので、まだテレビで見てない興味のある方は、覗いていてはいかがでしょうか?
次のサイトのCMギャラリーで見ることが出来ます。
きょう、ロマンスカーで

更に、さすが気合の入った新型ロマンスカー。グッズの発売も開始されます。
新型ロマンスカーのプラレールやチョロQ、さらには鉛筆やノートなど・・・
運転開始と同時にこれだけの種類のグッズが販売されるとは、小田急の新型ロマンスカーに賭ける意気込みを感じてしまいます。
早速私もネットで申し込んでしまいました。
レールファン小田急 ロマンスカー就航記念グッズ販売


ところで、新型ロマンスカーVSEの営業運転が始まる3月19日。
本来ならその当日に早速その雄姿を見に、そして乗りに行きたいと思うのですが、今回はちょっと別の用事があり行くことが出来ません。
それでも1ケ月以内にはビデオ片手に乗りに行くと思いますが・・・・

<関連ページ>
小田急ロマンスカー50000系VSE試運転風景「ブロードバンドムービー館」
小田急ロマンスカー50000形VSE試運転【ひとり汽車旅・のりものの旅】
海外鉄道旅行愛好者: 新型ロマンスカーVSE車登場!!

2005年3月 6日 (日)

祝! 日本初の浮上リニア「Linimo」開業!

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本日(2005/03/06)、「愛・地球博」会場へのアクセス手段としても活躍する東部丘陵線(通称:Linimo)が開通しました。
このLinimoは日本初登場となる浮上式リニアモーターカーです。
リニアモーターカーと言えば浮上して高速で走行するものと思う人が多いと思いますが、浮上しないリニアモーターカーなら既にいくつか開業しており、東京なら都営地下鉄大江戸線がそれにあたります。
今回の開通したLinimoは正真正銘浮上して走行するリニアモーターカーです。

日本で研究されてきたリニアは2つの方式があり、有名なのはJR東海のリニアモーターカー
このリニアは超高速仕様で時速500km以上を目指して研究されたもので、現在も山梨県のリニア実験線で耐久試験が続けられているほか、「愛・地球博」でも実験車両が1両展示されます。

もうひとつ日本で研究されていたリニアがHSSTと呼ばれるもの。
こちらはなんと研究開始当時は日本航空が携わっていたもので、都市と空港を時速100km程度で結ぶことを目的に研究されていたもの。
その後研究から日本航空が抜けましたが、名古屋地区で実用化に向け試験が続けられていました。

今日開通したLinimoは、このHSST方式のリニアモーターカーを実用化したもの。
よってLinimoの最高時速は100kmですが、軌道敷の鉄道とは違う加速力と乗り心地を楽しむことが出来るのではないでしょうか?

このHSSTは今から20年前に開催された「つくば博」でアトラクションのひとつとして登場していました。
(写真はつくば博でのHSST)
私はつくば博のほか、10年ほど前に名古屋の実験線でHSSTに乗車したことがあり、その完成度の高さに驚いたりしたものでした。
そんな意味からも、今日のLinimoの開通は、「やっと実用化することが出来たね!」とLinimoの車両に声をかけてあげたい気持ちです。
実際には名古屋まで出かけられませんが・・・・

今年はぜひ「愛・地球博」に行ってLinimoにも乗ってみたいと思ってますが、残念ながらLinimoは万博開園中の輸送量不足が懸念されているんですよね・・・・ でも乗ってみたいです。

<関連記事>
リニモ開業、一番列車乗車
ついに開業 東部丘陵線「Linimo」
本格的に実用化される日を夢見て・・・大江から
動画:上海リニアモーターカー(世界最速の列車)

CDのおまけのついたパスネット

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先日、都営浅草線の車内で、「浅草線を走る車両」と題したCD付きパスネットが3月3日から限定販売される旨の広告を発見し、早速下車駅の内幸町駅で手にしたのが写真のもの。

主役のパスネットは3000円の少し高いものですが、2004年11月13日に馬込車両基地で行われた「都営フェスタ04in浅草線」というイベント時に、同線を走る主要な電車を集めた時の絵柄でこれはこれで結構楽しい構図です。
浅草線の新旧の車両はもちろん、京浜急行、京成、北総、芝山鉄道の車両が横一線に並ぶ姿は、ファンならずとも浅草線を利用している人には楽しめる絵柄では?

おまけのCD。これは結構濃い内容です(笑)
CDの表面には「浅草線の駅案内放送」としか書かれていないのですが、その収録時間は、なんと14分55秒。
いったいどんな中身なのだろう??? と想像を膨らめせながら、CDをパソコンで再生してみると・・・
トラック数はなんと99.
「浅草・浅草。銀座線、東武線は乗換えです。1番線は各駅停車西馬込行きです」
「各駅停車西馬込行きが発車いたします」
「1番線ドアが閉まります」
こんな放送内容が、始発駅の「押上」から、終点の「西馬込」まで入っているんです。
しかも、終点「西馬込」に到着すると今度は、「エアポート特快芝山千代田行き」という、普段聞かない組み合わせで、今度は特快停車駅で押上に向かっていきます。
最後は押上に到着すると、「この電車は押上どまりに変更になります」とちょっとした落ちが・・・・

こんなCDをおまけに付けるなんて、都営地下鉄の職員の中には結構濃い人がいるようですな(笑)

PS
おかげさまで自宅のADSLが復活しました!

2005年3月 1日 (火)

ADSLが不通です・・・・

しばらく記事をUPしていませんが、実は先週の2月25日(金)から、自宅のADSLが不通になりました。
いろいろ試してみましたが、どうやらルーターの故障のようです。
ADSLの契約基である@niftyに27日(日)に連絡をいれ、モデム交換を手配しますと言われたのですが今日になっても連絡が来てません。

よってしばらく自宅ではインターネットの環境がないため、このBLOGの記事UPが出来ない状況です。

それにしてもいつ直るのでしょう?
@niftyも27日に電話した時には、今日中に連絡できないかも知れないといわれましたが、翌日になっても連絡ありませんでした。
直してくれる気はあるのでしょうか?

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