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2004年6月30日 (水)

初 みなとみらい線

yokohama_1.Jpg

昨日、横浜のMM地区に行く用事があり、少し遠回りになるかなと思いながらも、先日開業した「みなとみらい線」に乗る機会を作ってみました。

都心から都営三田線、目黒線と乗り継ぎ、田園調布で「元町・中華街」行きの急行を持っていると、入線してきたのは、運良く写真の「みなとみらい線」の車両でした。

正面が青色で、ちょっと具合の悪そうな顔をした電車ですが、車内は新型の山手線と同様に出入り口の上に液晶モニターが2台もついている、とっても贅沢な作り、イスの座りごこちも悪くはありません。

電車は多摩川を超え、一路みなとみらいを目指します。
横浜駅の2つ手前の駅を通過すると、みなとみらい線開通に伴って、東横線が地下に付けかえられた区間に入ります。
横浜駅は島式ホーム1本で、大都市横浜にしてはちょっと小さいかなと思いました。ここで半分ぐらいのお客さんが降りていきました。

横浜からが「みなとみらい線」

残念ながら、目的地近くので、横浜から2つ目の「みなとみらい駅」で降りましたが、ここは地下ホームに自然光が挿し込むように、駅真上のビルの吹き抜けがホームまで繋がっている、とてもダイナミックな作りの駅。
そのすばらしいデザインは、一見の価値があるものと思われます。

2004年6月27日 (日)

16年ぶりの幸福駅

koufuku.Jpg

先週は、東京→北海道→九州→東京という国内横断の出張をしておりました。
最初に訪れたのは「帯広」。この街に訪ねたのは16年ぶり。
16年前は「愛国から幸福へ」の切符で有名になった広尾線や、先端部分が列車代行バスで運転されていた士幌線がありましたが、昭和から平成に変る頃、どちらも廃線に追い込まれました。

今回帯広には、羽田から飛行機で「とかち帯広空港」に到着。
とかち帯広空港から定期バスで帯広市内に向かったのですが、その定期バスが空港を出発して最初のバス停がなんと「幸福駅」。

だれも下車ボタンを押さなかったので、バスが幸福駅前に停車することがありませんでしたが、バスの車窓から僅かに幸福駅跡が見え、あわててデジカメのシャッターを押したのが上の写真。

このバス。とても窓ガラスが汚れていて、デジカメには綺麗に写りませんでしたが、残されているホームとそこに横付けされているオレンジ色の保存車両が確認できるのではないかと思います。

16年間。まだ10代だった私が訪ねたときは、真っ白い雪に覆われていた「幸福駅」
季節は違いますが、16年前のここを訪ねたときの自分の姿を思い出していました。

2004年6月20日 (日)

アメリカの高速列車「アセラ」の乗車記 完結しました

昨年12月に乗車して、その乗車記が中断したままだったアセラエクスプレスの乗車記が先ほどやっと完結しました。

アセラ エクスプレス(Acela Express)乗車記

ブログと違って、ホームページの編集は辛い・・・・
乗車記にあわせた写真を選んでサイズ変更したりするのはブログと変りませんが、写真を含めた全体のレイアウトを考えたり、ブログより長い文章の編集。更にはTOPページからのリンクを修正したりと公開までにかかる労力はブログの数倍はかかってしまいます。

それに今回は、乗車記を途中まで公開しておきながら、ブログにはまってしまったり、ホームページのURL変更。そしてそれに伴うホームページ全体のリニューアルなどを行っていたため、その中断期間が4ヶ月にもなってしまったことから、記憶が薄れてしまったことも辛かった原因です。
やはり旅行記は帰ってきたら、すぐに一気に書き上げないとダメですね(笑)

今回、アセラの乗車記は何とか終了しましたが、まだ途中で中断しているHPがひとつあるので、こちらも梅雨明け前には何とかしたいと思ってます。
あと、アメリカの鉄道旅行記でまだ全く書き始めていないものもあるので、こちらもなるべく早いうちに手を付けたいと思ってます。 

でも労力はかかっても、HPの公開は楽しいです。
ブログはあくまでも気軽な記事掲載。
インターネットでのきちんとした作品公開は、やはりHTMLで編集するホームページかと思っています。
その作品が、中学生の作文程度と言うのはもっと問題ですが・・・(笑)

2004年6月19日 (土)

2度目の来日を果たしたオリエント急行

オリエント急行:食堂車が箱根の山登り 美術館の展示品に

来年(2005年)春。「箱根ラリック美術館」という、フランスのガラス工芸家ルネ・ラリックの作品を集めた美術館が開館します。

この美術館に同氏がインテリアデザインを施した鉄道車両が展示されることになり、4月22日に開館準備中の同美術館に運び込まれました。

この鉄道車両とは、あのオリエント急行の食堂車なんです。
1929年に製造されたこの車両は至上の豪華列車として紳士淑女を乗せてヨーロッパを駆け巡った車両。

そして驚くべくことに、この車両は1988年。パリからモスクワ、そしてシベリア鉄道を横断。更には中国国内を経由して、香港まで走行し、その後日本に渡った。パリ発東京行きのオリエント急行に実際に連結されていた車両とのこと。
東京に到着した後、このオリエント急行は日本各地で営業運転を行っています。
つまりこの車両はヨーロッパはもちろん、北海道から九州まで日本各地も走行したことがある、鉄道ファンとしてみても非常に珍しい車両です。

この「パリ発東京行きのオリエント急行」については、私の本サイトにある「日本を走ったオリエントエクスプレス」に、私の知る限りの記録を公開しています。

日本での夢のような営業運転を追え、ヨーロッパに帰った後、再び15年後に日本に来日するとは、なんとも驚きです。
この「箱根ラリック美術館」が開館の折には、是非とも訪ね、このオリエント急行と再会したいと思ってます。
確か来年(2004年)3月には、小田急ロマンスカーの気合の入った新型車両もデビューするはず。
この新型ロマンスカーの試乗もかねて、もう来年春の予定に夢膨らましています。

2004年6月17日 (木)

東京メトロへの怒りと不安 (今朝の新宿駅でのこと)

私は、毎日東京メトロ丸の内線を使っています。
朝のラッシュ時に新宿から都心方面への利用なもので、新宿からの始発電車を利用しています。

新宿駅では整列乗車が行われ、荻窪方面からの電車を待つ通常乗車列と始発電車を待つ列がきちんと分れています。
始発電車を待つ人は、指定の枠の中で待機し、始発電車の入線の直前に通常乗車の列に移動します。

ラッシュ時間帯の始発電車を待つ人の多くは、ほぼ毎日決まった人で固定され、始発電車を待つ列から、通常の列への移動は、駅の列移動を促す放送の前に常連の乗客主導で行われることが多いようです。
ところがこの列移動を促す放送を、駅員が間違えていました。

「始発電車をお待ちのお客様。列の移動をお願いします」とアナウンス。

私を含む多くの常連客がいつもより早い案内に????の状態
ホームにある、次の電車の行き先を表示するLEDにも「当駅始発」の文字がなかったのですが、皆放送を信じ列を移動しました。
ところが入ってきたのは、やっぱりお客を満載した荻窪方面からの電車。

始発電車を待つ人が通常列にいて、電車からの下車が終わっても乗りこまないため、スムーズな乗降が妨げられたばかりか、乗客どうしにも多少険悪のムードがあったように思えます。

にも係らず、ホームに沢山いる東京メトロの人たちは、間違った放送がされたことに誰も気づかないようで、先ほど間違ったアナウンスを駅員とは別の声の人が、「始発電車をお待ちのお客様。列の移動をお願いします」と・・・・
もう列は動いているのに・・・・

アナウンスを行う駅員さんは、人間だから間違えることもあるでしょう。それは咎めません。でも

・間違った放送をしたことを、少なくてもホームに10人はいる駅係員全員が気づかないのでしょうか?
・放送した本人も、間違った放送をしたことに気がつかないのでしょうか?
・間違った放送により、既に列が動いているのに、再度移動を促す駅員は何を見て放送しているのでしょうか?

ラッシュ時間帯に多くの鉄道が、乗降客の多い駅に大量の駅員を配置するのは、安全と定時運行を守るためと思ってます。

でも、間違え放送を駅員の誰も気づかないような注意力で、これらを守れるのでしょうか?
もし気づいているのなら、詫びの放送があっても良いと思いますが、それもない。
間違えに気づいても決まりきったマニュアルどおりの乗客案内のアナウンスしか出来ず、間違えに対しフォローする放送が行えないということでしょうか?
朝から怒りと共に、ちょっと不安を感じた日でした。

朝の東京メトロ新宿駅
毎朝、構内放送がなされてますが、人によってアナウンスの内容が違うのも疑問です。

あと車内放送。
英語放送があったり、なかったり・・・・ これも理解できません。

駅員・車掌の趣味で、放送しているんでしょうか?


まとまりのない文章で失礼しました・・・・

2004年6月15日 (火)

東上線の新車は、西武線にそっくり!!!

東武東上線に新型車両50000系が今秋登場する旨、先日発表がなされました。

この車両。今までの東武鉄道のデザインであった、白地に青い帯や、銀色の車体に赤茶のラインといったものではなく、従来とは大きく異なったデザインとなっております。
東武東上線を利用している人に、この完成予想図を見せても、誰もそれが東上線の新車とは思えないデザインかと思います。

なぜ、そんなに従来とは違うデザインなのか・・・

理由は、この新車がメーカーの汎用車であるからです。
最近、各鉄道会社では車両の製造コストを落とすために、メーカーがあらかじめ用意している基本設計をそのまま流用する会社が増えてきました。

代表的なところでは、JR京浜東北線と東急田園都市線、東横線、みなとみらい線に使用されている車両は、前面のデザインが異なりますが、側面や内装などほぼ共通化が図られています。

seibu20000.Jpg

今回デビューする東上線の新車は、JRや東急とは違うメーカーによる汎用車です。
現在その汎用車を使用しているのが、東上線の隣の西武鉄道。写真の20000系と呼ばれるのが、汎用車を使用した通勤電車で、東上線にデビューする50000系とそっくりです。
違うのは、前面ライトの形状と、ラインカラー程度ではないでしょうか?

今後も、このような汎用車を使用した電車が、各鉄道会社に増えていくのかなと思ってます。
汎用車が増えるということは、今まで各会社が持っていた車両の特徴が消えていくようで少し寂しい感じもしますが、自社努力によるコスト削減を行い、運賃アップなど我々乗客にコストを求めない、公共機関としての姿勢と理解していきたいと思ってます。

2004年6月13日 (日)

自分のホームページが韓国語に・・・

無事リニューアルが終わった本サイト「ひとり汽車旅・のりものの旅」。
このBLOGと同様、代表ページにアクセス解析をつけていて、ページ別に異なる来訪者数や、リンク元のサイトなどを時々チェックしています。

特にリンク元を調べるのは結構好きで、自分のサイトにどのようなところからお客様がいらっしゃるのか見て楽しむとともに、自分が今まで知らなかった新しいリンク先を発見すると嬉しく、ついついそのサイトを楽しんでしまいます。

ところが最近、そのリンク元のサイトにお邪魔すると・・・・
自分のサイトが韓国語に変換されているところにたどり着きました。
日本語のサイトを英語や韓国語、中国語などに翻訳するサービスがあるのは昔から知っていましたが、それらのサービスでは翻訳されたページの上下に広告などが入るのが当たり前と思っていましたが、今回リンクされていたところは一切広告がない状態でびっくりしました。

翻訳がどの程度正しいのかは分かりませんが、自分のサイトがここまで普通に韓国語に変換されているのを見ると、製作者として嬉しい反面、複雑な気持ちでもあります。

韓国語版 ひとり汽車旅・のりものの旅


2004年6月11日 (金)

ノースウェスト・KLMがスカイチームに加入 JALはどうするのだろう

以前、日本エアシステムとマイルの提携を行っていた、アメリカのノースウェスト航空とKLMオランダ航空が世界的な航空連合体である「スカイチーム」に加入するそうです。
「スカイチーム」は、エールフランスや大韓航空などが加入する連合で、今回の新規加入会社を迎え入れるにあたり
全日空などが加盟する「スターアライアンス」に次ぐ、大きな連合体となるようです。
今後、マイルなどの共同利用が図られていくことなんでしょうね。

JAL・JASの合併がなかったら、旧JASもこの「スカイチーム」に加入していたのかな?
新生JALもエールフランスとは、共同運航便などで提携があり、JALはどこの航空連合体にも加盟していないことから、この「スカイチーム」に加入する可能性もあったりするのではと、かすかな?期待も実はしていたりして・・・

なぜなら、航空連合体に加盟され、共同運航便以外でもマイルが加盟航空会社どうし共用でためることが出来るようになれば、国際線の選択の幅が広がるかなと思っています。

今私はJALのマイル会員
マイルを貯めようと思うと国際線は、JALしか選択肢がないものですから・・・・

2004年6月 6日 (日)

電車の工場見学(西武鉄道武蔵丘)

musashi.Jpg


昨日、いつも通勤でお世話になっている西武鉄道の、武蔵丘車両検査場なる電車工場の公開に行ってきました。

ここは、西武線を走る電車の点検・整備を行う施設で、同鉄道を走る電車は4年に1度この工場で検査を受けているそうです。
電車工場の一般公開というと、あまり訪問したことがなかったのですが、この武蔵丘車両検査場は、平成12年に出来上がった施設と言うこともあり、とても綺麗で広い敷地にも驚きました。

工場内には、軽食スタンドなどが数多く並び、地元ブラスバンドの演奏も行われるなど、決してマニア向けでない内容で、多くの家族連れが楽しんでいました。(私もそのひとり・・・)

帰りは、工場内の線路から直接、最寄り駅である飯能までの臨時電車に乗車しましたが、普段は乗ることのできない工場施設内を電車に乗って移動するということに、ちょっと興奮?し帰路につきました。

2004年6月 3日 (木)

銀座線のパラパラ広告見てきました

トンネル内に「パラパラ漫画」広告、銀座線に登場

本日から、東京メトロ銀座線に登場した、新しい広告媒体が登場し、今朝の目覚ましテレビなどでも紹介されていました。
幸いなことに、今日の夕方虎ノ門から赤坂見附まで銀座線に乗る機会があり、早速この広告を見ることが出来ました。

広告の設置場所は、東京メトロ銀座線の溜池山王から赤坂見附間にあり、溜池山王を電車が出発するとしばらくして進行方向右側にその広告が設置されていました。

今までもトンネル内の広告というと、成田空港直前のJR線や、同じく空港の羽田空港到着直前のモノレールで見ることが出来ますが、これらはオレンジや赤色のLEDをつかった文字やアスキーアートっぽいものですが、今回登場したものは、フルカラーのテレビと同等の発色と動きのあるものでした。

広告は、サントリーの清涼飲料水「燃焼系アミノ式」。
あの中国雑技団らしき人たちが、人並み外れたパフォーマンスで楽しませてくれるCMのひとつである 「ダブル登校」篇 が、テレビCMと同じ15秒間。走行中の電車の窓に綺麗に映し出されました。

今朝のテレビのレポートで広告の内容は知ってはいましたが、実際に見ると従来のトンネル広告に比べ、あまりに鮮やかで滑らかな動きにびっくりしてしまいました。
こんな広告が設置されていることを知らずに、いきなり見たらきっと目が点になっていたことでしょう。

でも同じ電車に乗り合わせていた多くの方の反応は、あまり関心がないような感じで、一部のOLの方が「これがテレビで紹介されていたものなんだ・・・」程度の会話が聞こえたぐらいでした。

技術的にも面白いなと思ったこの新しい広告媒体は、今朝のテレビ情報だと今月中旬ぐらいまでの限定公開のようです。
新しいもの好きの人には一見の価値が十分にあると思いますので、興味のある方はなくなる前にぜひ見に行って見て下さい。


個人的には、この広告をビデオに収めて、本サイトのブロードバンドムービー館に公開してみたいなとも思いましたが、いつも混んでいる銀座線の車内でビデオ撮影は、周りの迷惑も考えて、さすがに出来ないだろうとあきらめております・・・・

2004年6月 1日 (火)

新しい新幹線のデザインは、TALGO350より○○○○○

先日、次世代の東海道・山陽新幹線車両が発表されました。

東海道・山陽新幹線直通用次世代新幹線車両(N700)形式名等について
N700系のPDFファイル

一目見たとき、これって何? あまりかっこ良くない新幹線だなーって思ったのは私だけでしょうか?
現在最新である700系のノーズを更に伸ばした感じは分るのですが、なぜライトがあの位置なんでしょう?

確かに700系も登場したときに「何これ?」って感じのデザインでしたが、見なれてくるとあまり違和感もなくなり、最近登場した700系をベースにした台湾新幹線を、逆にカッコイイなーなんて思える感覚になったことから、実際に登場してきて見慣れれば、カッコイイと思えるのになるのでしょうか?
なんか、そうとも思えないデザインのような気がしてなれません・・・(笑)

これから登場する新幹線で一番スタイルが???と思っていたのが、スペインのTALGO350
これは、まもなく全線開通するマドリードーバルセロナのスペイン新幹線AVEに登場する車両なのですが、日本の東北新幹線のE4系を、少し小さくしたようなデザインです。(N700のライトはこのTALGO350に似ているような幹事もしますが・・・)
お世辞にもカッコイイとは言いにくいデザインですが、営業最高速度はなんと350km。
登場すれば、世界最速の新幹線となる予定です。

アクセス数が先月の3割になってしまいました(悲)

最近、このBLOGのアクセス数が急激に落ちてます。
確かに、前のように日々更新はしておりませんが、それでもアクセスの落ち方が急激すぎます。

参考までに、公表してみますと
4/30 1233
5/31  380

こんな感じで、前月同日で約70%のもの落ち込みぶりです。

確かに今までが異常アクセスだったのでしょうか、ちょっとショックなような気もしますが、これからもアクセス数に動じたりせず、マイペースで公開を続けていきたく考えております。

でも、本当に不思議だ・・・
先月は、韓国新幹線の開通があって、その話題を扱った記事が、ものすごくHITしていたのは分るのですが、その開業ブームが落ち着いたからなのでしょうか?

それとも、ココログをプラスにしてあったのを、月間450円の価値はないと判断し、無料のベーシックにクラスを落としたことが、いけなかったのでしょうか?

アクセス数に動じずとは言ったものの、やはり気になります。

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