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2004年11月14日 (日)

JR東日本のインターネット予約サービス(えきねっと)は、使えない・・・

hayate.Jpg

今日出張で盛岡に行くことになりました。(日曜日ですが・・・)
急な出張なもので、駅のみどりの窓口で指定券を買う時間がなく、先ほどはじめてJR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」に登録してみました。

でもこのサービス
飛行機のインターネット予約サービスに慣れた私には非常に使いにくいものでした。
「えきねっと」を利用するには、まずクレジットカードを準備し会員登録する必要がありますが、この手続きは難なく終わりました。手続き後すぐに確認メールが届き、すぐに指定券の予約が出来るようになります。
問題はここからでした・・・

列車の予約は、乗車駅と到着駅をキーボード入力し、乗車日等をプルダウンで選ぶもの
でもTOPメニューから、この入力画面になるまでにスクロールしないと文末まで表示されない、ながーーい注意文が表示され、その下にあるボタンを押さないと検索画面になりません。
こんな長い文章。誰が読むんでしょう? 必要であれば会員登録の最初だけ表示すれば良いのでは、利用する度に長い文章を見せるとは、センスがまったくないと思います。

で更なる問題はこの後・・・
検索して表示される列車は最大3列車しかありません。 しかも表示されるのは「はやて」「やまびこ」だらけ、はやてと併結しているはずの「こまち」は、なぜか表示されない。

さらに
予約画面では、空席の有無が全く表示されません。ただ時刻表どおりに表示された列車の中から希望列車を選び、「座席区分」「窓・通路の指定」等を入力。
ここでも、長い文章が表示され、更には4箇所もあるチェックボックス全てにチェックを入れないと先に進みません・・・

そしてなんで・・・
その画面で予約の成立がわかりません・・・・
しばらくするとメールで「予約受け付けました」というものが流れてきます。予約を受け付けただけです。
更に3分ほど立つと流れてきたのは「予約できませんでした」

・・・・・まったくリアルタイムではありません。

パソコンでも画面を「予約一覧表」なるページにアクセスすれば、メールより若干早く「予約の成立・不成立」は解るのですが、利用者に親切とは思えません。

JRの座席指定コンピュータマルスは、飛行機の座席予約より開発は古く、さらに扱う列車・座席の数が比較にならないほど多いのかも知れません。
しかし、列車を選ぶ段階でその列車に空席があるのか、ないのかぐらいは表示されるよう改善してもらいたいものです。

今回、列車の切符を取るまでに、4回も「予約不成立」のメールが届き、5回目でやっと指定券を取ることが出来ました。
ここまでで「えきねっと」からのメールは10通も届いたことになります。(予約受け付けましたが5件、不成立が4件、成立が1件・・・ しつこい!!!!)
列車を選ぶ段階で「空席の有無」が解れば、4回もの無駄な作業をしないで済んだはずです。

飛行機では予約の半分以上はインターネット経由で受け付けているご時世です。
JALもANAもそんな時代背景にあわせ、予約画面は解りやすくシンプルなもの。そして利用者に無駄の作業の発生しない工夫がなされています。
更に空港には自動チェックイン機が並び、インターネットで予約したほとんどの人のチェックインは短い時間で済むなど、相乗効果が現れています。

今回の予約操作中、あまりに使いにくい画面でなもので、途中で新幹線なんかやめて、飛行機で盛岡を通り越し、三沢や秋田に抜けてしまおうかと思ったほどでした。
JR東日本もより利用者に使いやすいインターネット予約環境への改善を早急に考えてもらいたい。
つくづくそう思ったサービスでした。

<関連記事 2005/01/20追記>
くぼたかずみの新・献立日記: えきねっとは使えないね

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(1.2)日本の列車」カテゴリの記事

コメント

私も駅ネットの予約で
「列車の禁煙/喫煙の選択についてご確認ください。」
といわれて予約できませんでした。3203JPP0242とか意味わからないエラーコード出されて調べることも出来ないし。
コレなんだろうと思って調べたらこのページへ。

電話でサポートに聞いたところ喫煙席がない車両で喫煙席を選ぶと選択した後にはエラーにならず、最終確認前の画面にいくときにエラーになるうえに最初からやり直しになる「システムの都合」だそうです。
喫煙席無いなら最初から選択させないでほしいし、最初から全部の入力やり直しとか画期的過ぎて驚きました。

えきねっとで、チケットを買おうとしても買えない。
別にむずかしいことをしようとしているわけではないのに、
単に、東京→米原(ひかり)、米原→敦賀(しらさぎ)
で、買おうとしたら、
「列車の禁煙/喫煙の選択についてご確認ください。
また、「みずほ」「さくら」のグリーン車には喫煙ルーム付近席の設定はございません。」
のエラーメッセージが出てきて、申込ができない。ハァ、みずほ、さくらってなんだよ?意味わかんね。どこの入力ミスったのか全く意味不明。しかも、せっかく苦労して入力したのに、「振り出しに戻る」で一から入力しなおし。なぜ、買えないのかまったくわからず。いままで見た中で一番クソなシステムでした。

もうほんとうにイライラさせるための機能としか言いようがありません。
ただ単に通常料金より安いとの触れ込みで、海外旅行への負担を減らしたいだけなのに。えきねっと限定切符にする必要がどこにあるんでしょうか?けれども私の地元の駅員の無能ぶりといったら笑えます。列車遅延のアナウンスなど、おつむの弱さを宣伝しているかのごとくです。この輩に切符発行や空席案内などできませんもんね(笑)

もう、これは笑ってしまうしかないでしょう。普段は冷静沈着を自負する私がですよ?深夜、えきねっとの予約をこころみて、その信じられないくらいに洗練された最悪最強システムに、何度奇声を発したことでしょう。イライラが限界に達すると人間は奇声を発することがあるのだと、そういうことを身をもって初めて体験できました。・・・この苛立ちをえきねっと管理者にメールでさとして進ぜようと大人な心でサイト内を探したのですが、なんか、メール窓口が無いんですね、これが。もう、これは余りにも多すぎる苦情のメールに辟易して、メール窓口を自閉的に無くしたとしか解釈できません。

関連記事にリンクいただきどうもありがとうございます。

実はわたし、えきねっとに至る前にプッシュホン予約(我が家はダイヤル回線ですがトーンが出せれば使える)で苦労しました。

列車コードと駅コードをインターネットの電子時刻表で調べながら、プリンタで出した予約シートに書き込んで非常に応答性のわるいアナウンスに従って予約内容を打ち込んでいきます。
1つ予約申し込みするのにまあ3分ぐらいかかるでしょうか。
延々とやって、最後に申し込み終了コードを押すと‥

無情にも「満席です」との音声。

その前後の列車で空きを案内してくれるとか、喫煙席なら空いてるとかそういうのは一切ナシ。

しかも、満席だったらまったく最初の操作からやり直さなくちゃならないのです。
プッシュホン予約3連続失敗のダメージはわたしに
JRに対してクレジットカード番号等の個人情報を提供させるのに十分な効果がありました。

長々書いてすみません。
きっとこれらのサービスは盆や年末の超繁忙期向けには出来てないんだと思いました。

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