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2004年4月20日 (火)

見たくなかったJALの機体・・・
(旧レインボーセブン B777)

jalj777.JPG

写真の飛行機。普通に見ればJALの新塗装機材なのですが、これを見たのが鹿児島空港。
鹿児島空港はJALジャパンの運行路線となっており、写真の飛行機は「旧JASのボーイイング777」ということになります。
ボーイング777は登場以来、ジャンボ機に変る機材として世界中の航空会社が導入を進めている機材です。

日本の航空会社も、旧JAL・ANAはもちろん。当時ボーイング機を1機も持たなかったJASも導入し、JASは約30年ぶりにボーイング機を所有することになりました。

JASは当時主力機であったエアバス300に採用していた塗装が、エアバス社のテスト用機材の塗装であったこともあり、そのままライバルのボーイング機に同じ塗装を採用することが出来なかったのでしょう? ボーイング777に採用する塗装は一般公募により決定されました。

機内のシートには全座席にシートテレビを搭載し、スーパーシートと一般席のほか、国内線版ビジネスクラスとも呼べるレインボーシートなる中間クラスを設置。「レインボーセブン」という名称を持って、華々しくデビューしたのでした。
私はこのレインボーセブンを相当に気に入ってしまい、この飛行機が登場以来、すっかりJAS派になってしまいました。

レインボーセブンの登場までのドキュメントを追った本も購入し、米シアトルでの塗装作業。試験飛行など、羽田に到着した際の華々しい記念行事など、全てこのJA8977という機材が使われていました。

でもその後に発表された。JAL・JASの統合。
両者の飛行機の塗装は新デザインに統一されることになり、ついにレインボーセブンも塗装変更されたらしい情報が入ってきましたが、実物はもちろん写真でも見たことなかったので、実感がわきませんでした。

昨日、鹿児島空港でみたこの機体。
その機体番号からレインボーセブンの1号機であることが分かりました。
悲しいけど、レインボーセブンがなくなってしまったことを、目の前で確認してしまいました。

内装が変わってしまったのか、搭乗しなかったので確認はできなかったのですが、旧JASのシンボル的機材の塗装を剥がすのは、さぞかし寂しいものだったのではないかと、自分のことのように寂しい思いを感じました

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コメント

ゲームの有無は導入時期の違いによるものと思いますよ。

JASの777
シートテレビにゲームがついているものとついていないものがあったと思います。 どうなっているのでしょうねえ・・・

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