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2004年11月 6日 (土)

連接バスに乗車!

rensetsu-bus001.Jpg
今日、千葉県の幕張メッセで行われている「東京モーターショー」に行ってきました。
働く自動車等の商用車が主体の今回のモーターショー。
どうせ行くなら、そのアクセスの乗り物にも拘ってみようと思い、乗ったのが写真の連接バス。
普通のバスの後ろに電車のようにもう1両バスが連結されているのが連接バスです。

連接バス。

わが国ではほとんど見られないもので、この幕張地区と北海道の旭川ぐらいでしか運行されていると聞いたことがありません。
幕張のものは、主に総武線の幕張本郷駅と京葉線の海浜幕張間をシャトル運行していますが、今回のように幕張メッセでイベントが行われている場合は、幕張本郷-幕張メッセ間の直通シャトルバスにも利用されています。

rensetsu-bus002.Jpg

乗っていて楽しいのはやはり2両目の座席で、カーブや交差点でバスが曲る際に、普通のバスでは絶対に味わうことのない屈折を目にすることが出来ます。
また走行中の揺れも独特のもので、バウンドしているような間隔に陥ることがあります。
連接バスは、もちろん交通機関としての乗り物ですが、遊園地のアトラクションのような楽しさも味わえる楽しい乗り物かと思います。


日本で最初に連接バスが運行されたのは、1985年に開催された「つくば万博」の時だったと記憶しています。
この「つくば万博」で、当時の国鉄が作った臨時駅「万博中央駅」と「万博会場」のシャトルバスに利用されていました。
私が連接バスにはじめて乗ったのもこの時です。
この連接バスは、万博終了後その一部がリムジンバスに移籍し、東京シティーエアターミナルと成田空港を結ぶシャトルバスに転用されました。
現在ではリムジンバスからは引退し、さらにその一部が北海道旭川市に渡り、通学用のバスとして活躍していると聞いております。

一方外国では、連接バスはさほど珍しいものではないような気がします。
ヨーロッパの各都市では結構見かけることがありました。
その中には連接だけでなく、トロリー仕様になっているものも沢山あり、都市交通における日本とのバス文化の違いを感じることが出来ます。

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