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2004年10月24日 (日)

新潟県中越地震 物流について

新潟県中越地震。たいへんなことになっています。
被災地の方には心からお見舞い申し上げます。

昨夜からテレビニュースで災害情報を見ておりますが、食料などの生活物資の供給が急務のようです。
テレビでは災害の情報を何度も繰り返し流し、徐々にテンションが上がってきている被災地の方々の映像が映し出されています。

・昨夜からおにぎりひとつしか食べていない
・暖かい食料が欲しい

そんな何よりも必要な生活物資を現地に届けようとしている、物流関係者名方々に敬意を表します。

現地の電気・水道・ガスなどのライフラインの復旧の目処が立たない中、食料・暖房燃料などの生活物資は他の地区から運び込むしかありません。
しかもその道路は関越自動車道をはじめとする、道路は至る箇所で寸断されているようです。
そんな中で通れる道を探し出し、必死に物を届けようとする物流の方々。
これからしばらくの間、大変な仕事が続くでしょうが、ぜひ頑張って欲しいものです。
そしてマスコミ各社も、そんな物流関係者の方々の頑張る姿をぜひ取り上げて欲しいと思ったりもします。

また鉄道関係として
新幹線が脱線したことが大きく取り上げられています。
仮に今回、新幹線が無傷であったとしても、復旧が数日で行われたとしても、列車の運行が正常に行われていたとしても、新幹線では人は運べても、現地で必要な物資を大量に運ぶことは出来ません。

新幹線も国で作った交通インフラで、従来の鉄道に比べ災害に強く作られているなら、このような災害時、物資輸送が出来るような対応が必要なのではないだろうか?
災害時の物流輸送に新幹線でと考えると、JR化後に開業した東北・上越新幹線東京駅と東海道新幹線東京駅がレールで結ばれていないなど、言語道断であると思う。
今回の災害で、ふとそんなことを思ったりもしました。

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