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2004年3月 1日 (月)

列車での国境越えの思い出 (1)

プレとアメリカな日々というココログに「国境越え」という記事が目に入ったので、久々のトラックバックとして、私の国境越えの経験を記事にしてみようと思います。

私は18歳の時に始めての海外旅行を経験しました。
遠出というのには縁がない両親の元で育ったため、遠くに行くことに憧れを抱き、中学卒業と同時に日本列島を北へ南へと駆け巡り、遂に18歳の時に単身で海外に旅立ちました。

向かった先はフランス。
当時から日本とフランスをノンストップで結んでいた、JALやエールフランスのような国際的にも大手航空会社には、今のような公認の格安航空券はなく、安い航空券を発行していた韓国の航空会社で、成田ーソウルーアラスカ(アンカレッジ)ーパリと、22時間かけてフランスに降り立った物でした。

私がフランスに始めて上陸したのは、1988年。日本はまだ昭和。ドイツもまだ西と東に分かれていた時代です。
少年時代から列車の好きだった私は、ユーレイルパスというイギリスを除いた、ほとんどの西側ヨーロッパの鉄道が2ヶ月間乗り放題になる切符を持っていました。
但し所持金は、1日5,000円分。 滞在予定の60日を30万円で過ごす必要がありました。

1日5,000円というのは、食費も宿代も美術館などへの入場料も含んだ金額であったので、これを1日5,000円以内に抑える日が多くなるように工夫することで、旅に余裕を作る必要がありました。

そんなときに役に立つのが「ユーレイルパス」
ヨーロッパは夜行列車が多く、ユーレイルパスだけで乗れる普通車でもゆっくり寝れる夜行列車を3日に1回程度利用することで、宿泊費を抑えていました。

ヨーロッパ。
在来線でも160キロや200キロで走るヨーロッパの汽車は、そのスピードゆえに夜行列車では沢山の国境越えを経験しました。
フランスースペイン、スペインーポルトガル、フランスーベルギー、ベルギーードイツ、ドイツーオーストリア、スイスーフランス、フランスーイタリア・・・・・・

ちょっと時間がなくなってしまいました。
次はこの中から、どれかひとつの国境だけを取り上げて、お話してみたいと思います。

で、続きを公開しました

列車での国境越えの思い出 (2) 【フランス→ベルギー→ドイツ編】

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コメント

初めてコメントします。
2年前に、ベルニナ特急で、イタリアからフランス、そしてリヒテンシュタインまで行きました。そのときの写真はURLからみてください。
国境超えにはパスポートは要りませんが、スイスはEUのメンバーではないので、EU内で3ヶ月以上のオーバーステイをしそうな場合には、スイスに行ってまた帰ってくる、というウラ技が使えます。

お久しぶりです。
最近忙しすぎてココログさえ更新できないありさまになってしまいました。
それはさておき、またまたトラックバックしていただいてたのですね。しかも、ブックマークまで。ありがとうございます!

ヨーロッパは国境だらけですよね。その分、国境での緊張感(?)のようなものが薄い感じがするんですけど、その辺どうなんでしょう?

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