日立電鉄に乗ってきました。
先日、日立電鉄に乗ってきました。
この鉄道は、茨城県内を走るローカル私鉄で、JR水郡線常陸太田駅近くの「常北太田」から、常磐線の日立駅手前である「鮎川」と言うところを結ぶ、全長18.1Kmの路線です。
ここを走っている電車は、写真の赤い電車。
実はこの電車。東京の人間なら誰でも知っている地下鉄銀座線から転用されたものなんです。
銀座線が今のように銀色の電車になる前に走っていたオレンジ色で、駅に到着する直前に瞬間的に車内の照明が消えた電車。
その電車が第二の人生として、塗装を替えてここで活躍しています。
ただ残念なことに、この日立電鉄。
鉄道部門の収支が悪く、この路線は来年(2005年)3月末日を持って廃止することを申請しています。
WEBで過去の歴史を見てみると、開業当時から資金不足に悩みながら、様々なコストダウンを実施し、路線を守ってきた姿が見えましたが、その努力もいよいよ限界のようです。
<追記:2004/09/24>
この時に撮影したビデオを本サイトにて公開しました。
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» 日立電鉄・最後の訪問の分を追加 [鉄道のある風景weblog]
結局、日立電鉄にはもう一回行きまして、歩いていなかった常北太田〜河原子を歩いてきました。そのときのデジカメ分と、前回久慈浜〜鮎川を歩いたときの銀塩分+α(今回分もちょっと含む)を追加しました。
最初に歩いた区間、つまり河原子〜久慈浜あたりが手薄ではあ....... [続きを読む]
つい8ヶ月前まで日立市に住んでいましたが、思ったより
利用する機会が無かったですね。
というより、趣味でしか乗ってなかったなぁ。
沿線の通勤の足として利用する人もいましたが、やはり
経営状態はかなり厳しかったようです。
来年3月までは撮影に行く人も多いでしょうね。
8年前の旧型車両全廃の頃が思い出されます。
投稿: kent | 2004年9月27日 (月) 00時00分