山手線から205系引退間近・・・

今年(2005年)4月。山手線1周の所要時間が現在の約62分から3分程度短縮されて、60分を切るとの報道がありました。
山手線1周の所要時間は、1925(大正14)年の山手線開業当時約72分だったものが、その後の技術改良などを経て、開業から80年たって念願の60分を切ることが出来るそうです。
この山手線1周60分を切るために、そーっと消えていく電車が写真の205系と呼ばれる電車。
この電車が登場したのは、今から約20年前の私が15歳の時。
当時はまだJRではなく国鉄だった時代。
この205系は今では当たり前になりつつあるステンレス電車の中で、国鉄として初の車両であり、登場当時は鉄道ファンならず一般の方からもとても注目されていました。
私もまだ1編成しか製造されていなかった205系を追いかけ、山手線を1周したりしたのを良く覚えていますし、そんなに昔のことではないような気がします。
この度、1周60分の壁を切るため、この205系電車は4月までに全車が山手線から他の路線に転職します。
登場当時を知っている電車に迫る世代交代は、自分がそれだけ長く生きてきたことを思い知らされるようで、ちょっと複雑な心境です。
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