「韓国鉄道の旅」ガイドブックが発売される。
昨年(2004年)4月に新幹線「KTX」が開通した韓国。
韓国ドラマの人気もあり、韓国への渡航者が増えているとのことで、本屋さんの外国ガイドブックのコーナーに行っても「韓国」の文字を良く見ます。
そんな観光ブーム中である「韓国」ですが、鉄道に的を絞った最新のガイドブックがJTBキャンブックスの最新シリーズとして発売されました。
韓国鉄道の旅―KTXで拓く新しい韓国の旅
この本では昨年開通したばかりのKTX。そして在来特急であるセマウル・ムングファなどを紹介しているのはもちろん、鉄道撮影地ガイドや京義線の韓国側最先端である「都羅山」への行き方、更には食堂車営業列車の時刻案内など・・・・韓国の鉄道を楽しむために必要な情報が満載です。
しかし・・・
写真も多く資料としても役に立つのですが、全体の構成と文章が正直うまくないと感じました。
この本を作るにあたって、著者は2004年に7回も韓国に行っているとのことでしたが、その膨大な情報の扱いに苦慮されたのでしょうか?
それでも・・・
鉄道・汽車旅好きが韓国に訪問し、鉄道を楽しむには十分有用なガイドブックであると思います。
私もKTX開通後の韓国に非常に興味があるのですが、最近の韓国ドラマのブームが落ち着くまで、しばらくお預けにしようと思ってます。
(ブームの影響か? マイル交換による無料航空券が、なかなか取れません)
<PS>
KTXが開通した今でも、私が約10年前に新横浜-ソウルを乗りとおした鉄道旅行記「明日、セマウル乗ろう!」には、まだまだ多くの人に訪問いただき、嬉しい限りです。
<追記>
この本にも写真が掲載されていた韓国の寝台車が廃止されてしまったようです。
全室個室、しかも日本で韓国の寝台での乗車記を紹介しているサイトがあまりないので、次回の訪韓時に乗ってみようと目論んでいたので、とても残念なニュースです。
ソウルで、こんなこと考えた。: 寝台車全廃
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初めまして。
韓国の寝台はまだ走っていますよ。4/29に乗ってきました。
割高、ガラガラという状況は変わっていませんが、やはり快適さは座席車の比ではありません
投稿: mustafaq | 2005年5月 2日 (月) 01時30分