JALの「クラスJ」、少し早く体験できました
日本航空で6月1日から登場する「ClassJ」
先週の金曜日、旭川から東京までの最終便で一足早く体験することが出来ました。
「クラスJ」は、現在のスーパーシートを廃止して設置されるシートで、運賃+1000円で乗ることが出来るちょっとリッチなシートです。
正式なサービス開始は、6月1日からですが、すでにこの「クラスJ」専用のシートが設置された飛行機が運用されており、その飛行機においては5月末までは特別な追加料金なしで、この「クラスJ」の乗り心地を体験することが出来ます。(シート番号が80番台がクラスJシートで、インターネットで座席予約する際に確認が出来ます)
「クラスJ」のシートは今回特別にデザインされたものです。
目立った点としては、「リクライニング構造」「ジャケットハンガー」「フットレスト」でしょうか?
「リクライニング構造」は、従来背もたれだけが倒れる構造だったものが、クラスJではリクライニングの角度に応じ、座面も前方にスライドする構造となりました。
これによりリクライニング角度は若干浅くなった感じがしましたが、後ろの座席への倒れこみが少なくなり、リクライニングの際、後ろのお客さんへの配慮が少し軽減したような感じがしました。
またリクライニングが浅くなったような感じはしましたが、座りごこちは上等で、更には枕に角度を付けることが出来、仮眠時には重宝するのではないでしょうか?
「ジャケットハンガー」は、前の席の背にフックと飛行時の揺れで邪魔にならないように、ジャケットを押さえ込むバンドが下の方についたもの。
従来脱いだジャケットを上部の荷物入れにいれることが多く、財布や手帳などの置き場に気になっていた人には、歓迎されるのではないでしょうか?
最後に「フットレスト」
これも全部の座席についており、リクライニングと連動して使うことで、快適な空の旅を味わうことが出来そうです。
以上、個人的には大変満足な「クラスJ」シートでした。
6月1日の本運用後も、空席があれば積極的に使用したいと思います。
でも本当に設置してほしいなと思ったのは、国内線でなく国際線でしょうか?
なんで国際線のエコノミークラスはあんなに狭いのでしょう? 今度は国際線に「クラスJ」程度の安価で快適なシートの設置を是非検討してもらいたいものです。
<補足事項として・・・>
「クラスJ」は、6月1日からサービス開始されますが、すべての「クラスJ」設定機材が、今回のシートを装着しているわけではありません。
一部機材においては、従来のスーパーシート及びレインボーシート(旧JASレインボーセブン)が、クラスJとして提供されることをご承知置きください。
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» JALの「クラスJ」 [もりちゃんブログ]
6月1日〜JALではクラスJというランクの座席が設置された。 今月はまだ飛行機に [続きを読む]
ELF井田ともうします。
私も4月以来何度かクラスJ仕様機に乗っております。
確かにあのシートはいいですね。一昔前の国際線cクラスでも十分通用するのではないでしょうか?そして何よりも旧JASの思想、サービスが生き残った事が嬉しく思います。
サービス開始後は大人気間違いないでしょう。特に幹線においては中々席がないなんてことも・・・。特にJALの777(スタージェット)の未改修機など12席しかなく、プラチナチケット的存在になるかも。
私も今度の15日、旭川便で利用します。但し新シートではなく旧スーパーシートの様です。1000円でスーパーシートに座れる、と思うとお得感倍増?ですね。
何はともあれ、新しい快適空間に期待したいです!
投稿: ELF井田 | 2004年6月 3日 (木) 21時14分