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2004.04.12

イタリア新幹線は高速道路

etr450.jpg

イタリアの新幹線車両「ペンドリーノ」
写真は1990年ごろローマのテルミニ駅で撮影したETR450という型番。
歴史がありそうな雰囲気ですが、車両は1980年台に造られたものだったと記憶しています。

イタリアの新幹線は、日本やフランスの新幹線とちょっと趣が違います。
イタリアでは新幹線用の車両は「ペンドリーノ」と呼ばれ、新幹線の路線そのものには「ディレッシマ」という別の愛称がつけられています。
これにはきちんと訳があります。

日本やフランスでは、新幹線には新幹線用の車両しか走りませんが、ここイタリアの新幹線は新幹線用の車両ペンドリーノはもちろん、機関車に牽引された国際特急や快速列車も走るのです。

私は10年ほど前、この新幹線用線路ディレッシマに2度ほど乗る機会がありました。
1度目は、ローマからフィレンツェまでのECと呼ばれる、国際特急。車両まだ新しく車内も結構混雑していました。
始発駅のローマを出るとしばらくは在来線を走り、いつのまにかに新幹線用線路ディレッシマの乗り入れ、快調に飛ばしていました。時速は200km近くは出ていたかと思います。
ヨーロッパでは在来線の機関車牽引列車が200kmで運転されることは、決して珍しいことではありません。
この列車。ローマの次の停車駅はフィレンツェで、このディレッシマもフィレンツェまでで終わり、列車はフィレンツェ近くで、再び在来線に戻り、行き止まり式ホームのフィェンツェ駅に入線しました。

フィェンツェ観光を終えた私は、夕方ローマに戻るため、再び列車に乗り込みます。
今度の列車は、快速級の列車。車両も古く車内もオープンサロン。ローマまで途中いくつかの駅に停車するタイプの
ものでした。
途中停車駅があるので、新幹線用線路ディレッシマは走ることがないなと思っていたのですが、いざフィレンツェを出発すると、ディレッシマを走り始めてしまいました。
車両が古いので、さすがに200km近い速度は出ませんが、それでも140kmはキープしていたこと思います。
最初の停車駅が近づくと、ディレッシマに設けられた在来線への分岐ポイントを渡り、速度を落とし在来線を走り、駅に停車しました。
数分の停車の後、動き始めた列車。 今度は在来線でローマを目指すのかと思いきや、気がつくとまた新幹線線路ディレッシマに合流。老体に鞭打ちながらディレッシマをきっと全速で踏ん張り、また停車駅が近づくと在来線に降り、停車駅に向かい、またディレッシマに戻ってくるというパターン。

そう、まるで高速道路みたいな感じで新幹線用線路ディレッシマを使っているんです。
フィレンツェからローマまでの間に3回程度このディレッシマの入退場?を繰り返したと思います。

フランスの新幹線TGVも在来線との分岐は沢山持っていますが、いずれもパリからの一方方向型の乗り入れで、高速道路のジャンクションみたいな、双方向への分岐は持っていなかったと思います。
日本の新在直通新幹線つばさ、こまちも東京方向のみの分岐です。

イタリアの新幹線ディレッシマには、イタリアという都市の分散された地理を感じると、日本の鉄道にはない新幹線の使い方に、結構興味深いものを感じます。

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(1.1)海外の列車」カテゴリの記事

コメント

私もイタリアに旅行に行ったときに、ローマフィレンツェ乗りました。確かに何度も合流するポイントがあったような!

さすがに日本の新幹線ではムリでしょうけど、、。
とりあえず、フリーゲージとレインによる新在直通運転が早く実現すればいいですね。

確かローマ・ナポリ間ももうすぐですよね?

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