テレビチャンピオンの新幹線王をみて思う、日本の鉄道趣味という世界
先ほど、偶然にもテレビ東京系の人気番組「テレビチャンピオン」の新幹線王選手権と言うのを見ることが出来ました。
5人の代表選手が新幹線に係る問題を解きながら競い合う、構成的にはいつもと同じものでした。
でもそこに出題される問題を見て思うのは、やはり鉄道趣味というのは鎖国的なものなのかなということ。
新幹線。高速鉄道というのはいまや日本だけでなく、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、そして4月に開業する韓国等、いまや世界中に存在するもの。
なのに問題には、日本の新幹線しか出てきません。
この車両は何でしょう?という早押し問題に、スペインのAVEが出てきたっていいじゃないですか?
速度が遅い順に答える問題に、フランスのTGV南東線が出てきたっていいじゃないですか?
映像などは取材に行かなくても、テレビ局なら入手ぐらい簡単なんではないでしょうか?
日本の鉄道趣味誌も海外の鉄道ネタを特集するとセールスが悪くなるから、先ず特集が組まれることがありません。
セールスにあわせた内容構成しか組まないから、日本人で鉄道趣味を持つ人の多くは、日本の鉄道しか興味がなくなってしまう。
日本は島国でもあって、外国の鉄道車両を見る機会が皆無であることも理由のひとつでしょう。
でも鉄道は日本だけのものじゃない!
外国にだって素晴らしい鉄道は沢山走っているんです。
せっかく世界中ほとんどのところに自由にいける時代に生まれたのに、世界中に対象ある趣味を持ちながら、日本国内のことばかりしか追いかけないのか? 勿体無いと思わないのか?
ちょっと熱く語ってしまいましたが、このWeblogも本サイトも、いろんな人に少しでも外国の鉄道を知ってもらえるきっかけになればと、公開しているつもりです。
たった数万円でアメリカ往復チケットが入手できるこの時代。英語が全く出来ない私でもひとりで海外鉄道旅行は楽しめるんです。
外国の鉄道を使っての旅行での現地の人とのふれあい。
日本の鉄道旅行とはまた違った体験を多くの人に味わってもらいたい。そう思ってやみません。
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» ストラスブールのLRT(フランス) [ ヴェンゲンの旅]
ついでに、フランスのストラスブールのLRTもご紹介しておきます。今日もWENG [続きを読む]
鉄道趣味誌に海外ネタが少ないというのはその通りでしょうね。ただ唯一例外はLRTではないでしょうか。こればっかりは海外にしか事例が無いですから、イヤでも取り上げざるをえません。当然国内事情との比較も必要になりますし。
私は高速鉄道にはあまり興味がなくて、軌道法準拠のレールがもっぱら興味の対象です。路面電車(というシステム)が過去の乗り物・ノスタルジーの対象という根強い意識も払拭したいですね。
投稿: MARU | 2004年3月26日 (金) 00時24分
こんにちは。わたしは日本の電車好きな人は世界の電車にも興味のあるもの、と勝手に思い込んでいたのですが...そうでもないのかな?
#わたしは「世界の車窓から」を見て電車が好きになったクチです。
海外鉄道旅行愛好者さんのブログは内容が多岐にわたっていてとても興味深いです。ココログでの紹介文は、確かにショックですね。。。
投稿: Emm@ | 2004年3月25日 (木) 23時45分
そんなのやってたんですね!ちょっと見てみたかった、、どんなもんか&どんな人が出場しているのか(笑
投稿: ジャッキー1973 | 2004年3月25日 (木) 21時33分