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ブログ:ココログ

(1.1)海外の列車

2009.05.06

擬似乗車ビデオ 台湾鉄路 南廻線 旧型客車

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久々に「擬似乗車ビデオ」の新作を作成しました。
新作と言っても、2007年12月に台湾を訪問した際に未編集だった列車の作品です。
今回取り上げた列車は、台湾の最南部。「南廻線」を走る1日2往復の旧型客車。
1日2往復ゆえ、走行シーンは納めることが出来ませんでしたが、多くの車窓シーンを比較的ロングカットで収録し、テロップも私の思う必要最低限としていますので、BGV的に見ていただけたら幸いです。

ところで・・・
まだ未編集の台湾ものが1本あります。撮影したらすぐに編集しないと、撮影時の気合が薄くなってしまい駄目ですね(笑)

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2008.01.12

台湾の立ち売り駅弁

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台湾の鉄道では、日本と同様に弁当を見ることが出来ます。
大きな駅には駅弁専用の売店があるほか、在来線の優等列車の車内販売でも弁当を買うことが出来ます。
そんな台湾の駅弁の中には、なんとホームでの立ち売りが残っている駅があります。
台北から花蓮、台東方面の優等列車に乗って30分ほどで行ける「瑞芳駅」がそのひとつ。
ホームでは列車が到着すると立ち売りの人たちが列車に向かって「べんたーん」と叫んでいます。
弁当の発音が日本語とほとんど同じのなので、「べんた-ん」が「べんとー」とも聞こえ、まるで日本にいるように錯覚してしまいます。
台湾ではこのほか台東に近い「池上駅」の駅弁の立ち売りが有名です。
日本でもホームの立ち売り駅弁はほとんど見かけなくなりましたが、台湾の駅弁立ち売りも長く残ってほしいものです。
動画で駅弁立ち売り風景を撮影してきましたので、「べんたーん」の売り声をお確かめください。

動画「台湾の駅弁立ち売り風景」をダウンロード

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2008.01.06

台湾新幹線 擬似乗車ビデオ完成

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昨年末に撮影してきた台湾新幹線のビデオ。
この正月休みの多くの時間を使って、やっと作品が完成しました。
台北から終点の左營(高雄)までの車窓を中心に、台北駅の雰囲気や途中駅の通過シーンを織り交ぜ、なんと29分の長大な作品になってしまいました。
ここまで長いと自己満足でしかないような気がしますが、台湾新幹線に興味のある方に見ていただけたら幸いです。

<ニコニコバージョン>
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1961956

<zoomeバージョン>
http://zoome.jp/kishanori/diary/3/

<ニコニコとzoomeの元ファイル>
http://kishanori.sakura.ne.jp/THSR_ver1.wmv

*元ファイルはサーバー容量の関係で公開から短期間で削除することがあります。


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2007.12.31

ハイビジョン台湾第1弾 台湾新幹線 桃園駅

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先月導入したハイビジョンカメラを台湾に持って行きました。
このハイビジョンカメラで初めて本格的に列車を追いかけることとなり、3泊4日間で63分テープ3本分の映像を撮ってきました。
その第1弾として、台湾到着後すぐに向かった台湾新幹線桃園駅で撮影した映像を紹介します。
台湾新幹線については、この作品とは全く別に台北~左営までの擬似乗車ビデオを編集する予定です。

【高画質バージョン】
http://kishanori.sakura.ne.jp/koutetsu_1.wmv

【ニコニコ動画バージョン】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1896036

【Youtubeバージョン】
http://jp.youtube.com/watch?v=4lwD6cIJ0CA

2007.12.30

台北駅での新幹線撮影

台湾2回目、2日目は台湾新幹線で一気に高雄まで南下し、南廻線の普快に乗ってきました。

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2日目のトップバッターは台湾新幹線。
台北を7時調度に出発する直達タイプの列車で、高雄(左営)までは1時間36分の最速列車。
台北駅には6時15分ごろ到着し、この列車の前に出発する新幹線の写真&ビデオを収めようとしたら、改札のお姉さんにホームに降りるとき止められてしまいました。

「貴方の列車はこのホームでない」
「写真を撮らせてほしいのだけど・・・」
「危険なので駄目です」
「・・・・」

台北駅の新幹線ホームは2面4線となっています。
ホームに新幹線が入線していても出発10分ぐらい前にならないと改札は通れても、ホームに入場できません。
更に改札を通る人が少ないときはチケットに記載された列車番号も、お姉さんにチェックされます。
この条件が運悪く重なると、上記のようなことになりますので覚悟が必要です。

もし台北駅を出発する新幹線の映像がとりたい場合は、6分間隔で出発する時間帯を狙い、後発の列車のチケットを入手しましょう。
この続けて台北を出発する新幹線は同一ホームが設定されているようです。
ご参考まで・・・・

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台北から左営まではグリーン車級の商務車に乗りました。
2&2のゆったりとしたシートピッチで、ドリンクサービスもあります。
乗客は私のほかに、夫婦らしき1組のみでした。

2007.12.29

2回目の台湾に行ってきました!

2007/12/21~24の3泊4日。台湾を訪問してきました。
台湾に行くのは昨年の2006年11月以来の2回目の訪問になります。

今回の目的は、大きく分けて次の3点
(1)台湾新幹線乗車
(2)台湾一周(南廻線の普快乗車)
(3)タロコ乗車
幸い、全ての目的を達成することが出来ましたので、ここで順を追って紹介していきたいと思います。
まずは、台湾到着初日の写真を数点紹介します。

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桃園空港から高鉄桃園駅を結ぶ路線バス
片道20元。所要時間20分。利用者が多く混雑していました。

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桃園から乗ったはじめての台湾新幹線。
11月から自由席が登場。私も自由席券を買って乗車したのですが、結構な混雑。
はじめての台湾新幹線はデッキに立って乗る羽目になってしまい、台中まで乗る予定を変更。新竹で降りてしまいました。

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台中駅に到着した台湾新幹線
台湾新幹線には乗務員専用の扉や窓はありません。(これは台湾の列車全てに共通)
このときは、写真の黒い制服を着た女性乗務員近くの乗降口で扉の開閉を行いましたが、
全ての扉に開閉装置が付いています。

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台湾新幹線の台中駅は、台中市街地からは遠く離れています。
在来線とも接続していますが、便はあまりよくないような・・・・

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在来線で彰化に移動。下り方面のホームにシマウマが登場!

2007.02.17

TGVが最高時速553kmを記録!!

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フランス国鉄が世界に誇る高速列車「TGV」が、2月13日の試験走行で553kmを記録したニュースが流れました。
「TGV」の速度記録としては、1990年に開通前のTGVアトランテック線で記録した515km以来、実に17年ぶりに最高記録を更新したことになります。
今回試験を行ったのは、今年の夏に開業が予定されている「TGV東線」と呼ばれる区間。
この「TGV東線」はパリ東駅を起点に、フランス東部アルザス地方のストラスブール方面を目指す路線で、営業最高速度は世界最速の320kmを予定しています。
ストラスブールからドイツ方面への乗り入れも計画され、こちらにはなんとドイツ国鉄の高速車両「ICE3」使用され、はじめてTGV線路にICEが走ることになります。
フランス国鉄からは、今回の試験について正式に発表されていないようで、今後4月頃に更に最高速を記録すべき試験走行を計画しているようです。

TGVといえば、私が始めて海外に行った18歳のときに真っ先に乗車した車両。
当時日本の新幹線の最高速度は東北新幹線の240km。
TGVはまだ南東線と呼ばれるパリ-リヨン間しか開通していませんでしたが、最高時速270kmを誇る世界最速の列車でした。
新幹線とは違い、高速区間にトンネルが一切なく、TGVの力強いパワーによってフランス中部の丘をジェットコースターのように上下しながら走る姿が印象的でした。


2年前(2005年)3月に、実に約10年ぶりにフランスを訪ねました。
今年開業する「TGV東線」の始発駅になる、パリ東駅に訪問し、停車している機関車とコラーユ客車の写真を撮りました。
10年前と大きく変わっていないと思われるパリ東駅も、停車しているコラーユの塗装は以前とは全く異なり少しさみしさを感じましたが、「TGV東線」が開通したらコラーユの姿もほとんどなくなり、もっと様子が変わってしまうのでしょうね。

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2007.02.11

台湾鉄路に「太魯閣(タロコ)号」が登場

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台湾鉄道の最近の話題といえば、今年の1月5日に開通したばかりの台湾高速鉄道が目立ちますが、在来線にも注目の特急車両が登場します。

その名は「太魯閣(タロコ)号」

JR九州の「白いかもめ」に導入されている振子技術を採用。カーブの多い東部幹線の台北-花蓮間を現在より所要時間を30分短縮し2時間で結ぶ計画となってます。
車両は、日立製作所の笠戸工場(山口県)で製造され、昨年12月に台湾の基隆に上陸しました。
8両1編成で、3編成が納入されていますが、今年10月までには更に3編成が納入され、最終的に6編成48両となる予定です。
列車名の「太魯閣(タロコ)号」は、東部幹線沿線にある台湾を代表する景勝地「太魯閣渓谷」から名づけられた名前で、一般公募により決定されました。

営業運転は、春節の2月16日から臨時列車扱いで台北-花蓮を1往復する予定です。
しかし、残念ながら振子機能がまだ正常に稼動していないとのことで、振子を使用せず走行することから本来の性能を発揮できないばかりか、時刻表を確認すると、何故か現在最速の「自強号」よりも所要時間を多く要しています。
「太魯閣(タロコ)号」は将来東部幹線だけでなく、台湾高速鉄道と並行する西武幹線にも導入されるという情報もあります。早く本来持っている性能を発揮してもらい、台湾高速鉄道と良い意味で競争してもらえいたいと思います。

*写真は台湾在住のktkr様から、ご提供いただきました。

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2007.01.27

海外鉄道本紹介「将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情」

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北朝鮮の鉄道ってどうな感じなのだろうか?
歴史・現在の政治的な背景を無視して、海外の鉄道が好きな人間として、全く興味がないと言えば嘘になるでしょう?
北朝鮮に鉄道があることは知っていても、現状の情勢からは、入ってくる情報は少ないです。
平壌と北京、モスクワを結ぶ国際列車が存在していることや、この本のタイトルにもなっている将軍様が国内視察や中国訪問時に使用する専用の列車があることは知っていても、その詳細を記したものを見ることはあまりなかったかと思います。

この本はそんな北朝鮮の鉄道に的を絞った詳細なレポートです。
将軍様専用の「1号列車」の編成紹介やこれまでの運行ルートの記録はもちろん、国内の詳細な路線図、北朝鮮内で活躍しているほとんどの車両について触れられています。
最初は興味本位でページをめくっていたものの、戦前の日本のSLがまだ活躍していることや、直流電化の国なのに、交直流電車を開発していたことなどが紹介されており、この本の詳細なレポートには驚くばかりです。
また付属のDVDには、まず見る機会がない北朝鮮の車窓風景が収められており、以外にも近代的な電化設備が整っていることに驚かされました。
1900円と少し値が高いですが、納められている内容をみると十分納得の価格ではないでしょうか?

2007.01.07

DC自強号(高画質動画配信テスト)

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最近多くの動画をこのBLOGで配信していますが、いつも作品の長さの関係もあり、ファイル要領が多くなってしまうので、あまり良い画質で配信できていません。
そこで今回は、あえてワンカットもののシーンを選んで、いつもより高画質の動画を紹介してみようと思います。
あくまでもテストです。今後この画質で作品を公開するには、サーバー容量の問題をクリアする必要があります。
テスト画像は、写真のDC自強号の羅東駅入線シーンです。

「DC自強号の羅東駅入線シーン」をダウンロード

2007.01.06

祝!台湾高速鉄道開通

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↑台湾高速鉄道「台北駅」のチケット販売機画面より

昨日(2007/01/05)、台湾高速鉄道(日本での通称:台湾新幹線)が開通しました。
台湾高速鉄道の開通。心よりお祝い申し上げたいと思います。
日本で製作された700T型車両が、台湾を走り始めたと思うと、思わず興奮してしまいます。
本当に開業おめでとうございます!

計画では2005年10月の開通を計画でしたが、欧州型と日本型の高速鉄道の技術が混在しているなどの理由で、その調整などに手間取り開通が1年以上延びてしまいました。
更に表向きは開通から15日間は「仮開業」ということですが、一般客を乗せて走り始めたのは間違いありません。
まだ1日19往復。台北の少し南側の板橋始発ではありますが、旧正月には台北始発での運転が始まるようです。

自分が訪台してから2ヶ月もしないで走り始めたことに少し悔しい(笑)気もしますが、今年早い時期にもう一度台湾に行きたいという明確な目標が出来ました。
台湾では、台湾高速鉄道に続いてJR九州「かもめ」の技術を導入した「太魯閣(タロコ)号」も試運転を開始しました。
「台湾高速鉄道」が台北始発となり、「太魯閣(タロコ)号」が樹林-花蓮間の運転が開始されたころを見計らって台湾に再度旅立とうと思っています。


【関連記事】
台湾新幹線 台北駅 2006/11/25撮影
ktkr音鉄特捜百貨店ー音鉄日誌2006 : 台湾新幹線、出発進行!

2007.01.03

台湾「旧型客車」の動画 第2弾

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↑早朝の花蓮駅で出発を待つ534列車

元旦に発表した”台湾鉄路「旧型客車」のプロモーションビデオ完成”の第2弾が完成しました。
第1弾は宜蘭から花蓮への下り535列車。
今回完成した第2弾はこの535列車の前の運用である花蓮から宜蘭に向かう534列車です。

534列車は花蓮を早朝5時55分に出発するため、この列車に乗るには花蓮に宿を取る必要があります。
実は私は534列車に乗ることが目的ではなく、534列車で宜蘭に向かい、534列車が到着後、宜蘭駅で行われる機関車廻しの様子をビデオで撮るのが主目的でした。

とは言え、せっかく再度乗ることが出来た旧型客車。
ビデオを沢山廻してしまい、編集してみると第1弾とほとんど同じ長さの作品になってしまいました。
第2弾と違う点は、
 ・カット数を約50から30程度とし、長いカットをいくつか使ったこと。
 ・テロップを少なくしたこと
以上2点かと思います。
その結果、第1弾と比べると落ち着いた印象の作品になったことと思います。
ビデオから台湾の汽車旅を感じて頂けたら幸いです。

「台湾鉄路 旧型客車」の第2弾をダウンロード

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台湾鉄路「旧型客車」のプロモーションビデオ完成

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<↑ビデオの編集画面>

2007年。新年明けましておめでとうございます。
今年の最初は、昨年11月に台湾に残る旧型客車を尋ねた際、撮影したビデオを編集したものを紹介します。
以前、このブログでもこの旧型客車の動画を少し紹介しましたが、実際は乗車中にかなりのビデオを撮影しております。
今回は正月休みの2日をかけて編集し完成したプロモーションビデオを公開します。

このプロモーションビデオは、実に53カット。17分37秒の作品になりました。
撮影は昨年の11月24~25日の2日間行ったのですが、2日目に撮影したビデオ映像はほとんど使っていないため、いずれ第2弾を作りたいと考えております。

「台湾鉄路 旧型客車」のビデオをダウンロード

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2006.12.10

台湾の駅弁(台鐵便當)と幻の駅弁

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台湾旅行中、いくつかの場所で駅弁のような弁当を売っている光景に出会いました。
台湾鉄路で一般的に売られている弁当は「台鐵便當」と呼ばれる写真のお弁当。
昼時になると各駅の台湾鉄路直営売店や自強号をはじめとする各列車の車内販売で発売されます。
このお弁当の名称は「台鐵便當」のほか、「鐵路餐盒」「鐵路便當」等とも呼ばれているようです。
値段は60元。日本円で約210円。ペットボトルのお茶が20元(約70円)の物価と考えても実にリーズナブルです。
この「台鐵便當」は、列車内には台鉄のマークが入ったダンボールで積み込まれ、車販のワゴンにはこの弁当しか積まれていなかったと思います。

表紙に使用されている列車は、2007年から運行を開始する予定の「太魯閣(タロコ)号」
JR九州の「白いかもめ」や「白いソニック」の技術を使用した日本製の車両で、西部幹線の台北(樹林)-花蓮間に投入され、同区間の大幅なスピードアップに貢献するようです。
「太魯閣(タロコ)号」が表紙ということで、空き箱を持って帰りたかったのですが、容器は全体で一体構造となっており中のお弁当も、脂っこく匂いもきついものだったので、持ち帰りは諦めて、写真だけで済ませました。

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さて気になる「台鐵便當」の中身ですが、排骨飯と呼ばれる台湾での一般的なもの。
下にひかれたご飯の上に、排骨とゆで卵それに高菜が添えられています。排骨は非常に脂っこいもので、これには少し異国を感じましたが、値段の割には結構おいしかったです。
ただあまりの脂っこさに、1度食べれば3日は求めないかも知れません(笑)


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ところで、台湾には「幻の駅弁」なる「懐旧便當」というものがあることを、成田から台北に向かう日本アジア航空の機内誌(アジアエコー)の台湾最新情報局の特集記事で知りました。
この記事によると「懐旧便當」は、新宿の京王百貨店で開催されている駅弁大会で2002年2003年の目玉商品として準備されたが開店と同時に品切れてしまったとのこと
この弁当は布製の手提げ袋に入っており、中はレトロなステンレス製の丸型弁当箱。手提げ袋と弁当箱には懐かしい鉄道駅の風景が描かれています。
肝心の弁当は、「台鐵便當」と同様の排骨飯。ただしご飯はザーサイとチンゲン菜と桜エビのオリジナル混ぜご飯とのこと。
台北駅では台湾鉄路直営売店で11:30から、1個300元(約1,100円)で販売するが、1日の販売量は10~20食程度とのこと。
台北駅のほかに、高雄、台中、花蓮の各駅でも販売されると記載がありました。

これは今回の台湾滞在中に何とか手に入れたい!
そう意気込んで、2日目の昼ごろ。平快に乗って訪れた「花蓮駅」でちょうど11:00ぐらいの時間を迎えたので、この幻の駅弁を探したのですが、駅の中にはセブンイレブンしか見当たらず、ホーム内の売店も覗きましたが。見つけられませんでした。

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翌日「台北駅」に戻ったのは11:00ごろ。
まずチケット売り場と同じフロアにある台湾鉄路直営の弁当売り場を探し当て、中を覗くと店内の中央に置かれた大きなワゴンの中に「台鐵便當」を中心に数多くの弁当が並んでいました。しかしながらそのワゴンの中には目指す幻の弁当「懐旧便當」はありませんでした。
ところが、ふと目を壁側にやると、そこには日本アジア航空の機内誌でみた幻の駅弁「懐旧便當」の容器が・・・・
更には蓋だけが10枚近く並んでいるではありませんか!
蓋の絵柄は毎年変わるのか、それともスペシャルバージョンなのか、全ての絵柄が違っていました。
そしてそのずらりと並んだ蓋の脇に、ありました!幻の駅弁「懐旧便當」が!!!!
でももしかしてサンプルかも?
そう思って弁当の入った袋を手に持ってみると、ずしりと重くあきらかに中身入りです。
でもほかの弁当と違ってワゴンの中に入っていなかったので、ちょっと不審に思い幻の駅弁を手に持って、レジのおばさんに「これがほしい!」と訴えました。
しかしながらおばさんは困ったように、中国語で何かを言っています。こちらは中国語がわからないのでお互いに困っていると、その様子をみた現地の中年夫婦の方が英語で、「それはスペシャル弁当で、今日の販売分は終わっている」と伝えてくれました。
私が手に持っている中身入りは多分予約分なのでしょう・・・・。このときは諦めて台湾鉄路直営の弁当売り場を後にしたのですが、このときにレジのおばさんが、レジの脇においてあるダンボールの方をみて何か言っていたのが気になりました。

その後、台北駅のチケットカウンターに並び、当日の台北→彰化の自強号と彰化→台北の復興号のチケットを入手した後、諦めきれなかったのと、さっきのおばさんの仕草が気になって、再度台湾鉄路直営の弁当売り場を覗きました。
するとどうでしょう。さっきまではワゴンの外に並んでいた幻の駅弁が3個、なんとワゴンの中に移動しているではありませんか。
これはもしかして買えるってこと?
そう思って、さっきと同じように接客の合間、手が空いたおばさんに向かって、「売ってくれるの?」とたずねると、またまた困った様子。
ところが今度はどこかに電話してくれて、何かを聞いている。
もしかして予約分を売ってもよいものか、どこかにたずねてくれているのだろうか?そう思いながら電話が切れるのを待っていたが、結果はNGだった。
でもおばさんは、「中身はなくてもよいならある」というような仕草をして、レジの脇にあるダンボールから取り出したのが、幻の駅弁のステンレスの弁当箱だった。
中身がないかどうかわからないので、あけて見せてもらうと本当に空っぽ(笑)
でもこれで十分。「OK!OK!」と言って売ってもらいました。

中身はないものの、布製の手提げ袋、2段になったステンレス製の弁当箱。それと台鉄マーク入りのオリジナルの箸がセットになったものを、200元(約700円)で購入しました。
もちろん中身つきで、弁当を食べたかったけども、旅行者で日本に容器を持って買えることを考えれば、中身なしのほうがベストだったのかもしれません。
この幻の駅弁の空容器が、今回の台湾旅行の唯一の自分へのお土産となりました。


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ところで、この幻の駅弁を売っている台湾鉄路直営の駅弁売り場の横には、なんと同じく台湾鉄路直営の鉄道グッズを販売する売店があります。
残念ながら私が訪台し、台北駅を訪ねた2006年11月24~25日はどちらも閉店していましたが、12月は開店しているとの情報もあります。
閉店している店内を見ると、自強号の模型や駅員さんか乗務員さんをデフォルメしたストラップ等が見えました。

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<関連記事>
臺灣的鐵路便當事情(台湾の駅弁について)
台湾の駅弁
駅弁資料館 台湾の記念駅弁

2006.12.05

台湾新幹線 台北駅 2006/11/25撮影

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本来の計画なら、昨年10月に開業していた台湾新幹線。
その後今年の10月に予定が1年変更され。これが更に、乗客は乗せないまでも開業式を今年の12月7日に実施する。その予定すら延期され、いったいいつ開業するのか解らなくなってしまった台湾新幹線。

そんな台湾新幹線「台北駅」の現在の様子を今回の旅行でいくつか収めてきました。
この新幹線「台北駅」は、ほかの駅に比べ工事が遅れていた関係で、開業時には使用されずに、新幹線はひとつとなりの「板橋駅」を始発駅とする計画でしたが、開業が遅れに遅れている関係なのか、私が訪ねた2006年11月24日にはほとんど完成しているように見えました。
チケット売り場には人の姿があり、自動販売機や自動改札にも電源が入っている状態。
まるで始発前か、何らかの理由で、たまたま新幹線の運転がされていないのでは?と思わせるほどの雰囲気でした。

11月30日には内外のマスコミ関係者を試運転列車に招待した台湾新幹線。
ひとりのファンとして開業を楽しみに待ち、開業後はまたビデオを持って台湾をたずねたいと思っています。

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台湾の乗り得列車 復興号 (動画付)

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↑台北駅で乗客を迎える復興号

台湾は列車の種別に乗車券の値段が異なっています。
日本のように特急に乗るなら、乗車券+特急券という仕組みではなく、特急に乗るなら特急用の乗車券が発売されていると思ってください。

台湾では列車の種別が大きく分けて3種類あり、日本の特急に値するのが「自強号」、急行に値するのが「キョ光号」、そしてそのほかが普通列車となっています。
この普通列車の中には種別がいくつかあり、ずばり「電車」という通勤型の車両を使用した列車。先に紹介した旧型客車を連ねた「平快」、更には「平快」でありながら、冷房付の「冷気平快」などが存在します。

この「電車」「平快」「冷気平快」は、普通列車なので座席の指定はありませんが、この3種類の列車と同じ料金で乗車でき、しかも全席指定席となっている長距離準急に値するのが、今回紹介する「復興号」です。

「復興号」は基本的に西部幹線だけに存在する準急並みの列車ですが、台北-高雄などの長距離の列車も存在します。
座席はビニールながらも転換リクライニングシートで、結構快適です。
スピードも決して遅いということはなく、私が乗車した彰化-台北間の約200Kmで後続の自強号などに抜かれることもありませんでした。
この設備とこのスピードで、普通列車料金とあれば結構乗り得な列車ではないでしょうか?
客車列車好きな私としては、結構気に入った存在です。
でも座席を指定されるよりも好きなところに座ることのできる「平快」がベストかな・・・

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↑復興号の車内の様子

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【動画】「復興号」をダウンロード

2006.12.02

自強号の動画完成!(台北-彰化)

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先週末、台湾で撮影してきた動画の編集、作品化を開始しました。
まず第1作目は、台湾を代表する列車「自強号」のE1000を編集してみました。
「自強号」は台湾鉄路の特急に相当する列車で、台湾の主要幹線である台北-高雄の西部幹線、台北-花蓮・台東の東部幹線を中心に多く運行されています。

その中でも、このビデオに登場するE1000は、1996年に登場した「自強号」の最新型です。
機関車は南アフリカ製、客車は韓国製と製造国の異なる編成で、両端に機関車を連結したプッシュプルで運転されています。

本来であれば、このE1000自強号に台湾の最主要幹線である台北-高雄間を乗りとおしたかったのですが、今回の訪台の目的はこの「自強号」ではなく、旧型普通列車の「平快」にあり時間的な制約もあったため、台北-高雄のほぼ真ん中にあたる彰化で折り返しました。

ビデオの撮影も残念ながら台北-彰化のみとなってしまいましたが、途中試運転が繰り返される台湾新幹線の線路や駅なども撮ることができ、台湾新幹線開通直前の台湾の鉄道の様子を感じ取ってもらえる作品になったのではと思っています。

【動画】「自強号 E1000 台北→彰化」(15:31 30.9M)をダウンロード

複線区間で客車列車同士がデットヒートを繰り広げる!
(台湾双単線での追い抜きシーン)

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台湾の幹線区間である台北-高雄や台北-花蓮間などは当然複線電化しており多くの列車が走っています。
複線電化自体は珍しくもなんともないのですが、日本と違うのは、この複線が同一方向に走行可能なこと。
もう少しわかりやすく言えば、日本の複線は、基本的に下りと上りが明確に分かれていますが、台湾の場合は複線の2本の線路は、どちらも下りにも上りにもなることができます。
更に具体的に言えば、複線の2本の線路を同時に下りや上りに設定でき、2本の列車を同時に下りや上りに設定することができます。
このような区間を複線ではなく、「双単線」等と呼んでいます。

「双単線」は日本でも一部区間に導入されていますが、ターミナル駅周辺やごく限られた一部線区に限られ、前者はターミナル駅から異なる線区の分離区間、後者は路線障害を発生させたときの緊急対応用として対応されています。

またヨーロッパや韓国などでは「双単線」は、結構当たり前になっていて、路線や列車障害・路線保守作業などが発生したときに、残された片方の線路に上下列車を走らせることで全面的な運行停止を避ける仕掛けがなされています。

ところが台湾の場合、この「双単線」の使い方がちょっと興味深いです。
列車・路線障害・保守の回避としてだけ使用するのではなく、優等列車が普通列車を追い抜くときに使用されることがよくあります。
これもわかりやすく説明すると、普通列車が特急列車に抜かれるときは、日本では通常、普通列車が待避線のある駅に停車。その停車中に本線側に特急列車を通して、先の道を譲ります。
しかしながら台湾では、下り普通列車が下り特急列車に追いつかれそうになると、普通列車はなんとポイントを亘って上り線を走行し始めます。そして普通列車のいなくなった下り線を特急列車が走行。上り線を走行中の普通列車を走行しながら追い抜いていきます。
日本で言えば、複々線のような光景が、複線で見ることができます。

そんなシーンを、幸いにも今回の訪台中に一度だけ遭遇することができました。
もちろん動画でも収めていますので、下のURLからそのシーンをお楽しみ頂ければ幸いです。

動画:双単線区間での追い抜きシーン

2006.11.30

台湾に残る雑客列車 (平快)

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今回、はじめて台湾に行って、乗ってみたかった列車は、上の写真の「平快」と呼ばれる普通列車です。
20年ぐらい前まで、日本の地方都市でもよく乗ることのできた雑客列車と同様の雰囲気を持つ列車です。
冷房装置なんかはあるわけなく、走行中も乗車口であるデッキは開きっぱなし
日本では大井川鉄道やイベント列車でしか残っていない、古きよき鉄道の時代を色濃く残している列車です。
もっとも台湾でも新幹線の開通が目の前に迫っている昨今。
この「平快」は、東側の路線にほんの一部しか残っていなく、いつ消えてしまってもおかしくないのが現状です。
今回の訪台は、「平快」に乗ることがメインテーマでした。

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車内は日本の雑客とは少し違って、転換シートとなっています。
昔、優等列車に使用されていたことを物語っています。

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山間の駅で小休止する「平快」

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【先行公開動画1】宜蘭駅を出発する「平快」

2006.11.26

台湾に行ってきました!(自強号 E1000)

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今年初めて海外に行ってきました!
訪問先は「台湾」
成田から4時間弱で行ける身近な外国ですが、訪問は今回がはじめてでした。

台湾では、本来の予定ではすでに「台湾新幹線」が開通しているはずでしたが、諸事情によりまだ乗客が乗ることのできる正式な開業日が未定となっています。
しかしながら新幹線はなくとも、台湾には多くの種類の列車が走っています。
韓国やヨーロッパのような乗り放題の乗車券はないものの、比較的安価な価格で列車の旅を楽しむことができます。

写真は昨日(2006/11/25)に台北-彰化間で乗車した「自強号」です。
「自強号」は台湾の鉄道で最高級の列車に位置づけられており、写真の車両のほか、沢山の種類の車両が使用されています。
写真の車両は「E1000」と呼ばれ、南アフリカ製の機関車を編成の両端につけたプッシュプル型の列車です。
機関車と機関車の間に挟まれる客車は韓国製となっています。

【動画】彰化駅を出発する自強号


2006.07.02

青蔵鉄道開通! 世界最高高度を走る列車

昨日、2006年7月1日。中国に青蔵鉄道(せいぞうてつどう)が開通しました。

青蔵鉄道とは、中国西部の青海省「西寧」とチベット自治区首府「ラサ」を結ぶ鉄道で、総延長は1,956km。
全路線の約85%が4,000m以上の高地を走り、最高地点はなんと5,072m。世界で一番高いところを走る鉄道となります。
(ちなみにこの青蔵鉄道開通までの世界最高度を走る鉄道はペルーGalera駅の4,783m)

軌道の半分は永久凍土上に敷設され、年の平均気温はマイナス7度。酸素は平地の70%しかないため、この青蔵鉄道を走る列車は、カナダの航空会社ボルバルディアの技術を用いた与圧機能付の客車が使用されます。(まるで飛行機扱いです・・・)

同鉄道は、2001年に建設が決定され、同年着工されましたが、その工事は凍土や高山病と闘いながらの難工事であったと聞きますが、これだけの長い距離&高度の鉄道建設を工事開始から、たった5年で完成させるとは驚きです。

2006年7月1日の開業は、なぜか試験運行という言葉も使われているようですが、次の旅客列車が運行されている模様です。

・北京―ラサ(T27・T28) 
 →走行距離4064キロ、走行時間47時間28分

・成都―ラサ(T22/23・T24/21)
 → 走行距離3360キロ、隔日運行

・重慶―ラサ(T222/223・T224/221)
 →走行距離3654キロ、隔日運行

・西寧―ラサ(K917・K918)
 →走行距離2188キロ、隔日運行

・蘭州―ラサ(N917・N918)
 →走行距離1972キロ、隔日運

これらの列車は、テレビ放送などを見る限り、従来の中国鉄道と同様の外観が緑色の客車が使用されていましたが、将来はシャワー付個室寝台車やパノラマ車両を連結した観光用の豪華列車が運行を開始するとも聞いています。

ちなみに、現在日本人がこの青蔵鉄道に乗るには、チベット入域許可書が必要で、旅行会社が主催するツアーに参加しないと乗車は難しいようです。

<参考記事>
青蔵鉄道 - Wikipedia
asahi.com:青蔵鉄道の試運転、北京-拉薩など3路線運行へ - 人民日報
青蔵鉄道と太陽の都ラサの旅~高原列車で崑崙山脈を越える~ 西遊旅行のチベットの旅
青蔵鉄道で行く 遙かなる聖地ラサへの道9日間

2005.12.13

KTXの動画を暫定公開(天安牙山駅)

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韓国で撮影したビデオの総時間は、なんと90分にもなりました。
少し前までデジカメ主体で列車を記録していたのに、最近はこんなにもビデオ撮影をするまでになりました。
題材のほとんどがKTXなのですが、プロモーションのメインとして作成しようとしている”ソウル-釜山間の車窓&走行風景”には使用できない動画も沢山あります。

そのメインのプロモに使用できない動画の中から、最終日に立ち寄ったKTX高速新線上に出来た唯一の高速通過可能駅「天安牙山(チョナン・アサン)駅」で撮影した映像を集め短いプロモを作成してみました

列車の入線から、扉が開くところ。駅周辺。300kmで通過するKTX。そして出発していくKTX・・・

この短いプロモからでもKTXをより知っていただけることと思います。

「KTX 天安牙山駅」をダウンロード 2分50秒(13.8M)

2005.12.11

たった今、韓国から帰ってきました

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JAL日韓シャトル便にて、さきほど韓国より帰国しました。
ソウルを出発したのは19:25。羽田には21:15着。そしてリムジンバスを利用して自宅でもうパソコンを打っている・・・
いやー韓国って近いものです。
写真のKTXは本日13時ごろにソウル駅で撮影したものです。

今回の訪韓は実に13年ぶり。目的はもちろん昨年開通した韓国高速鉄道「KTX」でした。
「KTX」には滞在期間中7回乗車し、ビデオでも十分収めてきましたで、近日中にその勇姿を紹介したいと思います。

今日は、まずは帰国報告まで・・・・

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本サイトの第1号作品「明日セマウル乗ろう!」のセマウル号にも13年ぶりに今日乗車しました。
食堂車健全です! もちろん食堂車目当てで乗ってきました!

暫定KTX動画

2005.11.20

ニュルンベルグの交通博物館が焼失・・・

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ニュールンベルグ交通博物館本館の保存車両

ものすごくショッキングなニュースが飛び込んできました。
ドイツ南部にあるニュールンベルグ交通博物館の扇形庫から出火があり、歴史上貴重なドイツの車両約20両が全焼してしまったと言うのです。(博物館本館は影響なしのようです)
発生は10月18日。もう一ヶ月も前のことになりますが、私は全く知りませんでした。
下記のURLにて焼失現場を見ることが出来ますが、あまりにも無残な状況に目を覆いたくなります。

同博物館は、イギリスのヨーク、フランスのミュールーズと並んでヨーロッパの3大鉄道博物館のひとつ。私も10年以上前に1度訪問したことがあります。
現在も世界をリードする鉄道大国であるドイツの歴史を作ってきた車両を保存・展示されていました。
ドイツの保存車両はこのニュールンベルグ交通博物館にも存在するようですが、ここがメインだったようで、これらの車両が焼失してしまったことは、ドイツの鉄道史として大変な損失です。

世界の鉄道を趣味とする人間としても大変ショックで、言葉もありません・・・・
そして鉄道趣味を持つものとしてこんな重大な事件が一ヶ月も過ぎてから、自分のところに届いたこと(届かないこと)も残念です。


<関連サイト>
編集長敬白: 衝撃! DB博物館ニュルンベルク庫が全焼!
焼失写真が多数掲載されているサイト

2005.09.19

台湾新幹線の開業が1年延びてしまいました

700
<台湾新幹線は700系を改良した車両が使われます>

久しくこのブログを更新していませんでしたが、最近気になった海外鉄道の話題としては、やはり「台湾新幹線」の開業延期でしょうか?
日本で作られた700T型新幹線車両の納入も終了し、台北-高雄間の全線345kmの新幹線は、本来なら来月(2005年10月)に開業する予定でしたが、これが1年延期することになってしまいました。

開業が1年も遅れてしまう原因としてよく聞くのは、この新幹線はドイツ・フランス・日本という世界の高速鉄道の技術が混在して建設されており、その連携がうまく取れていないとのこと。
新幹線という技術は「車両」「線路」「信号」など運行に必要なものをトータルパッケージで考えないとうまくいかないようです。
現在のところ最高時速200kmまでの試験は行えているものの、全線での試運転はまだ先のようです。

この台湾新幹線。予定通りこの秋に開業するなら乗りに行こうかとも考えていたので、この話題は少し残念なニュースでした。
ただ私の所有するJALのマイルがこの12月までに使用しないと約9000マイル失効してしまうので、近いうちに近隣のアジア諸国に出かけてきたいと思っています。

その渡航先候補として「台湾」が消えたわけではないのですが、もうひとつのお隣の国「韓国」に開業した高速鉄道「KTX」もまだ未乗なので、この2カ国のどちらかに今年中に出かけることになりそうです。

2005.08.17

ユーロスターの動画配信!

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今年(2005年)3月に乗車したユーロスターの動画を本サイトで公開しました。

パリからロンドンまで「ユーロスター」の車窓を中心に編集してあります。
特に鉄道ファンとして見逃せないユーロスターならではの車窓風景を収めたことが特徴かと思ってます。

具体的には

 ・在来線からTGV北ヨーロッパ線への分岐
 ・TGV北ヨーロッパ線で、時速300kmでのユーロスターとのすれ違い
 ・リール付近の高速デルタ線通過
 ・ユーロトンネル突入シーン&ルシャトルとのすれ違い
 ・ユーロトンネル出口風景
 ・イギリスの高速新線CTRL走行シーン
 ・架線集電から第3軌条集電への切替
 ・第3軌条走行シーン

などなど、
本来なら2時間35分の旅行を、16分に圧縮してありますが、ユーロスターに乗ったことない人にはその雰囲気を感じ取ってもらえ、乗ったことある人には懐かしさを感じてもらえる映像に仕上がったと思っています。

今回の動画作品を作るにあたって、作品と同じパリ→ロンドンの映像を基本的に使っていますが、一部映像にロンドン→パリの映像を逆再生で使用しています。(パリ出発からTGV北ヨーロッパ線分岐まで)
この逆再生は最近発売されたばかりの動画編集ソフト「ビデオスタジオ9」で新たにリリースされた機能で、この機能を使うことで映像の走行方向が同一となり、完成度が上がったことを嬉しく思っています。

16分。31Mという個人サイトとしては異常なほど大きな作品になりましたが、多くの皆さんに楽しんで頂けたら嬉しいです。

ユーロスター「パリ→ロンドン総集編」


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動画の中にある「ユーロトンネル突入シーン」

2005.05.10

アメリカの高速列車「アセラ」が運休中

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アメリカ唯一の高速列車で、ワシントンDC-ニューヨーク-ボストン間の北東回廊線を最高時速240kmで結んでいるアセラ(acela)が現在全列車運休中という情報が入ってきました。
情報によると2005年4月25日以降、ディスクブレークに異常が見つかり、全20編成の部品交換が必要となり、今年8月ぐらいまで運休となったようです。
これによりアセラの代替列車として、アセラ登場前の主力列車「メトロライナー」などが運行されているとのことです。

アセラは私も2003年12月に乗車しました。
スピードはそれほど早くないものの、快適な車内に感激し、世界の列車の中でも好きな列車のひとつとなり、このブログのURLにも名前を使わせてもらっています。
ただアセラは技術的に開業当時から色々と問題があり、運営するアムトラックと車両メーカーので色々な対策が講じられていたようです。
今回の長期間運休がアセラにとって最後の技術的問題からの脱出となるように期待させて頂きたいと思います。

<関連記事>
アセラ エクスプレス(Acela Express)乗車記

2005.04.08

地球の歩き方から「北米大陸鉄道の旅」発売される!


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北米大陸鉄道の旅

個人で海外を旅する人のバイブルとして有名なガイドブック「地球の歩き方
私も20年ぐらい前から活用し、今でも海外に行く時には結構お世話になってます。

この「地球の歩き方」には、以前から2つの鉄道版が存在していました。
ひとつは「ヨーロッパの鉄道」。もうひとつが「アメリカの鉄道」を中心に編集したものです。
この鉄道版が2002頃に大きな変化をとげ「地球の歩き方 鉄道の旅」シリーズとしてリニューアルされました。
シリーズには、ヨーロッパ全体を編集したものの他、フランスやイギリス、スイスなど、1国に的を絞ったものも登場し、より詳細な記事が掲載されるようになりました。
ところが、このシリーズにはヨーロッパの鉄道しかなく、従来からの「アメリカの鉄道」編はいつのまにかに本屋の店頭から姿を消し、地球の歩き方のラインナップから消えていました

やはり外国の鉄道というと、ヨーロッパしか興味を持ってもらえないのだろうか・・・・

いつの日か、地球の歩き方アメリカ鉄道編が復活を願っていたところ、なんと今年の2月にヨーロッパ編と同様に「地球の歩き方 鉄道の旅」に「北米大陸鉄道の旅」として、パワーアップして復活していました!

発刊から、それに気付くまで2ヶ月もかかってしまいましたが、早速購入しました。
昔はアメリカ本土の列車だけが対象でしたが、今回はタイトルのとおり、アラスカ・カナダ・アメリカ本土の列車の旅が紹介されています。
通年運行の列車、ツアー列車のほか、グランドキャニオン鉄道や登山鉄道など、インターネットでもなかなか紹介されることない、コアな鉄道も紹介され、「地球の歩き方 鉄道の旅」シリーズの中ではもっとも充実しているのではと思える内容です。

本の中に掲載されている写真も、どれも美しく、北米の鉄道の旅 バンザイ! と思わず叫んでしまいそうなぐらい気に入りました。

北米の鉄道は、ヨーロッパの鉄道と比べ、気軽に乗れるものは少ないですが、巨体の列車に乗って、ゆっくりと流れる広大な景色を眺める旅はとても贅沢かと思います。

多くの方が、この本を眺めて、北米の鉄道に興味を持っていただけたら嬉しいと思います。

<関連記事>
本サイト:ひとり汽車旅・のりものの旅 「さあアムトラック乗ろう!」 

2005.03.22

イギリスの列車2「現在版フライング・スコッツマン」

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イギリスで最初に乗った長距離列車は、写真の「GENR」のインターシティー225
「GENR」とは、グレート・ノース・イースタン鉄道の頭文字を取ったもの。

この「GENR」は、ロンドンからエジンバラまでの東海岸線の長距離列車の運営を旧国鉄から引き継いだ会社。
イギリスの東海岸線と言えば、途中にヨークやニューカッスルなどの大きな街が存在するイギリスの一級幹線で、名列車「フライング・スコッツマン」が走っていた伝統路線です。

いまは列車毎に名称が付かなくなってしまいましたが、かつての「フライング・スコッツマン」のロンドン出発時刻である午前10時には、写真の列車が出発していきます。
最高速度は形式と同じ225KM。残念ながら高速新線はありませんがよく整備された在来線を気持ちよく、そして継続的に高速運転しているので、乗っていてとても心地が良いです。

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1等車の座席はリクライニングはしないもののソファーのようなゆったりとしたつくりで、全ての座席に備え付けのテーブルがあり、そのテーブルの上には出発前からコーヒーカップがセットされています。
出発すると新聞サービスに始まり、つづいてすぐにコーヒー・紅茶をついでくれます。またワゴンにはコーヒー・紅茶以外にパンやビスケット、そしてバナナなどもあり希望すれば無料でもらえます。
テーブルにはメニューもあり、食堂車で調理したものを座席まで運んでくれます。つまり1等車は全座席食堂車もかねていると思っていただいて良いでしょう。
私は早速朝食としてサンドウィッチのブレックファースト頼みました。車内で調理されたサンドはとても暖かく美味しく頂くことが出来ました。

コーヒー・紅茶のサービスも頻繁で、エジンバラまでの4時間30分の間に9回も注ぎに来てくれました。
結果的には、私にとってこの「GNER」が最初に乗ったのに、一番素晴らしいサービスを提供してくれたイギリス国内の列車となりました。
かつての名列車「フライング・スコッツマン」の名に恥じることのないサービスを守ってくれています。

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↑車両にはかつての「フライング・スコッツマン」のルートを走ることが明記されている。

イギリスの列車1「ヒースローエキスプレス」

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昨日の夕方6:30.無事成田に戻ってきました。
今回の旅はイギリスでの滞在時間が3日しかないということで、乗れた列車は数数ないですが、それでも主要なものは押さえてきました。
乗車記の詳細は別途公開するものとして、速報として乗車した列車の写真を1列車づつ紹介してみようと思います。

先ず最初に乗った列車は「ヒースローエキスプレス」(写真右)

この列車はその名のとおり、ロンドンの空の玄関口であるヒースロー空港とロンドン市内の「パディントン駅」を結ぶ高速の列車です。
ヒースロー空港はロンドン市内と地下鉄でも繋がっていますが、地下鉄の所要時間約40分に対し、こちらのヒースローエキスプレスは、約15分で結んでいます。
ただし料金は、地下鉄が約750円に対し、ヒースローエキスプレスはなんと約2900円。
料金がとっても高い電車ですが、それなりに需要がありました。

ちなみにヒースローエキスプレスは、ナショナルレールなので「ブリットパス」が使えます。
私は帰りにブリットパスで乗車しました。

*ナショナルレール・・・日本で言うとJRみたいなもの。旧国鉄が分割して出来た会社をこう読んでます。
*ブリットパス・・・イギリス版ユーレイルパスのようなもの。ナショナルレールが乗り放題の切符です。

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車内は特に豪華でもありません

2005.02.06

「韓国鉄道の旅」ガイドブックが発売される。


昨年(2004年)4月に新幹線「KTX」が開通した韓国。
韓国ドラマの人気もあり、韓国への渡航者が増えているとのことで、本屋さんの外国ガイドブックのコーナーに行っても「韓国」の文字を良く見ます。

そんな観光ブーム中である「韓国」ですが、鉄道に的を絞った最新のガイドブックがJTBキャンブックスの最新シリーズとして発売されました。
韓国鉄道の旅―KTXで拓く新しい韓国の旅

この本では昨年開通したばかりのKTX。そして在来特急であるセマウル・ムングファなどを紹介しているのはもちろん、鉄道撮影地ガイドや京義線の韓国側最先端である「都羅山」への行き方、更には食堂車営業列車の時刻案内など・・・・韓国の鉄道を楽しむために必要な情報が満載です。

しかし・・・
写真も多く資料としても役に立つのですが、全体の構成と文章が正直うまくないと感じました。
この本を作るにあたって、著者は2004年に7回も韓国に行っているとのことでしたが、その膨大な情報の扱いに苦慮されたのでしょうか? 

それでも・・・
鉄道・汽車旅好きが韓国に訪問し、鉄道を楽しむには十分有用なガイドブックであると思います。
私もKTX開通後の韓国に非常に興味があるのですが、最近の韓国ドラマのブームが落ち着くまで、しばらくお預けにしようと思ってます。

(ブームの影響か? マイル交換による無料航空券が、なかなか取れません)

<PS>
KTXが開通した今でも、私が約10年前に新横浜-ソウルを乗りとおした鉄道旅行記「明日、セマウル乗ろう!」には、まだまだ多くの人に訪問いただき、嬉しい限りです。

<追記>
この本にも写真が掲載されていた韓国の寝台車が廃止されてしまったようです。
全室個室、しかも日本で韓国の寝台での乗車記を紹介しているサイトがあまりないので、次回の訪韓時に乗ってみようと目論んでいたので、とても残念なニュースです。
ソウルで、こんなこと考えた。: 寝台車全廃

2005.01.30

フランスのターボトレインが引退

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先日発売された鉄道趣味誌にフランスのターボトレインが昨年(2004)12月をもって引退したと記事にありました。
フランスのターボトレイン。
私が1988年頃、はじめてフランスを訪問した時に2回ほど乗ったことがあります。
当時フランスで走っていた長距離列車は新幹線であるTGV以外は、機関車牽引の列車がほとんどで、固定編成のターボトレインはちょっと異色の車両だったかもしれません。
動力は先頭側の車両半分にディーゼルエンジン(ガスタービン)があり、その車両の騒音は結構なものでしたが、それ以外の車両は静かだったことを覚えています。
座席は当時フランス全土で走っていたコラーユ型客車についていた、リクライニングのしない二人用固定座席と違い一人分が独立したリクライニングシートでした。
雑誌によると最高時速は160kmだったようですが、相当燃費の悪い車両だったようです。(100km走るのに700リットル以上の燃料を消費するらしいです)
最後の活躍区間はリヨン-ボルドー間。ちなみに私の乗車区間はシェルブール-パリ・サンラザールの列車でありました。

この車両は、アメリカにも輸出されアムトラック塗装で活躍していたシーンも写真で何度か見たことありますが、今では全車引退していることでしょう。
最後に残ったターボトレインも中東への譲渡の話があるようです。中東では燃費は関係ないのかな・・・・

写真はフランスの鉄道博物館最寄のミュールーズ駅で1990年頃に撮影したものです。

2005.01.28

今年は台湾も行きたい!(台湾新幹線試運転開始)

昨日(2005/01/27)にいよいよ台湾新幹線の試運転が始まったと報道されました。
台湾新幹線は日本の新幹線技術を海外で初めて採用したもので、車両は東海道新幹線にそっくりの700T型。
真っ白い車体にオレンジ色のラインをつけた700T型が動いている姿をテレビで見たときは、ちょっとした感動でした。

試運転は日本のベテラン運転士がハンドルを握ったそうで、これにもちょっと驚きました。
昨日の試運転では時速は30km程度で、一部区間(台南-高雄60km)だったようですが、これから徐々にスピードを上げ営業運転予定速度である300kmまで引き上げられるのと、全線(台北-高雄345km)での試運転に拡大されていくと思います。

開業予定は今年の10月。
私はまだ台湾を訪ねたことがありませんが、この台湾新幹線開通を機に訪ねたいものです。

昨年開通した韓国の新幹線。KTXは、今の韓国ブームが終わるまで飛行機のチケットが取りにくくお預け状態ですが、今年は私の人生初の年2回の海外鉄道旅行をしたいと、密かに目論んでおります。
どうなることやら・・・

<関連記事>
台湾新幹線 台南-高雄間で試験走行 10月末開業へ
「台湾新幹線」が試験走行を開始・日本製車両公開

2005.01.02

ドイツの新幹線 ICE

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*勤務先の同僚が撮ってきた欧州第2弾です。

ドイツの新幹線「ICE」
いまや世界各国で高速鉄道が走るようになりましたが、その中でも私のお気に入りはドイツの「ICE」です。
私がこの列車に乗ったのは、もう10年以上前になりますが、今でもずっと好印象のままの列車です。

10年前。ヨーロッパの高速列車として有名だったフランスのTGVには何度も乗ったことがありました。
その当時の「TGV」はスピードは世界で唯一300KMを達成し、世界最速の列車ではありましたが、居住性という点では、シート間隔は狭く、飛行機のエコノミークラス並みだったと思います。
更には最長7時間も走る列車があると言うのに食堂車の連結はなく、簡単なビッフェのみ・・・
しかも原則全席指定席のため、乗車には必ず指定券を持っていないといけない等など、旅行者には決して優しくない列車でした。

ヨーロッパの高速列車と言うのはこんなものなのかな? という固定観念をある程度持ってしまった私にとって、このドイツの「ICE」の初乗車は驚きの連続でした。

まず駅に到着したICEに乗り込んで、車内があまりにもゆったりとしているので、まちがって1等車に乗ってしまったのかと思い、一旦車両から降りて、自分の乗っている車両が「2等車」であることを再確認したほど、TGVとは比べ物にならないぐらい立派な車内設備でした。
車内のシートはその間隔はゆったり取られているだけでなく、車両の中ほどにハンガーがあったり、車両によってはシートテレビが設置されていました。
更にコンパートメントやコインロッカー。デッキ部には液晶式の案内表示があり、走行スピードを確認することも出来ます。
更に気に入ったのは、ICEには食堂車が連結されていること。
他の車両より屋根が高く、天窓も設置されている食堂車は、木目基調のテーブルが並びとても落ち着いた雰囲気です。
ドイツ語や英語が出来なくても「MENU」という定食を頼めば、それはとても立派な食事でした。

とても快適な汽車旅を味あわせてくれた「ICE」は、10年以上たっても私の選ぶ世界最高の列車です。

最近、ヨーロッパの高速鉄道はフランスの「TGV」、ドイツの「ICE」のほか、イタリアの「ペンドリーノ」、スペインの「AVE」。
そのほか国際列車としてユーロトンネルを通過する「ユーロスター」や、「タリス」など、数多くの列車が登場しました。
私が好印象を持ったICEも、「ICE2」「ICE3」と新しい世代が登場しています。
残念なことに最近のICEには食堂車が連結されていないものもあるようですが、車内設備と走行スピードというバランスを考えれば、今でもヨーロッパで1番の列車ではないかと思っております。

またいつか、このICEに乗りたいです。

2004.12.25

パリ北駅

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勤務先の同僚が先週ヨーロッパ鉄道旅行に行ってきました。
ヨーロッパで写した鉄道写真をいくつか分けてもらったので、ここで紹介していきたいと思います。

先ずは写真の「パリ北駅」
この駅は私も10年以上前に何度も訪れた思いで深い駅です。
現在はここからユーロトンネルを経由してロンドンを目指す「ユーロスター」や、ブリュッセル・アムステルダム・ケルンまでヨーロッパ大陸を北上する「タリス」がホームを賑わせています。
どちらの列車も最高時速300kmを誇るヨーロッパを代表する高速列車です。

私が訪ねた10年前の「パリ北駅」には、まだ「ユーロスター」や「タリス」のような高速列車は存在しなく、機関車に引かれた長い客車列車がホームを占領していました。
中には遠くモスクワからやってくる客車もホームにポツリとたたずんでいたりして、まだソビエト崩壊前で遠い存在だった東側の客車を目の前で見ることが出来て、興奮していたことを覚えています。

またこの「パリ北駅」周辺は、治安が余りよくなかったことも、私には決して忘れられない思い出です。
18歳で初の海外ひとり旅を楽しんでいた若かれし日の私を突如襲った悲劇は、「パリ北駅」での出来事です。

<参照:パリ北駅の想い出・・・(ひとり汽車旅・のりものの旅)

同僚に聞くと、今の「パリ北駅」も決して治安の良い場所ではなさそうです。
海外鉄道旅行をひとりで楽しむ時には、特に周りに注意しましょう!

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2004.11.13

世界の車窓からDVD 中国編発売

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以前も紹介したことのある「世界の車窓から放映6000回記念新DVDシリーズ」の続編が無事発売されました。
発売日は2004/10/21だったのですが、実際の発売は少し遅れてアマゾンの通信販売で注文していた私の手元に
届いたのは、今週の木曜日(11/10)でした。

今回も発売は5作品となっており、アメリカ、オーストリア、中国、オーストラリア、インドの鉄道が紹介されています。
私は今回この中で一番直近に訪ねたばかりの中国編を注文しました。

中国編は、上海→昆明と昆明→ハノイ(ベトナム)までの2つの列車がメインの取材対象となっています。
途中ルートを外れて、毛沢東の生家のある「韶山(しょうざん)」と、1988年まで製造された中国最後の蒸気機関車「建設型」が活躍する「平寨(へいざい)」に立ち寄っています。撮影されたのは2001年とのことです。
そのほか、おまけとして1995年に撮影された中国最大のSL「前進型」の最後の活躍シーンが、あのオリジナル曲をバックにした5分程度のBGVとして入っています。

このDVDでもっとも興味深く見たのが、昆明からベトナムのハノイに抜けるルートの映像です。
この路線は、中国では珍しい狭軌鉄道でレール幅は日本より若干狭い(1,000ミリ)で引かれており、20世紀初頭にベトナムを植民地としていたフランスにより建設されたとのこと。
2000メートルを超える険しい山道をゆっくり、そして逞しく進む姿。そこから見える車窓は、とても雄大でした。
山を下りながら南下し、ベトナム国境に近づくと車窓には、なんとバナナ畑が広がっています。
中国の車両とバナナ畑という、なんとも不釣合いのシーンの画面にとても引き寄せられました。

そして国境駅「河口」
駅は中国側にあり、ここから南下する列車にはベトナム側から来た機関車が連結されます。
中国とベトナム国境は川幅約150メートルにかかる鉄橋。 この鉄橋を列車ゆっくりと過ぎていきます。
ベトナム側に入ると車窓は一変します。ベトナム風のあの三角の帽子をかぶった人々、そして西洋風の建物・・・
たった150メートルの川を越えただけで、大きく変る車窓風景に惹かれてしまいました。
荷物車みたいな車両の中にコンロを置いただけの食堂車。また白人の外国人観光客が多いのも印象に残っています。

このDVDは昆明-ハノイ間の直通列車には一切触れていませんが、画面に1度だけ映った中国国鉄車両。
そしてその車両に掲げられた【昆明北-河内(ハノイ)】のサボに釘付けになりました。
調べてみると、周に2回だけこの区間には直通列車があるようです。
また行ってみたい外国の鉄道が増えてしまいました・・・

世界の車窓から~中国鉄道の旅~
世界の車窓から~アメリカ鉄道の旅
世界の車窓から~オーストリア鉄道の旅.
世界の車窓から~オーストラリア鉄道の旅.
世界の車窓から~インド鉄道の旅.


2004.11.05

ニューヨーク地下鉄「100周年」

ニューヨーク市内を網の目のように走っている地下鉄が、10月27日を持って、1904年の開業からちょうど100年を迎えたとのこと。
これを記念し、車齢87年(1917年製)の車両を使って記念運行が行われたようです。
ニューヨークの地下鉄は現在。駅数468.車両数約6200両。1日の利用者が450万人いるとのことです。

ニューヨークの地下鉄と言うと、一昔前までは車体は落書きだらけで、車両や駅の治安が非常に悪く、観光客が乗る乗り物ではないと言われていたと思います。
しかし、現在では車体や車内の落書きは消え、観光客も安心して乗れる交通機関となっています。

私もニューヨークの地下鉄には、約1年前に始めて乗ることが出来ました。
この地下鉄に持った印象としては、非常に路線が細かいこと。
私は18歳の時から世界の色々な町や都市を見てきて、地下鉄もたくさん乗ってきましたが、ニューヨークの地下鉄ほど細かく張り巡らされた路線は経験ありません。
マンハッタン島内なら少し歩けば、地下鉄の駅を見ることが出来るばかりか、多くの駅に複数の路線が乗り入れているので、街を歩いていても路線図が手放せません。

切符の買い方は、いまいちよく分りませんでした。
自分はアムトラックでニューヨーク入りしたので、アムトラックの駅でもあるペンステーションの地下鉄駅で、案内係の黒人のお姉さんの手ほどきで、1日券を買うことが出来ましたが、ひとりでもう一度買えといわれても、全く分りません。

またこの地下鉄の面白いのは、急行があることでしょうか?
地下鉄が複々線になっていて、片側に急行が走るのでしょうが、どれが急行でどれが普通なのか、また停車駅は?・・・
このあたりの案内は、完全ではなかったかのように思えます。
1回。電車の中から駅を通過するのがわかって、「しまった急行に乗ってしまった!」と思ったのですが、その際は難なく、直ぐ先のホームに停まりました。ホームも長いようです。

私は都合3度ほど、ニューヨークの地下鉄を経験しましたが、特に昔言われていたような治安が悪いと思うことはありませんでした。
ガラガラの車内に自転車を持ち込んでいるお兄さんがいて、これから〇〇に行くんだ!(とおもう)などと話しかけらたのも印象深く記憶として残っています。

そんなことより、ニューヨーク
東京で生まれ、東京で育った私として、始めて東京より大きいと感じた街でした。
私の行った真冬のニューヨークは氷点下のとても寒い季節でしたが、綺麗な橋がたくさんかかっているこの街に再度ゆっくり訪ねてみたいです。

2004.11.02

イギリスに日本の新幹線??

先週とある日本のマスコミのWEBサイトで、イギリスが日本の新幹線技術を用いた列車の導入を決定したと言う記事を目にしました。

近いうちにここの記事になる話題と思っていたのですが、いざ書こうとするとそのページが見つかりません。
しかも、それ以来。他のマスコミで発表された様子もありません。
色々言われますが、多くの日本国民は、日本の新幹線輸出に、関心を持っているかと思います。

・日本技術をフルに活用した台湾新幹線
そして先日決まったばかりの
・中国への東北新幹線「はやて型」車両の輸出・・・

このようなことがあれば、日本のマスコミは直ぐにでも記事にするはず・・・
なのに今回のイギリスの件は、本当に目にしません。

デマだったのだろうか・・・?

そう思って、インターネットを色々巡ってみたら、やっと見つけました。

High-speed rail links confirmed

イギリスのBBCのホームページに英語の記事がありました。

まだ決定ではないようですが、2009年を目標に新幹線技術を取り入れた日立製の高速電車の導入を決定しているようです。
ルートとしては、ロンドンとパリを結ぶユーロスターのルート上にあるケント州とロンドンを結ぶとのこと。
どんな形態のものになるかは分りませんが、今後の動向を楽しみにしたいと思います。

<関連記事>
日本の新幹線、英国に登場

2004.10.03

世界の終着駅(テルミニ)へ

cover世界の終着駅(テルミニ)へ

日経夕刊で毎週「世界の鉄道」を紹介している櫻井寛氏の最新版です。
先日、出張の際、羽田空港の本屋さんで見つけて、飛行機ので読み始めた本です。
冒頭には、鉄道旅行記界の巨匠で、2003年2月26日に亡くなられた故宮脇俊三氏への想いが語られており、故宮脇氏は終着駅が好きで特にローマにあるテルミニ駅がお気に入りであったことが、本書のタイトルに影響を与えたことが綴られています。
*テルミニとは、イタリア語で終着駅のこと

内容としては、日経夕刊に掲載されたものを加筆したもので、世界各国50の終着駅を中心とした駅が、写真を交えて紹介されています。
自分の行ったことのある駅も、いくつか掲載されていて、訪問時を思い出しながら楽しませていただきました。

また特に印象的だったのが、メキシコ。
最近急激な鉄道離れが進み、たった5年余りの間に貨物鉄道を除き、ほとんどの列車が廃止されてしまったとのこと。
首都であるメキシコシティーの玄関駅から出発する列車は既にない。
メキシコは各都市に鉄路が繋がり、ほとんどの場所に列車で行けたらしいのですが、バスとの競争に負け、たった数年でほぼ全廃に追い込まれたとは、驚くばかりです。

幸いなことに有名なチワワ太平洋鉄道は、まだ健在なのが、唯一の救いです。

2004.08.31

中国の鉄道高速化。日本も落札!!

中国の在来線高速化に伴う入札が行われ、日本のほかフランス、カナダの企業が、異なる中国の鉄道車両メーカーと組んで応札を行っていましたが、先日、全ての国が落札した旨の公表が行われました。

この入札は、1編成8両。最高時速200KMの高速車両を10編成入札するもので、今回の結果により日本勢は全体の3/10である、3編成を確実に納めることが確定したと考えられます。

日本は、川崎重工他6社の連合と中国の南車四方機車車両による応札で、東北新幹線「はやて型車両」を改良したもので提案されています。
走行する区間はまだ未定ですが、最高時速200KMの高速化は5路線程度で計画されており、日本・フランス・カナダの車両が、路線毎に割り当てられるのではないかと思います。
実施時期は2005年からとなっており、いまから「はやて」がどのような姿で、中国の在来線を走るのか、非常に教務深いもので、楽しみにしています。

対するフランス(アルストム)は、TGVの改良タイプ、カナダ(ボルバルディア)はどんな車両なのかいまいち見当つきませんが、カナダはTGVの技術を導入したアメリカの「高速車両アセラ」の製造経験があり、やはりこれに似た車両ではないのかと思っております。

ところで、中国と言うとドイツの鉄道技術を多く取り入れており、先日乗った上海のリニアや地下鉄もドイツ製だったほか、ドイツ新幹線ICEの技術を導入した車両も試験的に製造し、実際に営業運転に使われております。
更に北京の実験線では最新型のICE3の目撃情報もあり、中国の鉄道はドイツよりになっていくのかと考えていたので、今回の結果に少し驚いています。

いずれにせよ、今回の導入結果が将来予定されている中国新幹線の建設動向に影響を与えるのは確実で、将来を見据えた3国の新型車両の完成を楽しみにしたいです。

2004.08.29

世界の車窓からDVDが発売されました。

2004年8月25日。
世界各国の鉄道を取材し、その車窓風景を毎日放送しているTV番組「世界の車窓」からDVDシリーズが発売されました。

この番組からのビデオ・DVD発売は今までもありましたが、今回は放映6000回記念を記念したDVDでの発売で、画面サイズもハイビジョン比率となってます。
シリーズは2回にわたって発売されそれぞれの発売日と特集は次の通りです。

第1回販売。5編(8月25日)
イギリス・スイス・スペイン・フランス・ブラジル

第2回販売。5編(10月21日)
アメリカ・オーストリア・中国・オーストラリア・インド

私も早速フランス編を購入してみました。
旅はスペインのバルセロナから始まり、地中海をイタリア国境まで向かいます。
内容としては、決して鉄道マニア向けでなく、車内の乗客のショットをやや多く使った車窓や沿線の街紹介が主体となっており、以前のシリーズに比べると列車を外から撮った映像がやや少ないかなと感じてます。
それでもやはり作成はやはりプロ・・・
私がビデオで回すのとは段違いにうまい映像と手間がかかっているのが、よくわかります。
美しい車窓風景をDVDの再生できるパソコンで見ていると、とてもよい気分転換の時間となります。
特典映像を含め、収録時間が約90分と言うのも、ちょっと得した感じになれます。

<マニア的視線で見ると・・・>
またスペイン-フランス国境は、両国のレール幅の違いを乗換えなしで直通できるタルゴ(Talgo)に乗っているのですが、国境駅での軌道変換について全く触れないところは、少し寂しさを感じました。
この作りを見ていると、絶版になってしまったと思われる衛星放送WOWWOWで行っていた「レールウェイストーリー」のほうがマニアック的な映像も含んでおり、マニアも楽しめたのですが、世界の車窓からのDVDは、もっと一般向けに作られているということなのかも知れません。

ところで、この「世界の車窓から」のDVD。 なかなか売っているお店を見つけることが出来ません。
売っていても定価だったりして、ディスカウント店での入手はなかなか難しいようです。
このような理由から私は「アマゾン」で入手しました。

今なら、20%引きで購入でき、購入金額も1500円を超えるので送料無料です。
購入を検討される方は、下のリンクからたどって頂けると嬉しいです。

cover世界の車窓から~フランス鉄道...

世界の車窓から~ブラジル鉄道...
世界の車窓から~スペイン鉄道...
世界の車窓から~スイス鉄道の...
世界の車窓から~イギリス鉄道...


2004.08.18

ギリシャ鉄道の思い出・・・

アテネオリンピックが開催中のギリシャ。

私は、11年前の1993年3月ギリシャに訪問し、ギリシャの鉄道に乗る機会がありました。
今日は、オリンピックに関連し、当時私が残した「ギリシャ鉄道旅行記」をリメイクしてUPします。


ギリシャへは、ブーツのような国土のイタリアのかかとの部分の町「ブリンディッシ」を夕方出港する船に乗り、激しい嵐を通りぬけ、翌日の15時に「パトラ」と呼ばれるギリシャのペロポネス半島にある町に上陸しました。

「パトラ」から「アテネ」までは鉄道が通っており、下船後すぐにギリシャ国鉄の駅に向かいました。
この路線は、ペロポネス半島を周回している狭軌の鉄道ですが、半島を超えてアテネまで直通しています。
「パトラ」の駅は、、ホームは1面しかなく駅舎も小さな駅でしたが、窓口には切符を買い求める多くの人が列をなしていました。
壁にはパトラーアテネ間を結ぶ全席指定の急行列車(ディーゼルカー)のポスターが貼ってあり、なかなか繁盛しているようです。
しかしながらこの急行列車。トーマスクック時刻表(ヨーロッパ全土の時刻表)にはその記載がなく、トーマスクックもギリシャまで来ると信頼性は落ちるものなんだと感じたものでした。

私は16時発のこの急行列車に乗ろうと駅の窓口に並んだのですが、先に並んでいた同じ船から降りたひとり旅行者と思われる白人男性が「満席のようだ」と教えてくれました。
16時以降の列車に乗ってアテネに向かうことも出来たのですが、初めて訪ねる街「アテネ」への到着が遅くなるのと、到着後のホテル探しに少し不安を感じ、この日は上陸した「パトラ」に1泊してます。

翌日、「パトラ」の駅で、コーヒーを飲みながら小さな駅を眺めていると、程なく列車が入ってきました。
駅のポスターにある綺麗な急行列車とは似ても似つかない、古ぼけた機関車に牽引され、やはり古ぼけた客車を連なった列車です。
トーマスクックでは、この時間に入線する列車がなく、あわててホームにあった時刻表を眺めてみると、そこにはギリシャ文字・・・・全く読めません。
私は列車から降りていた車掌さんに歩み寄り、「アテネ行き?」と訪ねると、「そうだ」と言われましたが、車両には行き先の表示がないし、いつ出発するかも分らないし、かなり不安を持ちながら乗りこみました。

車両は標準軌の一般的なヨーロッパの車両と比べるとかなり小さく、日本の標準的な列車より小さかった記憶もあります。車内はガラガラで冷房装置などはなく窓が開けっ放しの状態。昨日乗れなかった急行列車と比べると随分差を感じる列車でした。

列車はなかなか動くことがなく、30分もするとトーマスクック時刻表にある出発時間になりましたが、それでも動かず・・・。
結局列車は、「パトラ」に45分停車。トーマスクック時刻表と比較して15分遅れて、のろりのろりと長いこと使われていない入替線のようなところを進みはじめました。
本当にこの先に「アテネ」があるのか?更に不安が倍増するような風景の中を、とりあえず列車は走り始めたのです。

 その後はもうトーマスクック時刻表はあてになりません。どこを走っているのか全然分りません。
のどかなペロポネス半島の風景の中を列車は進み、徐々に乗客が増えていきました。
途中、ポスターにある綺麗な急行列車ともすれ違いました。
ペロポネス半島と大陸の境を流れる深い運河を、徐行して渡ったのが凄く印象に残っています。

「アテネ」についたのは、トーマスクック時刻表と比較すると45分遅れ。
「アテネ」の駅は街の中心地から離れており、標準軌と狭軌で別々の駅舎になっています。
私の乗る「パトラ」からの列車は、首都の駅とは思えないほど小さな作りの狭軌側の駅に着きました。
ホームには「アテネ」の表示がどこにも見えず、多くの人が降りたので「アテネ」なのだと気付いたようなもので、ここが本当に首都の駅なのか不安になるぐらい何もない駅でした。
列車はこの後、港町であるピレウスまで一駅走って終点です。

もっともレールファンならば、駅構内に標準軌のレールが見えるため、なんとなく「アテネ」についたことを感じることが出来るかもしれません。

私はこの後、市内のホテルを探し、数日間「アテネ」に滞在しました。
この間には、ひとりで名ばかりの「エーゲ海クルーズ」に参加したり、私と同じように一人旅をしている人とレストランで楽しくお酒を飲みながら食事したりと、終わってみれば結構楽しい思い出だらけでした。

この先、本当は「アテネ」から標準軌の列車を乗り継いで、「イスタンブール」まで行く予定だったのですが、なぜか面倒くさくなって、飛行機で「イスタンブール」に渡ってしまったことが、今となっては公開しています。

2004.07.20

中国から無事帰ってきました

shanhai_001.jpg

久々のUPです。
昨日無事、初の中国旅行から帰国しました。
あちらでは、登場したばかりの豪華寝台列車「直達特快」に無事乗れたほか、1日1本しか存在しない北京から万里の長城に向かうローカル列車も楽しんできました。

また列車と言えるかどうか分かりませんが・・・ 写真のリニアモーターカーにも乗ってきました。
このリニア。実験線ではなく本当に営業運転しているんですよ。
最高時速は430KM。今まで地上で経験したことのない速度に、興奮しました。

これらの列車の乗車記は、まずこちらのblogで専用のカテゴリーを作り、日記のように、順を追って気軽に書き込んで見たいと思ってます。
最初からHPの1コンテンツとして作ろうとすると、大変なもので・・・

でもこの東京の暑さと明日からの出張で、更には土日に盛岡に遠征等・・・・ この先1週間みっちりと予定が詰まっており、パソコンに向かう時間がなさそうです・・・

早く書いてしまわないと、また書きそびれてしまうと心配しております。

2004.07.07

中国で乗る列車が決まりました!

中国で乗車する列車が決定しました。
上海発19:00-北京着 翌6:58
列車番号は「Z14」

そう前回の記事で書いた、乗りたいと思っていた新型車両を使用した「直達特快」という4月に登場したばかりの新種別の列車です。
「直達特快」は従来の最高位であった「特快(日本で言う特急)」の上にランクされる種別で、まだ中国全土で20本程度しか運行されていません。
使用される車両は、製作されたばかりの新型車両で、最高時速160km。
上海-北京1,463kmをを途中停車なしで11時間58分で結びます。
従来の「特快」が両都市間を14時間で結んでいたので、一挙に2時間のスピードアップが図られています。

この「直達特快」。現在発売されている「鉄道ジャーナル誌」にも紹介されていて、それによると乗客に夕食のサービスがあり、しかも各ベットには液晶テレビが装備されているとのこと。
スピードアップにより乗車時間は短くなってしまいましたが、なかなか興味ある車両です。

と思ったら、この「直達特快」を紹介されているblogがありました。

Kyogame(今日のがめきゅう社長): 直達特快列車

こちらによると、「直達特快」にはサロンや食堂車もついている模様。
ますます楽しみになってきました。
写真やビデオを沢山撮ってこようかと計画しております。

でもちょっと心配なのは、車内が4人用個室であること。
折角撮った写真やビデオが盗難に会うような事がないように注意したいものです。


2004.07.05

中国の列車に乗ってくることにしました!

このblogを立ち上げて5ヶ月が過ぎました。
タイトルは「海外鉄道旅行愛好者」なのに、ちっとも外国に出かけないじゃん。
いつも過去の話ばかりじゃん。
なんて思われても悲しいし、ちょっと刺激が欲しくなったので、今日の昼休みにネットで航空券を取ってしまいました。

行き先は、上海と北京。
海の日とプラス1日だけ勤務先に休みをもらって、3泊4日の旅行になる予定です。
中国は行ったことなかったので、未知なる国への訪問と言うのが第一目的なんですが、もちろん乗り物系の目的も2つあります。

ひとつは目は、上海のリニアモーターカーに乗ること。
ふたつ目は、中国の列車に乗ること。

リニアは日本の山梨実験線で試乗会を何度も募集していて、私も何度も申し込んだのですが、一度も当たったことがありません。
ならば日本でいつ開業するか分からないリニアの試乗券が当たるのを待つのではなく、既に開業しているものに乗ればいいじゃない!
ってことで、先日上海市内と上海空港間に開業したドイツの技術を使ったリニアに乗ってみることにしました。
時速も400KMを超える本格的なもので楽しみなのですが、時々運休になると言うのが、ちょっと気になっています。

もうひとつの目的。中国の列車に乗ることは、当たり前の目的。
でもこれも本当に乗れるのかちょっと心配です。
中国の列車は混むと聞いていますし、しかも週末の列車なので、なおさら心配です。
先ほど個人旅行手配にも強いH旅行会社の新宿本店に出向き、お金も支払い、申し込んできましたが、席が確保されるかどうかは、早くて明日にならないと分からないと言うので、心配しています。

本当は、この上海ー北京間に登場した「Z」という種別の直達特快に導入されたヨーロッパ風の新型車両に乗りたいのですが、その夢も叶うかどうか・・・・
なぜならH社には古い時刻表しかなく、このZ列車の時刻が分からなかったのです。
Z列車は従来の特急の格上げもあるので、自分の希望した上海発の列車がZ列車であればよいなと思っています。
まあZ列車でなくても、中国の鉄道初体験なので従来の車両でも、乗れるだけで十分嬉しいのですが・・・

ところで今回の旅行 航空券は、全て貯めたマイルで精算しました。
必要なマイル数は、19,500マイル。これは昨年暮れにアメリカを往復したときにもらったマイル数とほぼ同じです。

2004.07.04

【鉄道本紹介】鉄馬は走りたい

cover

最近読んだ鉄道本で面白いと思った本をご紹介します。

「鉄馬は走りたい」

日本でもかつて鉄道の走っていた跡を訪ねる「廃線巡り」が静かなブームですが、お隣朝鮮半島での南北分断という違った意味で休止に追いやられてしまった軍事分界線をまたいで走っていた4つの路線の現状を精力的に取材された紀行文です。

2000年6月に行われた南北会談で再建が決定された、ソウルー平壌ー新義州(北朝鮮ー中国国境)を結んでいた京義線。その韓国側と北朝鮮側の列車に乗ったレポートや、韓国側の再建工事の様子なども記されています。

面白い趣向として、南北分断前の昭和16年当時の時刻表等の資料を参考に、日本統治時代の鉄道旅行を本の中に再現させたユニークな紀行もあり、かつて日本から大陸へと続けて鉄道旅行が出来た時代の疑似体験も面白いです。

タイトルの「鉄馬」とは列車のこと。
韓国側の鉄道分断地点に「鉄馬は走りたい」と南北朝鮮統一を願った看板が立っているとのことから、本のタイトルにされたそうです。

著者の小牟田氏が昭和50年生まれと私より若いのも、ある意味驚きました。
小牟田氏は鉄道ジャーナル誌などに、海外の鉄道紀行を多く公開されており、その行動力には尊敬してしまうと同時に、海外鉄道旅行愛好者の私から見れば、とても羨ましく思えます。

2004.06.20

アメリカの高速列車「アセラ」の乗車記 完結しました

昨年12月に乗車して、その乗車記が中断したままだったアセラエクスプレスの乗車記が先ほどやっと完結しました。

アセラ エクスプレス(Acela Express)乗車記

ブログと違って、ホームページの編集は辛い・・・・
乗車記にあわせた写真を選んでサイズ変更したりするのはブログと変りませんが、写真を含めた全体のレイアウトを考えたり、ブログより長い文章の編集。更にはTOPページからのリンクを修正したりと公開までにかかる労力はブログの数倍はかかってしまいます。

それに今回は、乗車記を途中まで公開しておきながら、ブログにはまってしまったり、ホームページのURL変更。そしてそれに伴うホームページ全体のリニューアルなどを行っていたため、その中断期間が4ヶ月にもなってしまったことから、記憶が薄れてしまったことも辛かった原因です。
やはり旅行記は帰ってきたら、すぐに一気に書き上げないとダメですね(笑)

今回、アセラの乗車記は何とか終了しましたが、まだ途中で中断しているHPがひとつあるので、こちらも梅雨明け前には何とかしたいと思ってます。
あと、アメリカの鉄道旅行記でまだ全く書き始めていないものもあるので、こちらもなるべく早いうちに手を付けたいと思ってます。 

でも労力はかかっても、HPの公開は楽しいです。
ブログはあくまでも気軽な記事掲載。
インターネットでのきちんとした作品公開は、やはりHTMLで編集するホームページかと思っています。
その作品が、中学生の作文程度と言うのはもっと問題ですが・・・(笑)

2004.06.19

2度目の来日を果たしたオリエント急行

オリエント急行:食堂車が箱根の山登り 美術館の展示品に

来年(2005年)春。「箱根ラリック美術館」という、フランスのガラス工芸家ルネ・ラリックの作品を集めた美術館が開館します。

この美術館に同氏がインテリアデザインを施した鉄道車両が展示されることになり、4月22日に開館準備中の同美術館に運び込まれました。

この鉄道車両とは、あのオリエント急行の食堂車なんです。
1929年に製造されたこの車両は至上の豪華列車として紳士淑女を乗せてヨーロッパを駆け巡った車両。

そして驚くべくことに、この車両は1988年。パリからモスクワ、そしてシベリア鉄道を横断。更には中国国内を経由して、香港まで走行し、その後日本に渡った。パリ発東京行きのオリエント急行に実際に連結されていた車両とのこと。
東京に到着した後、このオリエント急行は日本各地で営業運転を行っています。
つまりこの車両はヨーロッパはもちろん、北海道から九州まで日本各地も走行したことがある、鉄道ファンとしてみても非常に珍しい車両です。

この「パリ発東京行きのオリエント急行」については、私の本サイトにある「日本を走ったオリエントエクスプレス」に、私の知る限りの記録を公開しています。

日本での夢のような営業運転を追え、ヨーロッパに帰った後、再び15年後に日本に来日するとは、なんとも驚きです。
この「箱根ラリック美術館」が開館の折には、是非とも訪ね、このオリエント急行と再会したいと思ってます。
確か来年(2004年)3月には、小田急ロマンスカーの気合の入った新型車両もデビューするはず。
この新型ロマンスカーの試乗もかねて、もう来年春の予定に夢膨らましています。

2004.05.25

台湾新幹線が現地に到着

台湾新幹線、高雄港で公開

来年10月に開通予定の台湾新幹線の車両が今日現地の高雄港に着いた旨の記事がありました。
日本の新幹線の初輸出となる台湾新幹線。
フランスの技術を導入した韓国新幹線が、今年4月1日の開通以降、結構な数のトラブルが発生しているようなので、日本の技術を導入した台湾新幹線には、ぜひスムーズな開通を望みたいところです。
開通したら、こちらも是非乗りに行きたいと思ってます。

ところで、海を渡った新幹線といえば、この台湾新幹線が始めてではありません。
引退後の新幹線ですが、日本の新幹線の原型スタイルである「0系」が、イギリス「ヨーク」の鉄道博物館に譲渡されたことがありました。
こちらも、いつの日か現地に行ってみたいと思っています。

いずれも、いつの話になることか・・・


<追記メモ 2004/05/25>
この台湾新幹線は、5月19日に神戸を出港して、25日に高雄についたもの。1編成12両分が陸揚げされたそうです。
今後も月間2編成のペースで日本から運ばれ、最終的には30編成360両の新幹線車両が準備されます。
ちなみにこの車両は「700T型」と呼ばれるもので、東海道・山陽新幹線で使用されている700系のぞみ車両をベースにしたもの。 たしかノーズは日本の700系よりも若干短くなっていたかと記憶しています。
この車両は9月からの試運転を予定しているそうです。

台湾新幹線は、台北ー高雄間の345kmを約90分で結ぶ予定。開通は来年2005年10月の予定です。

2004.05.10

ベネチア行の列車でコンパートメントひとり占め・・・

最近精力的に外国の列車記事をお書きになっている「マーチャンのお話」の
熟女一人旅の乗り物(63) 乗り物大好き1・列車の旅・コンパートメント(1)へのトラックバック

もう約16年前、私が18歳のころの話になりますが・・・

南フランスのニースから、イタリアのベネチア行きの夜行列車に乗ったことがあります。
この列車は夜行なので、もちろん寝台車も連結されていましたが、ユーレイルユースパスで貧乏旅行中だった私は、日本円にして千数百円程度の追加料金で乗れる寝台車も敬遠し、一般席で移動することにしました。

ニース駅に入ってきたベネチア行きの列車は、イタリア国鉄の車両で編成されたもの。
乗り慣れていたフランスのコラーユ型客車に比べ、ちょっと古さを感じる車両でしたが、私の乗ることの出来る2等一般席車両はコンパートメント(個室)になっていました。

このコンパートメント。2等も1等も対した差はなく、1室には6名分の座席が配置されています。
3人用のシートが向かいあったスタイルで配置され、空いていれば向かい合ったシートの腰掛け部分を互いに中央に引っ張ることで、ほぼフラットな簡易ベットを作ることが出来ます。

ヨーロッパの一般的な列車は、指定席車両と自由席車両の区分はなく、誰かが予約を入れれば座席単位に予約があることを示す黄色い札が挿され、予約した人以外がその座席に座ることがないように注意を促すような仕組みとなっています。
簡単に言うと、誰も座席予約を入れなければオール自由席。 まずないと思いますがみんな予約で埋まってしまえば、オール指定席ということも可能な体系のようです。

話を戻しますが・・・
このベネチア行きの2等座席車には、どのコンパートメントにも予約があることを示す、黄色い札はどこにもなかったため、私は一番揺れが少ないと思われる、車両の真ん中の個室に入りました。
ニース出発時の乗客はほとんどいなくて、ひとり1個室占領は当たり前、まだ主のいない個室もありました。

列車は、1時間ほど走るとフランス・イタリア国境駅であるベンテミリアを超え、イタリアに入ります。
途中モナコ等、いくつかの駅に停車しましたが、この列車に乗り込む新たな乗客は特にいない状態でした。
そろそろ寝るかということで、窓のカーテンを閉め、コンパートメント通路側から光が挿しこむので、通路側のカーテンも全部閉めてしまい、外からはこのコンパートメントの内部が全く見えない状態にして、電気を消して寝ることにしました。
この状態、決して私だけが行ったものでなく、トイレに行く途中の部屋もすべてカーテンが閉じられていました。

私は長旅で体が疲れていたのか、そのあとぐっすり眠ってしまいました。
追加料金のいらない一般席で、しかもコンパートメントをひとり占めで安眠してしまうなど、日本の「青春18切符」を愛用している人から見たら、きっと羨ましく思われる状態だったかも知れません。
列車は途中、ミラノなどの大都市にも停車したはずなのですが、熟睡していた私は全く気がつきませんでした。

私が起きたのは、外がすっかり明るくなったベローナを過ぎたあたり。
「良く寝たな・・・」と思って、外を見てイタリアらしい風景にしばし見入っていました。
夜中に誰か、他のお客さんが部屋に入ってきた様子もなく、部屋にはまだ私ひとりでした。
「ちょっとトイレにでもいこうか」と思って、通路側のカーテンを少しあけたら・・・・・

通路には、何人も人がいたのです。
幸い通路には簡易座席のような折畳式の座席があり、ほとんどの人が腰掛けていましたが、立っている人もいました。

コンパートメントの扉をノックして入ってくればいいのに・・・・

小心者だった私は、通路に立っている人からの視線が怖くて、コンパートメントから出ていく勇気がもてなくて、そのまま個室の中ですごしました。
他のコンパートメントも、私と同じような状態で、みんなカーテン閉まっているようでした。

今思えば、列車に乗ってきた人には大変悪いことしたような、後味の悪い思い出となっていますが、カーテンの閉まっているコンパートメントには立ち入らないというのが、イタリア人の気質なのかなと思ったりします。

列車は、この後1時間ほどで、水上都市ベネチアに到着したのでした。

2004.04.12

イタリア新幹線は高速道路

etr450.jpg

イタリアの新幹線車両「ペンドリーノ」
写真は1990年ごろローマのテルミニ駅で撮影したETR450という型番。
歴史がありそうな雰囲気ですが、車両は1980年台に造られたものだったと記憶しています。

イタリアの新幹線は、日本やフランスの新幹線とちょっと趣が違います。
イタリアでは新幹線用の車両は「ペンドリーノ」と呼ばれ、新幹線の路線そのものには「ディレッシマ」という別の愛称がつけられています。
これにはきちんと訳があります。

日本やフランスでは、新幹線には新幹線用の車両しか走りませんが、ここイタリアの新幹線は新幹線用の車両ペンドリーノはもちろん、機関車に牽引された国際特急や快速列車も走るのです。

私は10年ほど前、この新幹線用線路ディレッシマに2度ほど乗る機会がありました。
1度目は、ローマからフィレンツェまでのECと呼ばれる、国際特急。車両まだ新しく車内も結構混雑していました。
始発駅のローマを出るとしばらくは在来線を走り、いつのまにかに新幹線用線路ディレッシマの乗り入れ、快調に飛ばしていました。時速は200km近くは出ていたかと思います。
ヨーロッパでは在来線の機関車牽引列車が200kmで運転されることは、決して珍しいことではありません。
この列車。ローマの次の停車駅はフィレンツェで、このディレッシマもフィレンツェまでで終わり、列車はフィレンツェ近くで、再び在来線に戻り、行き止まり式ホームのフィェンツェ駅に入線しました。

フィェンツェ観光を終えた私は、夕方ローマに戻るため、再び列車に乗り込みます。
今度の列車は、快速級の列車。車両も古く車内もオープンサロン。ローマまで途中いくつかの駅に停車するタイプの
ものでした。
途中停車駅があるので、新幹線用線路ディレッシマは走ることがないなと思っていたのですが、いざフィレンツェを出発すると、ディレッシマを走り始めてしまいました。
車両が古いので、さすがに200km近い速度は出ませんが、それでも140kmはキープしていたこと思います。
最初の停車駅が近づくと、ディレッシマに設けられた在来線への分岐ポイントを渡り、速度を落とし在来線を走り、駅に停車しました。
数分の停車の後、動き始めた列車。 今度は在来線でローマを目指すのかと思いきや、気がつくとまた新幹線線路ディレッシマに合流。老体に鞭打ちながらディレッシマをきっと全速で踏ん張り、また停車駅が近づくと在来線に降り、停車駅に向かい、またディレッシマに戻ってくるというパターン。

そう、まるで高速道路みたいな感じで新幹線用線路ディレッシマを使っているんです。
フィレンツェからローマまでの間に3回程度このディレッシマの入退場?を繰り返したと思います。

フランスの新幹線TGVも在来線との分岐は沢山持っていますが、いずれもパリからの一方方向型の乗り入れで、高速道路のジャンクションみたいな、双方向への分岐は持っていなかったと思います。
日本の新在直通新幹線つばさ、こまちも東京方向のみの分岐です。

イタリアの新幹線ディレッシマには、イタリアという都市の分散された地理を感じると、日本の鉄道にはない新幹線の使い方に、結構興味深いものを感じます。

2004.04.08

ボルドーに到着したTGV 

tgv-b.jpg

これは「フランス新幹線TGVの思い出(運転室編)」で、乗ったTGVを降りたときに撮った写真。
場所はワインの産地で有名な「ボルドー」です。 ヨーロッパの駅の特徴であるドームに覆われたホームの特徴が分ります。
到着は夜の8時30分ごろでしたが、まだ日が若干残っているのが写真からも少しわかります。
乗った時期はちょうど今ぐらいの時期だったのですが、この時間まで明かりが残っていることが、東京に育った私にはものすごく違和感があったのを覚えています。

このTGV。このボルドーで私も含め多くの人が下車してしまいますが、列車はこの先スペインとの国境まで走ります。


最近開通した韓国の新幹線KTXの写真をいろいろなweb上で見る機会がありましたが、この写真を見ると「KTXはTGVそのものなんだなー」と改めて感じました。

2004.04.03

アクセスアップに貢献してくれた「韓国新幹線」に乗りに行こう!

4月1日に開業した韓国新幹線KTXのおかげで、開業数日前から当Weblogのアクセスが急上昇してしまいました。

通常なら1日700ページビューぐらいなのですが、開業式の行われた3月30日は、1996ページビュー。開業当日の4月1日は、2601ページビューと異常な上昇ペース。

ココログの新機能である、ページごとのアクセス履歴を見ると間違えなく、3月24日に書いた「韓国新幹線【KTX】4月1日開業!」へのアクセスが実に50%近くを占めており、お隣の国「韓国」に新たに開通した新幹線への関心の高さと、Weblogの記事が検索エンジンの上位に表示されやすいことを改めて認識することが出来ました。

昨日は、開業熱が冷めたのか、1740ページビューとだいぶ落ち着いてきましたが、今度は自分がこの韓国新幹線KTXに乗って見たい熱が上がってきました(笑)
で休日の今日。このKTXに乗りに行く方法を色々調べてみましたので、ここで紹介してみたいと思います。

まず、一番気になったのがJR九州で出しているこのツアー。
韓国高速鉄道KTXに乗る!韓国3日間
1日目、福岡からジェットフォイル(高速船)で釜山に行き、1泊。2日目、KTXにて釜山からソウルに移動、泊。3日目、ソウルから福岡まで飛行機で帰国。というコースでなんと3万円台から発売中。
かなりの格安感があり、非常に魅力的なのですが、気になる点として添乗員は付かないものの、ツアーという形態であり、最小催行人員2名とあること。免税店などがコースに組み入れられていて、現地係員に連れて行かれそうなこと、ひとり部屋追加料金が別途かかることなどがあり、自分が計画している日程+ひとり部屋追加料金で計算すると、69,000円にもなることが判明。当然これプラス羽田ー福岡の往復航空運賃が加算されます。
そう考えるとちょっと高いような気がします。 ただジェットフォイルで釜山まで行くことは結構魅力的です。

次に大手旅行会社のHISのホームページを覗いて見ました。
H.I.S. Worldwide Hotels 韓国鉄道 KTX号・セマウル号
なんともう韓国新幹線KTXのチケットが購入できるようになっていました。現地で買うより相当高いのは気になりますが、確実に予約してもらえるので、日程に限りがあるサラリーマンには利用価値はあるかもしれません。
東京ーソウル往復航空券は、H.I.S. ソウル 格安航空券(東京発)で確認でき、最安値で往復22,000円からありますが航空会社の明記がありません。
東京午前出発、午後帰国で、韓国での滞在時間を一番もてる大韓航空利用で考えると38,000円。しかしながら話題の羽田ー金浦線ではなく、成田ー仁川線です。
この時期韓国行くなら、話題の羽田ーソウル線に乗りたいと思いますが、それはHISで購入しても日本の航空会社で5万~6万かかることが分かりました。もちろんホテル代とKTX乗車代は別に必要です。
ここまで調べると、隣の国韓国新幹線KTXに乗りに行くにも結構お金がかかることが分かってきました。


【結論として・・・・・】
ここまで読んでいただいた人に怒られるかもしれませんが、私の結論としては、今まで貯めたJALのマイルで無料航空券をもらって、あとのホテルとKTXだけ自己手配にしようかなと思っております。

現在私のJALの保有マイル数は、61000マイル。
これだけあれば、東京-ヨーロッパ往復や東京ー北米間のビジネスクラスへのアップグレードも可能なのですが、これを惜しげもなく使ってしまおうかなと考えました。
東京ーソウルの往復無料航空券入手に必要なマイル数は、たったの14500マイル。このマイル数で羽田ーソウル便ももちろん交換可能です。
しかも、この14500マイルという数字。たいした数字でないんです。

余談になりますが、昨年暮に私はアメリカの鉄道に乗るために渡米した際、東京ーシカゴ、ニューヨークー東京間をJAL便で利用しました。そのときに獲得したマイルが約2万マイルあり、今回KTXに乗りに行くためソウル往復に十分足りるだけのマイルが、このときだけで稼げています。
しかも、この時のアメリカ往復チケットの購入金額なんと76050円!!!
つまり、昨年のうちに東京ーアメリカ往復チケットと、東京ーソウル往復チケットを、既に76050円で買っていたとも言える訳で、この権利を使って行ってしまおうかなと思いました。
東京ーアメリカの往復チケットは、割安でマイルも多く稼げて、本当に乗り得な路線です!

残った、韓国での宿泊や列車の切符は、どうにかなるでしょう!
現地に行ってから手配も可能でしょうし、韓国については私自身、当日手配は経験済です。(*参照「明日、セマウル乗ろう!」)
万全を期して、HISなどで、ホテル・KTXの手配をお願いしても3万円程度で済みそうです。

あとは日程調整と、韓国で使用できる新しいAUのグローバルパスポートの登場を待つだけです。
KTXの車内から、このWeblogにモブログすることも、訪韓の楽しみの一つにしています!

2004.03.29

ワシントンDCユニオン駅(アムトラック)

dc.jpg

私の住む東京も、桜が見頃を迎えつつあるようです。
今朝の通勤電車からも、ほぼ満開に近い桜を見ることができました。

桜といえば、アメリカの首都「ワシントンDC」にある日本から贈られた桜も見頃を迎えていると、今朝のニュースで報道されていました。
あちらでも花見をする人はいらっしゃるようなのですが、外でアルコールを飲むことが禁止されているようで、日本に比べるとちょっとおとなしいお花見だと、キャスターは伝えていました。

さてそんなアメリカの首都「ワシントンDC」を代表する駅が、写真のユニオン駅です。
どっしりとした歴史を感じさせる造りの駅舎ですが、そんなに古いものではないそうです。
この駅からは、アムトラックと呼ばれるアメリカ全土を駆け巡る列車が発着しています。
特にここワシントンDCからフィアデルフィア、ニューヨーク、ボストンまでの区間は、北東回廊線と呼ばれるアムトラック唯一の電化路線であり採算路線となっていて、最高時速241kmを誇る高速列車「アセラ・エクスプレス」の始発駅にもなっています。

私がここワシントンDCを最初に訪れたのは昨年12月。
ここから出発する「アセラ・エクスプレス」に乗車することを目的に立ち寄った街です。
*乗車記とビデオ画像は本サイトで公開中です

街中はさすがは首都だけあって、きれいだし、静かだし、治安もいいです。緑も多く、散歩中にリスを見かけることも当たり前。
アメリカを代表する博物館であるスミソニアン博物館もテーマ別に多数存在し、どれも無料で見学ができます。
今にして思えば、もう少しゆっくりしても良い街だったかなと思っております。

ただレールファンとして残念なことは、この「ワシントンDCユニオン駅」も、多くのアメリカの鉄道駅同様、自由にホームに入ることはできないことでしょうか?
(基本的に列車の発着するホームには、列車のチケットを持っていない限りは入れません。)


*ちなみに
このBLOG右側に写っている列車が、アセラ・エキスプレスです。
またこのBLOGのドメインも、この列車の名前から付けました。
そして、ここのBLOG名も最初はなんと「acela(アセラ)」でした。


2004.03.26

フランス新幹線TGVの思い出(運転室編)

tgv_103.Jpg

フランスの新幹線【TGV】
鉄道にあまり詳しくない人でも、この列車の名前や写真は見たことある人が多いのではないでしょうか?
昭和39年の東海道新幹線開業以降、世界最速の列車であった日本の新幹線の営業速度を抜いて世界最速の座についたのが、このフランスの新幹線【TGV】です。

開業当初はオレンジ色の車体で、時速270kmを誇り、パリからリヨンをはじめとするフランス中央部及び地中海方面を結び、TGV南東線と呼ばれています。
オレンジ色のTGVは、地下鉄などの都市電車を除けば、私がはじめて乗車した外国の列車です。

TGV南東線の成功を受け、次に登場したのがTGVアトランティック線です。(写真の車両)
アトランティック線はその名の通り、パリから大西洋岸であるボルドーやナントを結ぶ路線として開業し、営業最高時速も世界で初めて300kmを達成しました。

1991年3月。私は当時世界で唯一300kmで営業運転を行っていた【TGVアトランティック線】に乗ることを主目的にフランスに渡りました。
もう12年も前のことになるので、当時のことはあまり覚えていないのですが、TGVのチケットを購入し、TGVの出発する、パリ・モンパルナス駅に向かい、はじめてみるTGVアトランティックの勇姿をカメラに収めていました。

これから自分の乗るTGVがホームに入線すると、その先頭車両まで歩いていき、同じように写真に収めていたのですが、そのときに東洋人らしき旅行者が、なんと運転席から降りてくるのが見えました。きっと運転席を見学させてもらったのでしょう。
うらやましいと思った私は、いっしょに降りてきた運転手さんと思われる人のところに駆け寄り、自分のカメラを見せ、

「自分にも、運転席を見せてほしい!」

言葉のできない私は、可能な限りの表現をして、運転手さんに頼みました。
が、結構あっけなく「おいで!」と中に招き入れてくれたのです。

小さいころから電車好きだった私にとって、電車の運転台はとっても神聖なエリア。
もちろん日本では入れてもらったことも、入れてほしいなんて乗務員さんに頼んだこともありません。
でもフランスでは、気持ちよく招き入れてくれたのにびっくりすると同時に、乗務員扉から列車に入った際、当時世界で一番早い列車の運転席に乗込んだことに対する、興奮と緊張で目に見た運転席のことはほとんど覚えていません。

掲載の写真は、そのとき撮った世界最速のTGVアトランティックの運転席です。
この写真を撮った後、なんと私は運転席に座らせてもらい、運転手さんに自分が運転席に座っている写真を撮ってもらいました。
その写真は、今の私とギャップがあるので、ここではお見せできませんが、私にとって人生で忘れることのできない思い出となりました。
私はスピードメータを指差し、300km? と聞き、得意そうに頷いた運転手さんの姿は覚えています。

運転席から降り、客室に腰を落ち着けた私は、当時唯一の300キロの列車の旅を楽しみました。
パリを出発したのは夕方の17時過ぎ、終着のボルドーには20時30分ごろの到着だったと思います。途中で日が暮れてしまうかなと思うのは日本人だけ。
20時過ぎに「夕日がまぶしい!」と眺めた太陽も、このTGV乗車時の記憶として残っています。


2004.03.24

韓国新幹線【KTX】4月1日開業!

韓国新幹線が、いよいよこの4月1日に開業します。
【KTX】と呼ばれるこの高速鉄道の正式名称では「京釜高速鉄道」と呼ばれ、フランスTGVの技術を活かし準備が進められてきました。
開業区間は、ソウル-釜山間(408.5㎞)で、両都市間を最高時速300㎞。2時間40分で結ぶ計画です。

現在、ソウル-釜山間には【セマウル】と呼ばれるディーゼルタイプの特急列車が、4時間10分要しているので、KTXの開業により、1時間30分の時間短縮が実現します。

*セマウルの乗車紀は、私の本サイトで公開中です。【明日セマウル乗ろう!】

今回の開業は、新幹線区間が途中の東大邱(トンテグ)までの暫定開業で、東大邱から釜山までは在来線を走ります。
ソウルからもしばらくは在来線を走り、途中の光明(クァンミョン)というところから、新幹線区間に入ります。
始発駅、終着駅ともに在来線の線路を活用し中間区間だけ新幹線を走行するというのは、基礎となったフランス新幹線TGVが得意とするところで、新幹線といえば専用の線路を走るイメージがある我々日本人には、在来線を走る新幹線には違和感があるかも知れません。

もっとも日本でも、山形新幹線と秋田新幹線で新幹線と在来線の乗り入れが実現しましたが、新幹線も在来線も同じレール幅のフランスやドイツでは、電化されているところならどこでも走れてしまうので、「えっ!こんなところに新幹線がいる!」と思える光景もあります。
きっと韓国の新幹線【KTX】も、ソウルー釜山間に限らず、幅広い活躍があるのではと思ってます。


ところで、この【KTX】。
私もこの列車の乗車を目的に、今年約10年ぶりに韓国を訪問しようと思っているのですが、実は、このKTX用の車両に対し、汽車旅愛好者の私としては、あまり良いイメージがないのです。その理由として2点

まず1点目。座席感覚が非常に狭い。
このKTXには一般室(普通席)と特室(グリーン車)が連結されていますが、その一般席の方の座席間隔は日本の新幹線よりはるかに狭く、まるで飛行機のエコノミークラス並です。
写真を見る限り、足を組むなんて、とても窮屈そうで出来そうもありません。

次に2点目。座席の向きを変えられない。
これはヨーロッパ系の列車すべてに言えることなのですが、日本の新幹線や特急列車みたいに進行方向に向かって座席が並ぶということはなく、すべての座席の向きが固定されています。
つまり、1両の半分は釜山方向に固定。もう半分はソウル方向に固定。ということになります。
乗車時に折角窓側の座席に座れても、進行方向逆に景色が流れるのは、あまり気分の良いものではありません。


基礎となっているフランスの新幹線【TGV】も、この2点は全く同じで、鉄道旅行派の私としては正直、好きな車両タイプではありません。
【TGV】系の列車として、KTXの他にも英仏トンネルを抜ける【ユーロスター】、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツを結ぶ【タリス】、スペインの新幹線【AVE】等も、この私の好まない2点は共通しており、あまり汽車旅を楽しめない列車が世界に広がってきたなーーー というのが本音です。

ヨーロッパ系の列車が、座席の向きを変えない思想の原点は、ヨーロッパには行き止まり式の駅が多く、終点までに何度も列車の向きが変わるから。なんて意見を聞いたことがありますが、TGVが途中で向きを変えることは私の知る限りありません。

同じTGVを基礎とした列車に、アメリカの【アセラ・エクスプレス】がありますが、こちらはKTXがTGVをほぼそのまま輸入したのに比べ、相当に手が入っています。
座席間隔は非常に広く、座席の向きも特定の席(ファミリースペース)を除いて、進行方向に向かってセットされています。
TGVはお世辞にも、広い列車とは言えませんが、【アセラ・エクスプレス】は随所にゆとりの空間を持っています。
本当にTGVが基礎になったのか? とびっくりするぐらいグレードが上がっています。 (私の乗車記はこちら

KTXも車両をそのままフランスから輸入するのではなく、韓国国鉄独自のカスタマイズをしてほしかったなと個人的には思っています。

韓国が独自に開発したKTX車両も試作車が出来ているようで、こちらでKTXの居住性が改善されれば良いなと思ってます。

<追記>
アクセスアップに貢献してくれた「韓国新幹線」に乗りに行こう! を公開しました。


<韓国新幹線KTXを取り上げているBlog>
mattoh: 韓国の新幹線
美大通教生活@ちゃぶ台内職編集屋: KTX(韓国高速鉄道)関連ニュースまとめ
アクセスアップに貢献してくれた「韓国新幹線」に乗りに行こう!
たなぼた: 後ろ向き? 韓国新幹線

2004.03.22

海外一人汽車旅での言葉の問題

自動翻訳機能付携帯電話なるものが、2007年を目標に世に登場するらしい記事が発表になりました。
何でも、携帯に向かって日本語で話すと、相手の電話には英語で聞こえるとのこと。
もちろんその逆も可で、英語以外に韓国語や中国語が1年後を目処に登場すると記事にあります。

Mainichi INTERACTIVE ニュースセレクション 携帯電話:日英の自動翻訳機能、07年にも実用化

記事を見ると電話機単体では翻訳機能は働かないく、通信会社の機械で翻訳したものを相手に伝えるようですが、このような機械が世に出回ると言葉による壁というのはどんどんなくなっていくんでしょうね?

ところで、私は外国の汽車に乗るときは決まって一人で旅立ちます。
言葉は? 実は全く出来ません。
英語なんて、中学1年生レベル以下だと思います。1学期程度の英語力しかないかもしれません。
決して、自慢して言うことではありませんが・・・・(笑)

でもこの程度の語学力でも平気で出かけます。
行く先も英語圏よりか、そのほかの言葉を話す国への訪問回数の方が高いです。

そもそも旅行先での人間の欲求なってたかが知れています。
「食べたい」「泊まりたい」そんなものでしょう?
ホテルに行けば、当然目的は泊まることだし、レストランに行けば、目的は食べること。
何もビジネスに行くわけでないのだから、会話集など用意して構える必要などないと思います。

旅先の汽車の中で出会った現地の人たちとの会話。
言葉なんか、ほとんどわからないのに、だいたい理解できている・・・・。と思います。

「こんな、翻訳機能つきの携帯なんかなくたって、旅は出来るよ!」

と思う反面、こんな機械があれば、もっと旅を楽しむことが出来るかも知れない。
もっといろんな人と話して、現地の人しか知り得ない情報をつかんで、旅をもっと充実的なものに出来るかも知れない
等とも思ったり・・・・

どんな機械が出来ても、旅はマイペースで自分の目的にあったものを続けたいと思っています。

2004.03.18

フランスパンで自家製列車食

フランスパン。実は私が一番好きなパンです。
バケットといわれる一般的な種類のものが一番好きなのですが、これには結構こだわりがあります。

日本でバケットとして売られている多くのフランスパンは、その直径が両手の人差し指と親指をいっぱいに使って丸を書いたぐらいに太いですよね。
私は18歳時、実際にフランスに行くまであれが普通なのかと思っていました。

でもフランスに着き、パリ市内の小さなホテルで出された朝食や、パリ市内のパン屋さんを観察してみると、どうもバケットというフランスパンは、本場ものはもっと細いのだということがわかりました。
その太さは日本で売られているフランスパンに対し、直径が半分ぐらいしかなく、しかも表面がとっても固いことをはじめて知りました。

日本ではフランスパンと言われるパンを切るときに輪切りで切って食すのが一般的かと思いますが、フランスでは長いフランスパンを3分の1に切って20センチぐらいして、上下に切って食すのが一般的なようです。

この細いフランスパン。フランスの各駅や列車内でサンドウィッチとして中に具をはさんで売っています。
具はハムとバターのものが多いのですが、これが実においしい。
街中のスタンドでも、フランスパンに長いソーセージを押し込んだホットドックが売られていて、これもとってもおいしい。 

一人旅、しかも18歳の子供だった私は、フランス滞在中にレストランなど入る勇気がなく、このフランスパンを使ったサンドウィッチやホットドックには相当にお世話になりました。


ところがフランスに長いこと滞在し、列車にばかり乗っていた私は、多くの乗客がフランスパンを持ち込んで食べているシーンに多く出くわすことになります。

長いフランスパンを3分の1に切り、なぜかアルミホイルに巻いて持ち込んでいます。
もちろんフランスパンには具がはさんであり、みんなおいしそうに食べているんです。

とてもうらやましく思えた私は、何度か早速真似しました(笑)
泊まっていた町を散策し、パン屋さんとスーパーを探し、フランスパンとバター、生ハムそして、ちゃんとアルミホイルを買い込みホテルに戻ります。

ホテルでは、すでに持っていたソムリエナイフを使って、フランスパンを3分の1に切り、3分の1になったフランスパンを今度は横から二つに分かれてしまわないように、上下に隙間を空けます。
そしてまた、ソムリエナイフを使って、バターを中に押し込み、その後ハムを3枚並べて閉じます。
最後にアルミホイルでパンをまいておしまい。1本のフランスパンから3つのサンドウィッチができました。

翌朝、アルミホイルにくるんだ自家製フランスパンのサンドウィッチをかばんに入れて、列車に乗り込みます。
小腹が空いたら、かばんからおもむろに自家製サンドウィッチを取り出し、食していると、妙にフランスにはまってしまった自分がとてもおかしく見えたことを覚えています。

あの旅以来、フランスパンは細いものでないと購入しなくなりました。
でも本場に近い細いフランスパンはなかなか売ってません。
生活圏だと、会社近くにあるミクニ程度しかなく、ちょっと(いや相当)足を伸ばせば南町田や幕張にあるカルフールで購入できます。

カルフールでフランスパンを見るたびに、フランスの列車の中で食べた、あの自家製サンドウィッチの味が思い出されます。

2004.03.16

ヨーロッパの列車トイレ(私の記憶)

Tokyo Fuku-blog: オランダの線路上に約148万円散乱 へのトラックバック

ヨーロッパの汽車のトイレの話。
私が直近でヨーロッパを旅したのは、もう10年も前になりますが、ヨーロッパの汽車は結構垂れ流しが多かったのを覚えています。
トイレで用を足して水を流そうとすると、下にレールが見え、すごい勢いっだった記憶fがあります。
ヨーロッパの汽車は在来線でも160kmは出ているので、出したものはものすごい分裂をしそうです(笑)

子供のころ近所を走っていたロマンスカーも、昔はタンクがなくてトイレを使用すると外にシャワーのような水をまいていたのを覚えています。


2004.03.15

「イギリスの鉄道」分割民営化後の実態と・・・

ほーほーの日常: 片道6時間ロンドンの旅+10万円へのトラックバック

ほーほーの日常の記事に、イギリスのとある鉄道会社の定時運効率が70%を切っているという記事が目に付きました。
日本の鉄道の定時率はどうなのでしょう? 

私は今までに外国の多くの鉄道に乗る機会があって、イギリスの列車にも、たった一度だけですが乗ったことありますが、特に遅れはなかったと記憶しています。(遅れが気になった国はスペインかな・・・)

それよりも、こちらの記事で気になったのは、イギリス国鉄の分割民営化により、列車会社が24社。レール会社が1社登場したとの記事。
イギリス国鉄(BR)が分割し、多くの旅客鉄道会社が登場したことは知っていましたが、24社もあるとは思いませんでした。
しかもレール会社が1社なので、他の旅客鉄道会社はレール会社にレール使用料金を払う形になっているみたいで、同じ区間に複数会社の旅客鉄道が走っているようです。
日本のJRとも違うし、アメリカの貨物会社とアムトラックとの関係とも違う形態みたいです。
フランスと直通運転を行っているユーロスターなどはどういう扱いになっているんでしょうか?気になるところです。

また愚痴になってしまいますが・・・
日本では、専門誌や趣味の方が開いている多くのホームページが日本の鉄道ばかりを取り上げていて、外国の鉄道情報を仕入れるのは、結構苦労しています。
きっとイギリスの分割民営化のことは記事として取り上げられては入るのでしょうが、多分1度程度のもので、その後あまり話題にも上らないのが現状ではないでしょうか?

情報の少なさに寂しいと思う気持ちと、外国の鉄道愛好者が増えすぎるのも嫌だなー なんて気持ちがあるのも正直なところで、このままの形態で良いかななんて思っているこの頃。
でももう少し、外国の鉄道情報がほしいな・・・・

今日はまとまりのない文章で失礼しました。

2004.03.11

とてもショックです マドリッドアトーチャ駅で爆破事件

大変ショッキングなニュースが飛び込んできました。
スペインの首都マドリッドにあるアトーチャ駅で爆破事件があり、多数の死傷者が出ている模様です。

スペインの新幹線AVEの始発駅であり、駅舎改装の際に旧ホームにかかるドーム内が植物園のようにきれいに整備された、世界でも指折りの美しい駅だと思ってます。
そんな駅で爆破事件が起こるなんて信じられません。私的に大変ショックです。
確か富士通で出している「世界の車窓から」のカレンダーの今月は、このアトーチャ駅のドーム内を写した絵だったと思います。

被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

2004.03.10

中国新幹線オリンピックに間に合わない・・・ でも日本が受託の可能性も?

2008年に北京で開催されるオリンピックにあわせ開業が計画されていた、中国新幹線(北京ー上海)間の開業が遅れる見通しとのことです。

ただ全線開業には間に合わなくても、部分的に高速列車専用路線を作り暫定開業させようとの意気込みはあるようです。

このニュースで少し気になったのは、300~350kmで走行する中国新幹線には動力分散型がやや優れているとの記事があったことです。

中国新幹線の入札には、日本・フランス・ドイツが参加していますが、動力分散式となると日本とドイツ。動力集中型というとフランスとドイツが所有しています。

動力分散型の高速車両というのは、いわゆる電車タイプで、これは日本の新幹線そのもの。
ドイツのICEも数年前に動力分散型の新型車両を導入しましたがまだ歴史が浅く、日本の新幹線が受注できる可能性もあるのかなと期待してしまいます。

日本の新幹線が台湾に続いて、中国でも走り抜けることを、一人の鉄道愛好者として夢見ています。

asahi.com 北京―上海間の高速鉄道計画、08年五輪に「遅刻」

2004.03.07

パソコンでビデオ編集「シカゴの鉄道風景」 久々のHP更新

loop.JPG

今日は久々にパソコンでビデオ編集してみました。
昨年12月にアメリカ・シカゴに行った際にDVカメラで撮影した列車を中心とした映像です。

DVカメラをセットして、「さあ、パソコンに取り込もう!」と思ったのも束の間、取り込み始めて1分も経つとコマ落ちが発生・・・・
ハードディスクの容量はあるのですが、空き領域がまとまって取れないようで、ハードディスクが処理しきれない・・・・
仕方なく、デフラグを行い、再度取り込み処理を行いました。

ビデオ編集はいつも、ビデオスタジオなるソフトを使っているんですが、これがあまり操作画面がよろしくないんです。
それでも我慢してパソコンと格闘していました。
出来上がりは1分40秒程度のものなんですが、編集には2時間かかりました。
DVカメラからの取り込み時間や出来上がったものをインターネット公開用にエンコードした時間をプラスすると、3時間はかかったんではないでしょうか。動画って結構労力かかるんです。

今回初めて映像にフリーの音源も入れて、自分なりにも満足できる作品が完成しました!!!
本サイトのコンテンツとして、早速アップロードしました。

パソコン好きの人、動画を研究してる人、アメリカが好きな人、シカゴが好きな人、列車が好きな人・・・
多くの皆様にご覧頂けたら幸いです。

【ひとり汽車旅・のりものの旅】のブロードバンドムービー館からどうぞ!!

2004.03.01

列車での国境越えの思い出 (2) 【フランス→ベルギー→ドイツ】

列車での国境越えの思い出(1)の続き

EUが統合してから、ヨーロッパには行ったことないので、今ヨーロッパでの列車での国境越えがどうなっているかは分かりませんが、私が最後にヨーロッパを旅した時(1993年)までは、国境を越える列車に乗るとこんな感じでした。

パリーハンブルグ間の夜行列車の場合

この列車は、フランスの客車とドイツの客車で混成された列車でした。
私はフランス製の当時は新型であった特別料金不要の「キャビン8」と呼ばれた4段寝台に乗り込みました。
4段寝台。これはすごいですよ。寝るところは別途ではなく「ヘ」の字を上下反対にしたような構造の硬いシートが4段重なっているんです。
しかも頭は上下で交互になるようになっており、頭の方は広く、足のほうは狭い。上から見ると三角のシートです。
まあ、シートとは名ばかりで、駅によるあるプラスティックの椅子の変形バージョンとでも言ったほうが良いような品質でした。

パリを出たときに、8人部屋4段寝台の部屋には、私ひとり。窮屈ですが貸切状態です。
①パリを出発するとまもなく、車掌がチケットを拝見に来ます。これは国境を越えない日本の列車でも普通なこと。
切符を見せたあと、部屋の明かりを消して、仮眠体制に入ります。

完全に寝入ったと思うところで、突然部屋の扉が開き、電気がつきます。
国境係員の人です。列車はフランスからベルギーに入ったのです。係員に「パスポート」を見せると、一応礼をいい、電気を消して部屋の扉も閉めてくれます。

②さて、又寝るかと思うと、再び扉が開き、部屋の電気をつけられます。
今度は何?って寝ぼけ眼でみると、車掌さん。 列車がベルギーに入ったことで、また切符の拝見です。
切符を見せ、再び睡眠体制に入ります。

ところが・・・
③また扉が開き、電気がつけられました。また国境の方です。列車はベルギーからドイツに入っていました。
係員は簡単にパスポートを見ると、隣の部屋に移動していきます。
また電気を消して、寝ようとすると

当然
④今度は、ドイツの車掌さんが登場。切符の拝見です。
 このときは、「どこまで行くんだ?」と聞かれ「ハンブルグ!」と答えたことを覚えています。
それからしばらくは、少し長い時間寝れたのではないかと思います。

ところが夢の中で起こす人が・・・・
⑤車掌さんが私の体を揺らしているではないですか! 「まもなくハンブルグだぞ!」
そう最後は、外国人の私をきずかって、到着駅を知らせに来てくれたのでした。

有難う!
でも、本当は「ハンブルグ」はハンブルグでも、一番大きな「ハンブルグ中央駅」でなく、列車の終点の「ハンブルグ???駅」まで行きたかった。
まあ、車掌さんは私が列車好きとは思っていないでしょうから(笑)

私は、車掌さんのご親切に甘える形で「ハンブルグ中央駅」に降り立ったのでした。

これが当時、最も普通の国境越えの経験だったと思います。
EU統合でこんな経験ももう出来ないんでしょうね。

他の国境越えはまた次の機会に・・・・・


列車での国境越えの思い出 (1)

プレとアメリカな日々というココログに「国境越え」という記事が目に入ったので、久々のトラックバックとして、私の国境越えの経験を記事にしてみようと思います。

私は18歳の時に始めての海外旅行を経験しました。
遠出というのには縁がない両親の元で育ったため、遠くに行くことに憧れを抱き、中学卒業と同時に日本列島を北へ南へと駆け巡り、遂に18歳の時に単身で海外に旅立ちました。

向かった先はフランス。
当時から日本とフランスをノンストップで結んでいた、JALやエールフランスのような国際的にも大手航空会社には、今のような公認の格安航空券はなく、安い航空券を発行していた韓国の航空会社で、成田ーソウルーアラスカ(アンカレッジ)ーパリと、22時間かけてフランスに降り立った物でした。

私がフランスに始めて上陸したのは、1988年。日本はまだ昭和。ドイツもまだ西と東に分かれていた時代です。
少年時代から列車の好きだった私は、ユーレイルパスというイギリスを除いた、ほとんどの西側ヨーロッパの鉄道が2ヶ月間乗り放題になる切符を持っていました。
但し所持金は、1日5,000円分。 滞在予定の60日を30万円で過ごす必要がありました。

1日5,000円というのは、食費も宿代も美術館などへの入場料も含んだ金額であったので、これを1日5,000円以内に抑える日が多くなるように工夫することで、旅に余裕を作る必要がありました。

そんなときに役に立つのが「ユーレイルパス」
ヨーロッパは夜行列車が多く、ユーレイルパスだけで乗れる普通車でもゆっくり寝れる夜行列車を3日に1回程度利用することで、宿泊費を抑えていました。

ヨーロッパ。
在来線でも160キロや200キロで走るヨーロッパの汽車は、そのスピードゆえに夜行列車では沢山の国境越えを経験しました。
フランスースペイン、スペインーポルトガル、フランスーベルギー、ベルギーードイツ、ドイツーオーストリア、スイスーフランス、フランスーイタリア・・・・・・

ちょっと時間がなくなってしまいました。
次はこの中から、どれかひとつの国境だけを取り上げて、お話してみたいと思います。

で、続きを公開しました

列車での国境越えの思い出 (2) 【フランス→ベルギー→ドイツ編】

2004.02.26

中国新幹線 台湾に続いてほしい

中国、北京-上海間に計画されている「中国新幹線」
北京オリンピック開催の2008年に間に合うように建設が予定されていると聞いていますが、まだその建設について、受託国が決まっていないようです。
中国新幹線に対し、提案をしているのは「日本の新幹線」「フランスのTGV」「ドイツのICE」
先日、フランスが受託したような報道がなされましたが、正式にはまだどことも決まっていないようです。

YAHOO! NEWS海外トピックス 「中国新幹線」 

外国への高速鉄道輸出については、フランスのTGVの実績が多く、スペインやこの春開業する韓国新幹線「TGV」に使われるほか、アメリカの高速列車「アセラ・エクスプレス」もスタイルや構造が大きく変わっているものの、TGVの技術を使っています。
その他にも、英仏海峡を越える「ユーロスター」や、欧州の国際特急「タリス」もTGV系です。

ドイツのICEは、アメリカへ試験的に持ち込み、営業運転まで行なったものの導入には至らず、まだ輸出実績はありません。(デモで韓国で車両展示を行なったこともありました)

そして、わが国の新幹線は、「台湾新幹線」で採用が決まり、先日車両も完成。日本の新幹線の海外輸出第一号となりました。

「日本の新幹線」と「フランスのTGV」「ドイツのICE」には、それぞれ特徴があります。

「日本の新幹線」→「電車」
「フランスのTGV」→「機関車」
「ドイツのICE」→「機関車」と「電車」両方あり

「電車」タイプの車両は、日本のように都市が近距離に分布し、停車駅が多くなる場合に、加速・減速でその優位性を発揮できます。
「機関車」タイプの車両は、どうしても加速・減速に弱く、停車駅の多いパターンには向かず、目的地までノンストップタイプに適しているものでないでしょうか?

中国は、日本と同じように都市が比較的近距離に分布していると理解してます。
ぜひ「台湾」に続き「中国」でも、新幹線が採用されないかと、期待&応援をしています。

外国への車両輸出については、また別の機会で記事にしてみたいと思います。

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