イギリスの列車7「ヨークの新幹線0系」
ロンドン・キングスクロス駅からエジンバラに向かう特急列車に乗り約2時間。ロンドンから約300kmのところに「ヨーク」という街があります。
このヨークに世界最大の鉄道博物館といわれている「国立鉄道博物館(ナショナル・レイルウェイ・ミュージアム)」があります。
この鉄道博物館が、JR西日本が所有する「交通科学博物館」と「梅小路蒸気機関車館」が姉妹提携したのを記念に、0系新幹線が同博物館に譲渡され、平成13年7月12日から展示公開されています。
0系新幹線は、蒸気機関車の世界最高時速203キロの記録を持つ「マラード号」とユーロスーターのカットモデルの近くに展示されています。
車内には14:30まで入ることが出来ます。
日本での活躍時代とほとんど変らない車内にいると、何故か日本にいるような不思議な錯覚に陥ります。
車内にはディスプレイが設置され、新幹線の生い立ちが紹介されていました。
0系の前には、新幹線に関するグッズか沢山展示されていました。
制服、駅弁、記念切符、新幹線の模型など、ヨーク国立鉄道博物館のどの保存車両よりも充実した展示内容でした。
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北東航201様
二人がけの座席が動くかどうかは私も確認していません。
中は日本時代とほとんど変わらず、座席にさえ腰掛けませんでした。
投稿: 海外鉄度旅行愛好者 | 2005年3月31日 (木) 13時02分
私もヨーク鉄道博物館に昨年秋に行きました。帰ってきてから記憶を辿ると、疑問がありまして、未だに答えが出ていません。
あそこにある0系、3人掛けも2人掛けもなぜか車両中央に背を向けた方向になっていますよね。
0系には3人掛けが中央で背面固定されている車両がありましたが、2人掛けは転換か回転で向きが変えられたはずなんですが・・・。ヨークのは固定してしまったのかどうか・・・
投稿: 北東航201 | 2005年3月29日 (火) 23時54分