「Suica」が名古屋でも使えるようになる!
JR東日本のICカード型乗車券「Suica」(スイカ)がデビューしたのは、2001年。
今年の8月からは、関西圏にもICカード型乗車券が広まり、JR西日本で「ICOCA」(イコカ)が登場。
「Suica」と「ICOCA」の共通利用も始まりました。
このICカード型乗車券は、関東や関西の各私鉄での導入も予定されており、関東私鉄軍の「パスネット」、関西私鉄軍の「スルット関西」、さらには関東バス軍の「バス共通カード」まで、数年後には進出してきます。
既に「東京モノレール」や「りんかい線」での採用が実施済で、今後益々便利になりそうで期待していました。
そんな中、中京地区での話しは聞いたことがなかったのですが、中京地区の大手私鉄である「名鉄」が導入を検討していたのが影響したらしく、今回中京地区のJR線を管理するJR東海の導入が決まったようです。
ICカード型乗車券は、財布の中の小銭を気にする必要もなく、1000円単位で入金が出来るため、財布の中に重い小銭を増やすことないのが、個人的には気に入っています。
更には従来のプリペイドとも違い、残額をきっちりと使うことも出来るのも魅力かと思います。
ただ1枚のカードが何度でも反復利用可能で、当然長く使うことになり、昔のようなカラフルな記念カードが発行されにくいのは、少し寂しさを感じます。
今回のJR東海の参入の他、航空会社のJALも同様のカードを発行し、搭乗券の変わりに採用することが先日報道されました。
このJALの発行するICカードは、もちろん「Suica」類としても使うことが出来、いよいよICカードの電子マネー・そして身分証明的な使われ方が始まるのかと思うと、コンピュータ好きの私としては、今後の更なる動向に目が話せません(笑)
報道を見ると、JR北海道、四国、九州でも導入を検討しているようです。
でもこのIC型乗車券、日本が特別進んでいるわけではないようで・・・
アジアのいくつかの都市で、日本で採用される以前から導入されているようです。
先日行った上海の地下鉄でも目撃しました。欧米などではどうなんでしょうか? 気になるところです・・・
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コメント
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takerattaです。
いったんはJR東海は新幹線が主たる収入源なので、マイクロペイメントに合わないとして見合わせていたビジネスチャンスを取り返すことになったのですね。
香港のオクトパシーカードなど、カメレオンカード化することに期待したいです。
投稿: takeratta | 2004年9月 1日 (水) 16時03分