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2004年3月 2日 (火)

さようなら営団地下鉄パスネット

さようなら営団地下鉄パスネットが、昨日3月1日から、営団地下鉄各駅で販売されています。(一部駅は除く)

営団地下鉄は、来月4月1日から完全民営化されるに伴い、「東京メトロ」とその名称を変えることになりました。
長年親しんだ「営団地下鉄」という名称は今月限りでおしまいです。
来月からは駅員さんの制服や、車両、駅入り口のマークも衣替えし、新スタートを切ることになっています。

でも、今の営団地下鉄。 どことなくまだお役所的な空気を感じるのは私だけでしょうか?
このパスネットの販売の時は、いつもそう思いました。

私は、通勤に営団地下鉄の○京駅を使用しています。
この駅には毎朝、改札脇にパスネットを販売しているおじさんが2名いるのですが、その売り声はいつも
「パスネットいかがですかーーー!」
「首都圏の私鉄に共通して使えますーーー!」
って、パスネットの販売に伴う、売り声としては決して間違ったものではないのですが

今回のような、記念パスネット? が発売された時も売り声が一緒なんです。
これには少しも商魂があるとは思えません。
前回、丸の内線50周年記念のパスネットが発売された時も同じでした。
その販売をホームや改札で知ることなく、駅出口に向かう階段で記念カードが発売されることを、はじめて知るケースが多いです。

記念パスネットが発売されれば、その内容からいつもと違った購入層があるとは考えないのでしょうか?
例えば私だって、通勤には定期を使っていますが、日中地下鉄に乗る時はパスネットを使ってます。
新しいパスネットの購入は、パスネットが切れた駅です。(しかも営団以外が多い)
いつも同じようなデザインに飽き飽きしながらも、実用性から購入し、終わったらもちろんそのままポイです。

今回のような、記念パスネットがあれば、今もっているパスネットが切れる前に購入も検討でき、使い終わった後も記念として、手元に残しておくと思います。

営団だって、パスネットをより多く販売したいから、記念カードの販売を続けているのではないでしょうか?
駅で販売にかかわっている方も、記念カードが出たときは

「本日、○○記念のパスネットが発売されましたーーーー!」

の一言があっても良いのではないでしょうか?
ポスターを掲示したからOKではないでしょう・・・・・「東京メトロ」になったら、もう少し商魂出して、民間会社らしくね!と思った 今日のパスネット購入でした。

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コメント

買ってきました。 白金高輪駅で^^
こちらの記事拝見するまで全然記念パスネットの存在を知らなかった私です。 思わぬところでマーケティングが展開されてしまった??

>記念パスネットが発売されれば、その内容からいつもと違った購入層があるとは考えないのでしょうか?

その通り! だって、私がその、「いつもと違った購入層」に含まれる人間の一人に他ならないのですから。。
50,000枚ってどれくらいで売り切る量なんでしょうか。。

明日早速、実家母に頼んで買っておいて貰わなきゃ。。
(自分で買いに行け!っていわれちゃいそうですが。。。)

マーケティングって気持ち入れよう、一工夫で左右されるんですよね。言葉一つで大きなビジネスの勝負が付いてしまったり・・・。

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» さよなら営団パスネットに思う [mattoh]
 昨日、仕事帰りに東京へ繰り出した。目的はこの日から発売される営団地下鉄のパスネットを買うためである。仕事場の最寄り駅である大宮から電車に乗り新宿駅へ向かった。... [続きを読む]

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