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2004年4月24日 (土)

接待ゴルフコースなのに、無礼な一言

今日は、名門と呼ばれる会員制ゴルフコースに行ってきました。
同行するメンバーの力量は、名門には相応しくないかもしれませんが、もちろんそのコースのメンバーがいないとプレイできないコースで、そのメンバーになるにはスポーツカーが1台買える以上の金額の会員券と、他のメンバーからの紹介、更にはそのクラブの理事などの偉い人との面接等をクリアしないとメンバーになれないトーナメントも行われるほどのゴルフコースです。

通常こういったコースは、会社の接待などに使われることが多く、接待ゴルフコースなどと呼ばれることもあり、そのクラブハウスやコースの手入れ、キャディーさんの対応などもそれ相応です。

きょうは4人のメンバーの力量なども考慮し、10時30分過ぎの最終スタートとしました。
メンバーのプレイは、決してうまいとはいえませんが、みな真剣そのものです。
前の組との時間差が大きく開くこともなく、そういう意味では一般的なプレイ時間だったと思います。

しかし5ホール目を過ぎたぐらいのところで、運悪く何人かが林の奥深くにボールを迷わしてしまい、前の組が見えなくなるぐらい置いてかれた時、後ろからおじさんがひとりこちらに歩み寄り、大きな声で迷惑そうに

「前が空いてるんですから、早く進んでくださいよ!」

後ろのおじさんたちは、3人プレイ(通常は4人プレイ)で進みが速いのと、既に我々のスタートした10:30までに全18ホールを終え、更にハーフをまわっている人たち。
こちら側は、きちんと自分達の力量を考え、最終スタートをしているのに、ゴルフ好きの腕の多少立つおじさんたちに文句を言われる筋合いはないと思います。

向こうは趣味で規定の18ホールを更に越えて9ホールもしようとしている人たち。
そういう人達は腕のたつのも当然でしょう。こちら側はわざわざ気を使って最終スタートしている組。
ゴルフは紳士のスポーツであるなら、自分達がオーバープレイ(+9ホールプレイ)に入って、ヘタッピの組の後ろについても気持ちに余裕を持って、見守りべきではないでしょうか?

あの組の中にも、その接待ゴルフコースのメンバーがいるはずで、こちら側が接待している可能性があることも十分想像できるはず。
なのに、「早く行け!」の一言は、ヘタッピとは言え、私達の組のメンバー全員に大変悪い印象を与え、そのゴルフコースそのものの印象すら悪くなってしまう。
人によっては、もう2度のそのゴルフコースには来たくないなんてことにもなるでしょう。 接待ゴルフコースにならないじゃないですか?

更には自分も会員券を持っているゴルフコースの印象を悪くしてしまうことに気が付かないのでしょうか?
もっと言えば、そんなことを平気で言える人間をメンバーにした、そのコースの理事会そのものにも不満を覚えます。

当日のプレイ代だけ払えば誰でもプレイできるゴルフコースで、このような「いちゃもん」を言われるなら、まだ理解できますが、名門と言われるゴルフコースでこんなこと言われるなんて、大変後味の悪いゴルフでした。

きっとこの名門ゴルフコースで今日受けた印象は、私の人生にずっと残るでしょう・・・・
私の中では名門でない、その辺のパブリックと同等になってしまいました。


*PS
でも今日の私のスコアは、今までで最高のものだったんですけどね(笑)

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