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2004.03.26

フランス新幹線TGVの思い出(運転室編)

tgv_103.Jpg

フランスの新幹線【TGV】
鉄道にあまり詳しくない人でも、この列車の名前や写真は見たことある人が多いのではないでしょうか?
昭和39年の東海道新幹線開業以降、世界最速の列車であった日本の新幹線の営業速度を抜いて世界最速の座についたのが、このフランスの新幹線【TGV】です。

開業当初はオレンジ色の車体で、時速270kmを誇り、パリからリヨンをはじめとするフランス中央部及び地中海方面を結び、TGV南東線と呼ばれています。
オレンジ色のTGVは、地下鉄などの都市電車を除けば、私がはじめて乗車した外国の列車です。

TGV南東線の成功を受け、次に登場したのがTGVアトランティック線です。(写真の車両)
アトランティック線はその名の通り、パリから大西洋岸であるボルドーやナントを結ぶ路線として開業し、営業最高時速も世界で初めて300kmを達成しました。

1991年3月。私は当時世界で唯一300kmで営業運転を行っていた【TGVアトランティック線】に乗ることを主目的にフランスに渡りました。
もう12年も前のことになるので、当時のことはあまり覚えていないのですが、TGVのチケットを購入し、TGVの出発する、パリ・モンパルナス駅に向かい、はじめてみるTGVアトランティックの勇姿をカメラに収めていました。

これから自分の乗るTGVがホームに入線すると、その先頭車両まで歩いていき、同じように写真に収めていたのですが、そのときに東洋人らしき旅行者が、なんと運転席から降りてくるのが見えました。きっと運転席を見学させてもらったのでしょう。
うらやましいと思った私は、いっしょに降りてきた運転手さんと思われる人のところに駆け寄り、自分のカメラを見せ、

「自分にも、運転席を見せてほしい!」

言葉のできない私は、可能な限りの表現をして、運転手さんに頼みました。
が、結構あっけなく「おいで!」と中に招き入れてくれたのです。

小さいころから電車好きだった私にとって、電車の運転台はとっても神聖なエリア。
もちろん日本では入れてもらったことも、入れてほしいなんて乗務員さんに頼んだこともありません。
でもフランスでは、気持ちよく招き入れてくれたのにびっくりすると同時に、乗務員扉から列車に入った際、当時世界で一番早い列車の運転席に乗込んだことに対する、興奮と緊張で目に見た運転席のことはほとんど覚えていません。

掲載の写真は、そのとき撮った世界最速のTGVアトランティックの運転席です。
この写真を撮った後、なんと私は運転席に座らせてもらい、運転手さんに自分が運転席に座っている写真を撮ってもらいました。
その写真は、今の私とギャップがあるので、ここではお見せできませんが、私にとって人生で忘れることのできない思い出となりました。
私はスピードメータを指差し、300km? と聞き、得意そうに頷いた運転手さんの姿は覚えています。

運転席から降り、客室に腰を落ち着けた私は、当時唯一の300キロの列車の旅を楽しみました。
パリを出発したのは夕方の17時過ぎ、終着のボルドーには20時30分ごろの到着だったと思います。途中で日が暮れてしまうかなと思うのは日本人だけ。
20時過ぎに「夕日がまぶしい!」と眺めた太陽も、このTGV乗車時の記憶として残っています。


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(1.1)海外の列車」カテゴリの記事

コメント

私も高速鉄道の運転席に、しかも走行中に入れてもらったことがあります。
それも2度。両方ともドイツのICEでの出来事でした。1度目は去年の
6月の終わり、欧州全域が猛暑に見舞われていたころです。ミュンヘンから
フランクフルト空港駅まで、ICE3型に乗っていた時に、先頭車の運転席の後ろの
キャビンで、ガラス越しから運転席の走行風景を撮ろうとしたら、突然、運転席の
ドアが開いて、運転士氏がこっちへ来いと手招き…。昨今の社会情勢から、
運転席は撮影禁止かなと思ったら、どうやら、ガラス越しでは写真が撮り難いだろう。
ほら、ここで好きなだけ撮りなと言ってるご様子。私は大喜びで、進行方向が変わる
マンハイムまで、運転席にいて写真を撮り続けました。この区間は在来線であったので、
最高時速は200キロでした。これでも自分は大満足でした。ところが…。

2度目は同じく去年の8月、今度はフランクフルト中央駅からケルンでの出来事です。
やはり同じようにICE3型の先頭車の運転席の真後ろから、ガラス越しに写真を
撮ろうとしたら、また運転席のドアがガチャッと開いて…。ここじゃ良い
写真撮れないだろう、ホレ、はいんな。っていう具合に、やはり運転席に入れてもらいました。
今度は前回の時とは違って在来線区間ではなく、フランクフルト~ケルンの
高速新線区間。生まれて初めて、運転席で時速300キロの体験をしてきました。
どちらの場合も日本では考えられない事でした。運転席では運転士氏と、
日本とドイツの鉄道談義になって、日本の新幹線も速いが、オレんとこのICEは
もっと早いぞなどと、自慢していたのも良い思い出です。

という訳で、ICE3型に乗る時は走行中、運転室の後ろに行って写真を
撮りましょう。もしかしたら運転席に入れるかもしれません。

滅多に見られない大変貴重な写真を公開いただき、どうもありがとうございます。私も運転席入ってみたい~。
ご存知とは思いますが、TGV AtlantiqueのParis Montparnasse-Rennes間は専用軌道敷設計画があり、2010年(だったかな?)には現在の所要時間2時間5分が、1時間20分に短縮される見込みだそうですよー。

#別記事ですが、ご丁寧に返信ありがとうございました

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